かげきしょうじょ!!(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『かげきしょうじょ!!』とは、『メロディ』の斉木久美子による少女漫画および、アニメ作品。宝塚音楽学校及び宝塚歌劇団をモデルにしている。この漫画の主人公であるさらさと愛は紅華歌劇音楽学校に入学し、そこで演劇やバレエ、歌などを学ぶ。それら歌劇に必要なことを学び、身に付けながらお互いに、またクラスメートたちと切磋琢磨していく。
AKB48がモデルの国民的アイドルグループ。愛が音楽学校に入学する前に所属していた。イベントの握手会は音楽学校に所属する前の野島聖が推しとの握手のために足蹴よく通っていた。センターの小園桃は愛の母親と映画で共演している。
『オルフェウスとエウリュディケ』
ギリシャ神話を元にした高木先生が脚本を書いた紅華オリジナルの作品。1940年代のニューヨークを舞台にマフィアのオルフェウスが最愛の妻エウデュリケを生き返らせるために黄泉の国へと旅立ち、試練に立ち向かっていく話。
『かげきしょうじょ!!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
渡辺さらさ「さらさはオスカル様になります」
さらさの口癖のように言っている台詞。亡くなった紅華好きの祖母と幼いころに紅華歌劇団のベルサイユのばらごっこをしたことがきっかけでその夢をもつようになる。
杉本紗和「失敗することを恐れていると、必ず失敗する」
文化祭のオーディションで愛の演技を見て自信をなくした彩子に紗和が掛けた言葉。この言葉を聞いて、彩子は自分の武器である歌を堂々と歌うことが出来、ジュリエットを射止めることができた。
渡辺さらさ「なれないなんて断言されると、気が弱くなっちゃうじゃないですか。なれないは、さらさにとって呪いの言葉ですよ」
ロミオとジュリエットの実技指導の際、里美星の演技を完全コピーしてきたさらさに安道が言ったことば。昔歌舞伎の助六になれないと日本舞踊の先生に言われたことがきっかけで、絶対なれないと言う言葉に反応してしまう。
奈良田愛「もう花道を歩けなくても、私たちには銀橋があるよ」
歌舞伎の舞台を見た後に、愛に助六になりたかったことを話したさらさ。いつもよりセンチメンタルな雰囲気のさらさを励まそうと愛が言った言葉。今まで人との関わりに悩んできた愛が友達のために一生懸命掛ける言葉を考える。
奈良田愛「お客様が何を見ているのか、何を見たいのか。まず、それを意識しなくちゃいけないんだなって」
ティボルトの役作りに悩むさらさに、自身のJPX48での舞台経験を生かしたアドバイスを送る。これをきっかけにさらさはティボルトという役をつかんでいく。
星野薫「私は比べられたって気にしない。誰と血が繋がっていようが、私は私だから」
紅華歌劇音学学校になかなか合格できなかった薫。人気娘役だった自分の祖母や母に似ていないことやなかなか合格できないことに焦りや負い目を感じていたときに、絶対紅華に入るんだと放った言葉。
星野薫「彩子の家はパン屋よ。つまりあなた達はイースト菌に負けたのよ」
ロミオとジュリエットのオーディションでジュリエット役に選ばれた彩子がクラスメイトに「こねじゃないの?」と陰口を言われていた時に彩子を庇うように言った言葉。この言葉の後に2人で抱き合って彩子がジュリエット役に決まったことを喜び合っている。
沢田千夏「私達、今まで喧嘩したことなくて、お互い何を考えているのか、言わなくても分かり合えてると思っていたけど、そう思い込んでいただけかもしれない。私たちは思っていたよりも早く、分かれ道にたどり着いたんだ」
常に2人一緒だった千夏と千秋が初めて喧嘩し、仲直りしたときに千夏が思っていたこと。「双子は舞台では本物の双子ひゃなくても作れるから団員になったときには別の組に所属されるだろう」と言う野原ミレイの言葉もこう考えるきっかけになった。
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目次 - Contents
- 『かげきしょうじょ!!』の概要
- 『かげきしょうじょ!!』のあらすじ・ストーリー
- さらさと愛の出会い
- ロミオとジュリエット実技授業
- 紅華大運動会開幕
- ロミオとジュリエット文化祭オーディション
- 文化祭当日
- 『オルフェウスとエウリュディケ』実技指導
- 『かげきしょうじょ!!』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 渡辺さらさ(わたなべさらさ)
- 奈良田愛(ならたあい)
- 紅華音楽学校予科生
- 杉本紗和(すぎもとさわ)
- 星野薫(ほしのかおる)
- 沢田千夏(さわだちか)
- 沢田千秋(さわだちあき)
- 山田彩子(やまだあやこ)
- 城田美波(しろた みなみ)
- 浜田麻美(はまだ あさみ)
- 増田恵(ますだ めぐみ)
- 紅華音楽学校本科生
- 中山リサ(なかやまリサ)
- 野島聖(のじまひじり)
- 竹井朋美(たけい ともみ)
- 早川陽菜乃(はやかわ ひなの)
- 紅華音楽学校101期生
- 伊賀エレナ(いが エレナ)
- 澄栖杏(すみす あん)
- 歌舞伎白川家の人々
- 白川暁也(しらかわあきや)
- 白川惶三郎(しらかわこうざぶろう)
- 白川歌鴎(しらかわかおう)
- 丁嵐幸恵(あたらし ゆきえ)
- 丁嵐志織(あたらし しおり)
- 紅華音楽学校講師陣
- 安道守(あんどうまもる)
- 奈良田太一(ならたたいち)
- 小野寺保(おのでら たもつ)
- 橘直美(たちばな なおみ)
- 高木一夫(たかぎかずお)
- 紅華歌劇団
- 里美星(さとみせい)
- 城花るり(しろはな るり)
- 朝比奈琉(あさひな りゅう)
- 椎名玲央(しいな れお)
- 美月圭人(みつき けいと)
- 一条明羽(いちじょう あきは)
- 野原ミレイ(のはら ミレイ)
- 家族・その他
- 渡辺健(わたなべ けん)
- 辻陸斗(つじ りくと)
- 悠太(ゆうた)
- 渡辺美代子(わたなべ みよこ)
- 奈良田君子(ならた きみこ)
- 北大路幹也(きたおおじ みきや)
- 小園桃(こぞの もも)
- 『かげきしょうじょ!!』の用語
- 紅華歌劇音楽学校
- 紅華歌劇団
- 春組
- 夏組
- 秋組
- 冬組
- 専科
- JPX48
- 『オルフェウスとエウリュディケ』
- 『かげきしょうじょ!!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 渡辺さらさ「さらさはオスカル様になります」
- 杉本紗和「失敗することを恐れていると、必ず失敗する」
- 渡辺さらさ「なれないなんて断言されると、気が弱くなっちゃうじゃないですか。なれないは、さらさにとって呪いの言葉ですよ」
- 奈良田愛「もう花道を歩けなくても、私たちには銀橋があるよ」
- 奈良田愛「お客様が何を見ているのか、何を見たいのか。まず、それを意識しなくちゃいけないんだなって」
- 星野薫「私は比べられたって気にしない。誰と血が繋がっていようが、私は私だから」
- 星野薫「彩子の家はパン屋よ。つまりあなた達はイースト菌に負けたのよ」
- 沢田千夏「私達、今まで喧嘩したことなくて、お互い何を考えているのか、言わなくても分かり合えてると思っていたけど、そう思い込んでいただけかもしれない。私たちは思っていたよりも早く、分かれ道にたどり着いたんだ」
- 安道守「創立100年目の100期生ですから、先生方も冒険してみちゃいかがですかね」
- 中山リサ「もう逃げられないんだからね。最後まで責任もって遂行しなさい」
- 白川暁也「目指すものが分かっているなら進むだけだよ」
- 白川暁也「星が地上に落ちることは許さない」
- 白川歌鴎「芝居に遊びがあっても、遊びの芝居なんてないのさ。いつだって本気さ」
- 『かげきしょうじょ!!』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 里美星の声優・七海ひろきは宝塚の元男役スター
- 昔、歌舞伎は女の人も出演していた
- 『かげきしょうじょ!!』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング)saji「星のオーケストラ」
- ED(エンディング):渡辺さらさ(千本木彩花)と奈良田愛(花守ゆみり)「星の旅人」
- ED(エンディング):星野薫(大地葉)「薔薇と私」(第8話)
- ED(エンディング):沢田千夏(松田利冴)と沢田千秋(松田颯水)「薔薇と私」(第9話)
- ED(エンディング):杉本紗和(上坂すみれ)と山田彩子(佐々木李子)「シナヤカナミライ」(第10話、第12話)
- 挿入歌:奈良田愛(花守みゆり)と小園桃(逢田梨香子)「ごめんねLove」
- 挿入歌:山田彩子(佐々木李子)「My Sunset」
- 挿入歌:星野薫(大地葉)「桜吹雪舞う中に」
- 挿入歌:山田彩子(佐々木李子)「試練の時」