きみと、波にのれたら(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『きみと、波にのれたら』とは湯浅政明が監督を務め、2019年に公開されたラブロマンスアニメ映画。サーフィンが大好きな向水ひな子は、マンションで起こった火事をきっかけに消防士の雛罌粟港(ひなげしみなと)と知り合い、恋に落ちる。デートを重ね楽しく過ごす二人だったが、ある日港は海で溺れた人を助けようとして命を落としてしまう。海が見られなくなり、落ち込んだ日々を送るひな子だったが、ひな子が二人の思い出の歌を口ずさむと水の中から突然港が現れた。
茅ケ崎カフェのおばあさん
CV:井上カオリ
港とひな子のお気に入りのカフェで働くおばあさん。コーヒーにこだわっているカフェ。このカフェで修行していた人がやっているカフェが千葉にある。
茅ケ崎カフェのおじいさん
CV:本多新也
港とひな子のお気に入りのカフェで働くおじいさん。コーヒーにこだわっているカフェ。このカフェで修行していた人がやっているカフェが千葉にある。
『きみと、波にのれたら』の用語
Brand New Story
港とひな子の思い出の曲。港の死後、この曲をひな子が口ずさむと水の中から港が現れた。実は幼い頃、溺れる港をひな子が助けた際浜辺で流れていた曲。主題歌として「GENERATIONS from EXILE TRIBE」が歌っているオリジナルソング。
エアリバース
サーフィンの技の1つ。スピードに乗ったライディングから空中へ飛び出し、岸川に回転して着水する華やかなテクニック。雪の降った後にエアリバースを決めると願いが叶う伝説があるらしい。
ヒョウモンダコ
体長10センチ程度の小さなタコ。唾液にフグと同じ猛毒「テトロドトキシン」が含まれており、咬まれると吐き気を催したり、呼吸困難に陥ったりする恐れがある。洋子の毒を吐き出すような口の悪さと、怒った時に唇をタコのように突き出す仕草から、港は洋子のことを「ヒョウモンダコ」と呼んでいる。
『きみと、波にのれたら』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
雛罌粟港「僕の願いはひなこが自分の波に乗れること。それから、ずっとずっとひなこのそばにいられること」
劇中何度も出てくる港の「ひな子に波に乗って欲しい」という言葉。将来のことや目の前のことを決めることが苦手なひな子に、港は「自分の進むべき道」を見つけて欲しいと願っていた。港は死の直前、ひな子に向けて「僕の願いはひなこが自分の波に乗れること。それから、ずっとずっとひなこのそばにいられること」というメッセージをスマートフォンに残している。そして港は自分の死後、「ひな子に自分の死を乗り越えて、前に進んで欲しい」とも願っている。
雛罌粟洋子「兄ちゃんみたいになる必要はないんだよ。山葵は山葵らしく頑張ればいいんだよ!」
港のような立派な消防士になれないと落ち込む山葵に洋子は「兄ちゃんみたいになる必要はないんだよ。山葵は山葵らしく頑張ればいいんだよ!」と激励した。実はこれは洋子が不登校の中、お兄ちゃんと違ってこの子は…という洋子の母親に対し、山葵は「洋子ちゃんは洋子ちゃんでいいんですよ」と笑顔で言った。出来の良い兄と比べられ荒んでいた洋子は、ありのままの自分でいいんだと思えるようになり、そして学校へも行けるようになった。洋子は山葵の言葉で救われ、そしてその頃から恋心を抱いている。
ビルの屋上からサーフィンする港とひな子と洋子
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目次 - Contents
- 『きみと、波にのれたら』の概要
- 『きみと、波にのれたら』のあらすじ・ストーリー
- 火事の中の出会い
- 突然の港の死
- 戻ってきた港
- 幼い頃の記憶
- 港の最期の力
- 『きみと、波にのれたら』の登場人物・キャラクター
- 雛罌粟家
- 雛罌粟 港(ひなげし みなと)
- 雛罌粟 洋子(ひなげし ようこ)
- 向水家
- 向水 ひな子(むかいみず ひなこ)
- ひな子の母
- 消防士
- 川村 山葵(かわむら わさび)
- 小隊長
- 中隊長
- 大隊長
- その他
- 順子
- 愛
- 茅ケ崎カフェのおばあさん
- 茅ケ崎カフェのおじいさん
- 『きみと、波にのれたら』の用語
- Brand New Story
- エアリバース
- ヒョウモンダコ
- 『きみと、波にのれたら』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 雛罌粟港「僕の願いはひなこが自分の波に乗れること。それから、ずっとずっとひなこのそばにいられること」
- 雛罌粟洋子「兄ちゃんみたいになる必要はないんだよ。山葵は山葵らしく頑張ればいいんだよ!」
- ビルの屋上からサーフィンする港とひな子と洋子
- 『きみと、波にのれたら』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 名前に込められた意味
- 聖地巡礼ができる多数のロケ地
- 『きみと、波にのれたら』の主題歌
- 主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE「Brand New Story」