World of Tanks(WoT)のネタバレ解説・考察まとめ
Wargaming.net社より配信されている、史実に登場した戦車などを扱ってプレイする多人数参加型オンラインゲーム。主に1920年~1960年に開発、設計された米国、ソ連、ドイツなどの第二次世界大戦に関わった国々の350種類以上の戦車が登場し、戦車戦を繰り広げ敵戦車の撃破を目標とするオンラインTPS。
2011年よりサービス開始。日本語にも対応しており、PS4やiOSアプリにも展開している。
スポット(発見)
このゲームは、始めに敵戦車が見える範囲であっても、条件を満たさないと画面上で視認することが出来ない仕様になっている。
敵の戦車をマップ場に表示させる(発見する)事をゲームでは『スポット』と表す。 スポットされた戦車は最初に発見されてから、一定時間マップ上で味方に位置が共有される。 また、その車両が動いているかどうかでも見つかりやすさは変わる。軽戦車は動いても見つかりやすさが変わらない特徴がある。
また、見つかりやすいような大柄な車両でも、草むらに隠れたり物陰に隠れたりすることで視界内でも発見を逃れることが可能になる。
その味方の目の役割を担うのが『軽戦車』となる。
戦車にはそれぞれ視界という数値が設定されており、車両の種類によって異なるが重戦車は視界が狭く軽戦車は視界が広いという特徴がある。
なので、軽戦車では視認できていても重戦車自身はマップ場では位置を確認できるが、直接視認することが出来ない場合がある。
また、戦車によっては『見つかりにくい戦車』『見つかりやすい戦車』というものがあり、大きく特徴を分けると、車両が大きければ大きいほど見つかりやすい戦車ということになる。 最も見つかりにくい戦車の種類は軽戦車、駆逐戦車である。
隠蔽率(いんぺいりつ)
前述したスポットシステムの中で『見つかりにくい戦車』『見つかりやすい戦車』というものがある。
戦車によってそれは様々で、その数値のことを『隠蔽率(いんぺいりつ)』と表す。 軽戦車以外の車両の隠蔽率は、その行動によって決まる場合がある。
左の数値が射撃をしない場合の数値で、右の数値が発砲した場合の隠蔽率になる。数値が高ければ高いほど見つかりにくい戦車ということになる。
また、マップに点在している茂みや草陰に戦車を隠すと、隠蔽率が上昇したり、装備品次第で底上げをすることも可能になる。
Tier(ティア)
各車両ごとに設定されているランクのようなものだ。
ティアは1から10まであり、殆どの場合は、同じティア同士でマッチングが決定されている。
一部特別な戦車を除き、ティアは自分より2つ上までとしかマッチングしないようになっており、大抵の場合は同ランク同士での戦いになる。
ティアが4の戦車の場合は、ティア6が一番上のマッチングに入るか、ティアが最低2で4が一番上になることもある。
ティアの一番上になることを『トップティア』と言い、上と下が1ずつあるマッチングの場合には『ミドルティア』自分らが一番下の場合は『ティアボトム』となる。
ティア1からティア3は最大でも一つ上としかマッチングしないため、初心者でも入りやすい仕組みになっている。
ティア4以降の車両は2つ上までのマッチングとなる。※
また、フレンドとティアが違う戦車同士でチームを組んだ場合一番ティアが高い車両に沿ってマッチングされてしまう。これを『格差プラトーン』と言う
※ティア4の重戦車は一つ上としかマッチングしない
登場する車両の種類
戦車の分類
このゲームでは、大きく分けて5種類の戦車が存在し、それぞれに役割や特徴が割り当てられ、それを元にマッチングなどが決定される。
軽戦車、中戦車、重戦車、駆逐戦車、自走砲の5種類。 種別ごとに車両の特徴は分けられているが、中には少し変わった役割や性能を持った戦車も存在する
軽戦車(Light Tank)
戦車の種類の中でも小柄で、速度や旋回性に優れた戦車。 他の車両に比べて設定された視界が広くなっている。
ただし、装甲値や体力が他の車両に比べて低く戦闘に向いていないので、文字通り味方の目になる車両である。
車両も小柄で隠れやすく、草むらに隠れたまま偵察を行う『置き偵察』、 移動しながらでも隠蔽率が変わらない特徴を活かし『走り偵察』などが可能。
また、ティア3以前の軽戦車は速度、視界、攻撃力ともに似たり寄ったりで、ティア4から戦車の特徴や車両の役割が差別化されてくる。
軽戦車=Light Tankなので、LTと略称される
中戦車(Medium Tank)
軽戦車の機動性と重戦車の装甲、攻撃性の間を取った最もスタンダードな性能を持つ『中戦車』
それぞれの国の車両によっては大きく性能が異なる場合があるので、一概に中戦車とは語れない存在である。
尖った性能がなく使い易いが、器用貧乏な一面もあるようだ。
中戦車=Medium TankなのでMTと略称される
重戦車(Heavy Tank)
他の車両に追随を許さない体力と装甲値を持っており、大火力の主砲を搭載出来るのが特徴。ただし、他の車両に比べて視界が狭く、機動力に乏しい。
戦場の主役になることが多く、それのサポートを行うのが中戦車や軽戦車、その他車両の役目となる。
正面装甲はとても厚く同じ重戦車でも歯が立たない場合があるが、側面や背面は装甲が薄くなっているので、機動力を活かして中戦車や軽戦車でも対抗が出来る。
重戦車=Heavy TankなのでHTと略称される
駆逐戦車(Tank Destroyer)
車両の中でも一部重戦車より大火力の攻撃性を持った『駆逐戦車』。
軽戦車と並んで見つかりにくい戦車であり、視界も広い戦車が多い。 機動力こそないが、その大火力と見つかりにくさで後方から一方的な攻撃も可能な戦車である。
駆逐戦車は一部を除き、砲塔が存在しないので車体自体を動かして敵を狙う事しか出来ない。 その代わりに、正面の装甲は重戦車にも勝る防御力を誇る。
このゲームは敵車両をスポットすることで始めて攻撃が可能になるので、後方にいる駆逐戦車ほど恐ろしいものはなく、後半戦になるに連れて脅威さが増してくる。
駆逐戦車=Tank DestroyerなのでTDと略称される
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目次 - Contents
- 『World of Tanks』の概要
- ゲームモード
- ランダム戦
- 通常戦
- 遭遇戦
- 強襲戦
- グランドバトル
- 『World of Tanks』のゲームシステム
- 戦車について
- 主砲について
- 口径
- 射撃速度
- 平均貫通力
- 弾種
- 平均ダメージ
- 100mでの着弾分布
- 照準時間
- 重量
- 装甲
- 弾を装甲で弾く
- スポット(発見)
- 隠蔽率(いんぺいりつ)
- Tier(ティア)
- 登場する車両の種類
- 戦車の分類
- 軽戦車(Light Tank)
- 中戦車(Medium Tank)
- 重戦車(Heavy Tank)
- 駆逐戦車(Tank Destroyer)
- 自走砲(Self Propelled Artillery)
- 登場する国家
- アメリカ
- イギリス
- ロシア(旧ソ連)
- ドイツ
- フランス
- 中国
- 日本
- チェコスロバキア
- スウェーデン
- ポーランド
- 『World of Tanks』のアイテム
- 手動使用のアイテム(一部は戦闘中に自動使用)
- 修理キット
- 救急キット
- 消火器、自動消火装置
- 速度制限装置の解除
- 戦闘開始時に自動使用されるアイテム
- 100オクタン・ガソリン、105オクタン・ガソリン
- レンドリース・オイル、高級オイル
- 乗員能力向上(飲食物)
- 搭乗員
- 車長(しゃちょう)
- 操縦手(そうじゅうしゅ)
- 無線手(むせんしゅ)
- 砲手(ほうしゅ)
- 装填手(そうてんしゅ)
- 『World of Tanks』の用語
- WG
- WoT
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- SPG, Arty
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