ソレミテ〜それでも霊が見てみたい〜(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ソレミテ〜それでも霊が見てみたい〜』とは、漫画家小野寺浩二と総合プロデューサー石黒正数が「実際に心霊体験をしたい」という目的の下、様々な心霊スポットを巡る「心霊スポット探訪ガチレポート漫画」である。
『月刊ヤングキングアワーズ』で2012年9月~2015年2月まで連載。
メジャーからマイナーまであらゆる心霊スポットへ赴き心霊体験とその証拠を掴むため東奔西走する、ホラーを取り上げつつも全くホラー要素を感じさせない新感覚な心霊漫画。

ロバート

第1巻の番外編で石黒PがNYコミックコンペンションに招待した企業の社員として登場する。
NY最凶の心霊スポットといわれる「セントマーク教会イン・ザ・バワリ―」へ案内するが、一般開放されており不気味な像が出迎える反面扉を開けるとNYの婦人達がダンスの練習をしているという光景を目の当たりにする。

はやぶさゆか

第12夜霊視体験にてゲスト参戦したホリプロコムのお笑い芸人パシンペロンの一人。ソレミテメンバーの守護霊やオーラの色を霊視し、本人が語っていない体調等を見事言い当てていた。

ちなみに霊感を鍛える方法として「シャンプーしてる時に何か気配感じるときがあるでしょ?それを気のせいにせずに『何かいる!』『絶対いる!』『何を言いたいんだい?』と毎回問いかけるとどんどん実体化して視える」と語っている。

堀一心(ほり いちじん)

『月刊ウララ』の編集部。第15夜旧大内トンネルで逆さまになった墓石のようなものを見てしまった運転手兼案内人。実家はお寺だという。

萩原(はぎわら)

第16夜にゲスト参戦する。この話はソレミテメンバーではなく萩原の視点で語られ、心霊体験をまさに体験している萩原と全くぴんと来ていないソレミテメンバーとの温度差が分かりやすく描かれていた。

萩原いわく、『ソレミテ』のロケは楽しいものと思っていたが想像以上にガチだった、と恐怖を語っている。

中野由紀子(なかの ゆきこ)

第17夜前世療法でゲスト参戦する立川市の「金のうさぎセラピールーム」のヒプノセラピストである。
小野寺と石黒Pの前世の記憶を呼び起こし、石黒Pに関しては「天気が気になる」という悩みを解決させるためメンタルケアのようなものも実施している。

宮原るり(みやはら るり)

第18・19夜でゲスト参戦する漫画家。大の怖がりでロケ中終始ビビっていた。安達がロケを拒否してから怖がり要因がいなくなったソレミテメンバーからは絶賛されるが、本人は彼らとの温度差に苛立ちを感じていた。

M

第18夜で運転手兼案内人として参戦したデザイナー。萩原の友人の弟。「視える人」との事で地元の心霊スポットでいくつか心霊体験を持つ。

マロン

第2巻番外編で登場する石黒Pの従妹。エキセントリックな性格と心霊体験を持つ老舗旅館の娘。「ベッドの隙間から手が出る」「髪の長い女」「亡くなった筈の女中さん」「鎧武者」「小人」「妖精」とバリエーションに富んだ心霊体験を語る。

トン吉(トンきち)

第2巻番外編で登場する石黒Pの弟。石黒Pに「出る」と噂の老舗旅館の留守番を頼まれ石黒Pに「こんなチャンス2度とない」と声をかける。

ウニ

第20夜でゲスト参戦。ソレミテメンバーに「こっくりさんやりませんか」と声をかける。
ウニさん指導の下こっくりさんを実行するが、まさかの失敗に終わる。

鈴木小波(すずき こなみ)

終電を逃し、流れでこっくりさんに参加することになった漫画家。結果は失敗に終わり右肩を痛めていた。

深澤(ふかざわ)

『ヤングコミック』の編集。第22夜から登場、本人より「霊感は無いけど怖がり」とのことでソレミテメンバーから歓迎される。安達が担当していた怖がり要因。
星野に大きなぬいぐるみを持たされて初参加となる。しかし、その後出番はない。

8xmikosi321
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@8xmikosi321

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