聖闘士星矢(セイントセイヤ)のネタバレ解説・考察まとめ

『聖闘士星矢』とは、車田正美によるファンタジーアクション漫画である。1986年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始。地上の愛と正義を守るアテナの元に集まる、守護星座の聖衣(クロス)を身にまとった、聖闘士(セイント)と呼ばれる少年たちの熱い戦いの物語である。星座やギリシャ神話をモチーフにした作風で、日本のみならず、世界中のファンをとりこにした名作。

アンドロメダの瞬(しゅん)

CV:堀川亮、粕谷雄太
アンドロメダ座のブロンズセイントである。
己の中に眠る力を恐れて、己の拳を封印し続けてきた。子供の頃は泣き虫で、セイントになってからも極力相手を傷つけないように振舞う繊細さの持ち主。
そんな心の美しさからハーデスに魅入られ、一時的肉体を乗っ取られてしまうが、アテナの血の加護で復活を果たす。
必殺技は「ローリングデフェンス」、「サンダ-ウェーブ」、「ネビュラストーム」など。
フェニックス座の一輝の弟。
ネビィラチェーンの名手で、己のコスモを気流に変えてネビィラストリームとして動きを封じ、そこから決め技である嵐のようなネビィラストームを放つ。

口癖は「誰も傷つけたく無いのに」。

フェニックスの一輝(いっき)

CV:堀秀行、小西克幸
5人の中でも、最強と謳われる存在感を誇り、他の4人と群れる事を拒みながらも、弟であるアンドロメダの瞬や仲間の窮地に必ず駆けつける、不死身の男である。彼の闘争本能というか、戦意はいつ何時も衰えることなく、不死鳥の如く戦う修羅そのもの。

また彼がまとう、鳳凰座フェニックスの聖衣は歴代でも誰一人まとう者がいなかった聖衣でもあり、また自己修復機能を備えており、これは黄金聖闘士の纏う黄金聖衣にも備わっていないまさに不死身の聖衣である。その聖衣に引けを取らないのが一輝の存在感と実力で数々の強敵に勝利をおさめた。

直接的な攻撃技である鳳翼天翔と相手の脳に作用し、精神を破壊する鳳凰幻魔拳を駆使して戦うのだ。決め台詞は「聖闘士に1度見た技は通用しない」である。
自分をかばって死んでいった、エスメラルダという少女のことをいつも気にかけている。

キグナスの氷河(ひょうが)

白鳥(キグナス)座のブロンズセイントである。極寒のシベリアで修行を積んでセイントとなった。いつも冷静沈着でクール。師は水瓶座アクエリアスのカミュであり、凍気を用いた技を駆使し戦う聖闘士である。

ロシア人とのハーフで母親を水難事故で亡くしている。その母に会うために凍りついた海面を割って極寒の海へともぐっていく。
必殺技は「ダイヤモンドダスト」、「オーロラエクスキューション」、「カリツオー」などがある。

漫画版でもアニメ版でも親しい人たちとの戦いを強いられることが多い。またクールに徹しきれない部分も多かったが、苦難を乗り越えて成長する姿が描かれている。

女神

アテナ

本名・城戸沙織。13年前いて座のゴールドセイントのアイオロスによって命を救われて、グラード財団総帥の城戸光政の手によって育てられてきた女神アテナの化身。
数百年に1度地上の平和が脅かされているときに、人の姿を借りて降臨する。

ゴールドセイント

ライブラの童虎(どうこ)

てんびん座のゴールドセイントで、紫龍の師匠であり、全聖戦の数少ない生き残りでもある。
御年261歳。セイントたちから「老師」と呼ばれて慕われていた。
アテナの仮死の法によって、老化を食い止めて次なる聖戦に供えていた。
冥皇ハーデスとの戦いのときにその効力を発揮して、18歳のときの若さと力を取り戻すのだった。

アリエスのムウ

おひつじ座のゴールドセイントであり、地上でただ1人クロスの修復ができる人物である。強大なテレキネシス(超能力)を持つ。
ムウの師匠はサガの乱で命を落とした、前教皇のシオンである。
サンクチュアリの教皇の不穏な動きににいち早く気づいた人物である。
何かにつけて星矢たちの味方になってくれる。

アイオロス

13年前に教皇に化けたサガに命を狙われているアテナを守り、城戸光政に託した張本人である。
しし座のゴールドセイント・アイオリアの兄。
身は滅んではいてもなお、その小宇宙はアテナや星矢たちを守り、導いてくれる。
ここぞというときに星矢にサジタリアスのクロスを与え、勝利に導くのだった。

『聖闘士星矢』の用語

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