かげきしょうじょ!!(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『かげきしょうじょ!!』とは、『メロディ』の斉木久美子による少女漫画および、アニメ作品。宝塚音楽学校及び宝塚歌劇団をモデルにしている。この漫画の主人公であるさらさと愛は紅華歌劇音楽学校に入学し、そこで演劇やバレエ、歌などを学ぶ。それら歌劇に必要なことを学び、身に付けながらお互いに、またクラスメートたちと切磋琢磨していく。
杉本紗和(すぎもとさわ)
CV:上坂すみれ
予科生の委員長であり、入試ではトップで合格した優等生。東京の実家がバレエスクールであるため、幼い頃からバレエに親しんでおり、コンクールで何度も入賞を果たす実力者である。バレエの実力者だが、かなりの紅華オタクで紅華歌劇団のスターを見る度に鼻血を出しそうになっている場面も。性格は真面目でリーダーシップがあり時々さらさに注意している場面もあるが、本人はこの優等生気質があまり好きではないと言っている。文化祭の余興ロミオとジュリエットの寸劇では、さらさと同じティボルト役を志願。そこでさらさと同じくらいの表と評価をもらうが、声楽の先生にさらさの方が萌えると言われ、落選。『オルフェウスとエウリュディケ』の実技指導では4人1組で組む際にさらさの暴走にどれだけ対応できるか試したいという理由でさらさと組むことになった。
星野薫(ほしのかおる)
CV:大地葉
祖母、母と続けて紅華に入ったサラブレッド。祖母、母共に娘役として活躍したが、自分は身長に恵まれたからと男役を志望している。よく祖母と似てないと言われていて、「私は比べられたって気にしない。誰と血が繋がっていようが、私は私だから」と祖母と比べられることを気にしており、サラブレッドと言われているすが、紅華には受験資格年齢ギリギリの18歳で合格した苦労人。予科生で1番プロ意識が高く、よくさらさや愛に注意する場面も。更に努力家で自分にも他人にも厳しい面があり、つい言葉がキツくなってしまう。しかし中傷に悩んでいた彩子を「彩子の家はパン屋よ。つまりあなた達はイースト菌に負けたのよ」と言って助けたり、オーディションに受かった友達と涙を流して喜んだりする仲間思いの場面も見られる。予科生の夏休み中に長かった髪の毛を短く切り、決意を新たに一層努力を重ねている。
沢田千夏(さわだちか)
CV:松田利冴
双子姉妹の姉でさらさたちの同級生。双子の千秋と同室で一緒にいることが多い。本来は1年前に紅華に合格していたが、妹の千秋が落ちたため一旦合格を取り止め、翌年妹とともに受け直した経歴を持っている。演技指導の際にロミオとジュリエットのジュリエットに憧れていたが、愛にジュリエット役を譲る。しかし、妹の千秋がジュリエット役を演じることに嫉妬してしまい、そこから姉妹喧嘩が始まった。その時はさらさ・愛と部屋のペアを交換するが、すぐに仲直りすることができ、部屋を元に戻すことができた。仲直り後に「私達、今まで喧嘩したことなくて、お互い何を考えているのか、言わなくても分かり合えてると思っていたけど、そう思い込んでいただけかもしれない。私たちは思っていたよりも早く、分かれ道にたどり着いたんだ」と考える。
沢田千秋(さわだちあき)
CV:松田颯水
双子姉妹の妹で、黒髪ストレートの姉と見分けがつくようハーフツインテールにしている。1年前に姉の千夏が自分のために紅華合格を辞退してくれたことに負い目を感じでいる。姉と同様にロミオとジュリエットのジュリエットが憧れ。オルフェウスとエウデュリケの実技指導ではさらさがおこぼれライトだからという理由でペアを組んだ。演技のためにとさらさが千秋をお姫様扱いすることにうんざりし、疲弊するがさらさの助言により自分なりのエウデュリケを演じることができた。しかし、最終的にはさらさの暴走に巻き込まれてしまう。
山田彩子(やまだあやこ)
CV:佐々木李子
優しく、おっとりとした性格の女の子。周りよりも少しぽっちゃりしていることを気にしている。実家はパン屋で、学生時代はよく好きな子に実家のパンの余りをお裾分けしていた。成績はさらさと最下位争いをするほどだが、予科生イチの歌姫と呼ばれるほど歌が上手であり、皆そのことを話している。文化祭の余興ロミオとジュリエットのオーディションではジュリエット役を希望。愛の演じるジュリエットを見て自信を無くすが、紗和から「失敗することを恐れていると、必ず失敗する」と慰められ、奮起し見事ジュリエット役を射止めた。その時も素晴らしい歌声で先生のみならず、周りにいた予科生も魅了した。
城田美波(しろた みなみ)
予科副委員長。文化祭のオーディションでロミオ役を勝ち取った。
浜田麻美(はまだ あさみ)
文化祭のオーディションでジュリエットの乳母役を勝ち取った。
増田恵(ますだ めぐみ)
通称:マッスー。明るい性格。野島聖が紅華に入学するまで同じ高校に通っていたことがあり、聖のことをすごく可愛い先輩だったと言っていた。
紅華音楽学校本科生
中山リサ(なかやまリサ)
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目次 - Contents
- 『かげきしょうじょ!!』の概要
- 『かげきしょうじょ!!』のあらすじ・ストーリー
- さらさと愛の出会い
- ロミオとジュリエット実技授業
- 紅華大運動会開幕
- ロミオとジュリエット文化祭オーディション
- 文化祭当日
- 『オルフェウスとエウリュディケ』実技指導
- 『かげきしょうじょ!!』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 渡辺さらさ(わたなべさらさ)
- 奈良田愛(ならたあい)
- 紅華音楽学校予科生
- 杉本紗和(すぎもとさわ)
- 星野薫(ほしのかおる)
- 沢田千夏(さわだちか)
- 沢田千秋(さわだちあき)
- 山田彩子(やまだあやこ)
- 城田美波(しろた みなみ)
- 浜田麻美(はまだ あさみ)
- 増田恵(ますだ めぐみ)
- 紅華音楽学校本科生
- 中山リサ(なかやまリサ)
- 野島聖(のじまひじり)
- 竹井朋美(たけい ともみ)
- 早川陽菜乃(はやかわ ひなの)
- 紅華音楽学校101期生
- 伊賀エレナ(いが エレナ)
- 澄栖杏(すみす あん)
- 歌舞伎白川家の人々
- 白川暁也(しらかわあきや)
- 白川惶三郎(しらかわこうざぶろう)
- 白川歌鴎(しらかわかおう)
- 丁嵐幸恵(あたらし ゆきえ)
- 丁嵐志織(あたらし しおり)
- 紅華音楽学校講師陣
- 安道守(あんどうまもる)
- 奈良田太一(ならたたいち)
- 小野寺保(おのでら たもつ)
- 橘直美(たちばな なおみ)
- 高木一夫(たかぎかずお)
- 紅華歌劇団
- 里美星(さとみせい)
- 城花るり(しろはな るり)
- 朝比奈琉(あさひな りゅう)
- 椎名玲央(しいな れお)
- 美月圭人(みつき けいと)
- 一条明羽(いちじょう あきは)
- 野原ミレイ(のはら ミレイ)
- 家族・その他
- 渡辺健(わたなべ けん)
- 辻陸斗(つじ りくと)
- 悠太(ゆうた)
- 渡辺美代子(わたなべ みよこ)
- 奈良田君子(ならた きみこ)
- 北大路幹也(きたおおじ みきや)
- 小園桃(こぞの もも)
- 『かげきしょうじょ!!』の用語
- 紅華歌劇音楽学校
- 紅華歌劇団
- 春組
- 夏組
- 秋組
- 冬組
- 専科
- JPX48
- 『オルフェウスとエウリュディケ』
- 『かげきしょうじょ!!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 渡辺さらさ「さらさはオスカル様になります」
- 杉本紗和「失敗することを恐れていると、必ず失敗する」
- 渡辺さらさ「なれないなんて断言されると、気が弱くなっちゃうじゃないですか。なれないは、さらさにとって呪いの言葉ですよ」
- 奈良田愛「もう花道を歩けなくても、私たちには銀橋があるよ」
- 奈良田愛「お客様が何を見ているのか、何を見たいのか。まず、それを意識しなくちゃいけないんだなって」
- 星野薫「私は比べられたって気にしない。誰と血が繋がっていようが、私は私だから」
- 星野薫「彩子の家はパン屋よ。つまりあなた達はイースト菌に負けたのよ」
- 沢田千夏「私達、今まで喧嘩したことなくて、お互い何を考えているのか、言わなくても分かり合えてると思っていたけど、そう思い込んでいただけかもしれない。私たちは思っていたよりも早く、分かれ道にたどり着いたんだ」
- 安道守「創立100年目の100期生ですから、先生方も冒険してみちゃいかがですかね」
- 中山リサ「もう逃げられないんだからね。最後まで責任もって遂行しなさい」
- 白川暁也「目指すものが分かっているなら進むだけだよ」
- 白川暁也「星が地上に落ちることは許さない」
- 白川歌鴎「芝居に遊びがあっても、遊びの芝居なんてないのさ。いつだって本気さ」
- 『かげきしょうじょ!!』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 里美星の声優・七海ひろきは宝塚の元男役スター
- 昔、歌舞伎は女の人も出演していた
- 『かげきしょうじょ!!』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング)saji「星のオーケストラ」
- ED(エンディング):渡辺さらさ(千本木彩花)と奈良田愛(花守ゆみり)「星の旅人」
- ED(エンディング):星野薫(大地葉)「薔薇と私」(第8話)
- ED(エンディング):沢田千夏(松田利冴)と沢田千秋(松田颯水)「薔薇と私」(第9話)
- ED(エンディング):杉本紗和(上坂すみれ)と山田彩子(佐々木李子)「シナヤカナミライ」(第10話、第12話)
- 挿入歌:奈良田愛(花守みゆり)と小園桃(逢田梨香子)「ごめんねLove」
- 挿入歌:山田彩子(佐々木李子)「My Sunset」
- 挿入歌:星野薫(大地葉)「桜吹雪舞う中に」
- 挿入歌:山田彩子(佐々木李子)「試練の時」