World of Tanks(WoT)のネタバレ解説・考察まとめ

Wargaming.net社より配信されている、史実に登場した戦車などを扱ってプレイする多人数参加型オンラインゲーム。主に1920年~1960年に開発、設計された米国、ソ連、ドイツなどの第二次世界大戦に関わった国々の350種類以上の戦車が登場し、戦車戦を繰り広げ敵戦車の撃破を目標とするオンラインTPS。
2011年よりサービス開始。日本語にも対応しており、PS4やiOSアプリにも展開している。

口径

主砲の正面から見た銃口の直径の大きさ。 口径によって主砲の大体の威力が決まる。
全てミリメートル(mm)単位になっているが、イギリスのみポンド法を採用しているためか、ポンド(pdr)で表記されている事が多い。

射撃速度

一分間に最大で発射できる回数の目安。 スキルや搭乗員の習熟度によって変化する場合がある。
口径が大きくなるほど射撃速度(装填する速度)が遅くなる傾向にある。

平均貫通力

その主砲で発射できる弾種による貫通力の違い。
これらは平均的な数値であり、稀に数値以上または数値以下の貫通力が出る場合がある。

弾種

AP(徹甲弾)、APCR(硬芯徹甲弾)、HE(榴弾)、HEAT(徹甲榴弾)、AP(強化AP弾)※アイコンは同一

主砲によって発射できる弾種は全てで5種類ある。 戦車には3種類までの弾種が搭載されている。
AP(徹甲弾):最も基本的な弾で、敵の装甲を貫通するために使用する標準的な弾。
HE(榴弾):敵の歩兵を攻撃するために着弾すると爆発する弾薬。貫通力は低いがダメージが大きく、爆風が存在する。
APCR(硬芯徹甲弾):金弾と俗称されており、APやHE弾よりクレジット価格が高い。AP弾より格段に貫通力が高い弾薬。
HEAT(徹甲榴弾):AP弾の貫通力を持ち合わせた榴弾で、APCR同様金弾扱い。
強化AP(強化徹甲弾):一部戦車にAPCRに変わり搭載されている弾薬で、実質APCRの下位互換。主砲によってはこちらしかない場合がある。APCR同様金弾。

平均ダメージ

戦車に搭載される3種の弾薬のそれぞれ平均ダメージ。 貫通力同様、上振れしたり下振れする事もある。
この主砲の場合は、AP/APCR/HEとなっている。

100mでの着弾分布

主砲の命中精度の目安で、低ければ低いほど良い。
0.45の場合は、100mの距離から目標を狙った場合、照準した場所から最大で4.5m逸れる場合があると言う意味になる。
距離が開けば開くほど、その差は大きくなる。

照準時間

中央の緑の点線の円が収束サークルだ。

このゲームの照準方法というのが、画面中央に表示されるレティクルに追従する『照準サークル』を目安にして行う。
そのサークルが最大まで拡散してから、完全に収束しきるまでの時間が『照準時間』となる
このサークルは発砲直後や移動時、照準を動かすなどすると拡散してしまい、動かさないでいると自動で収束するようになる。
発射する弾はこのサークル内のどこかに飛んでいくという事になる。また、砲手の習熟度によっても精度は大きく変わってくるようだ。

重量

戦車の履帯には最大積載量が設定されており、その制限を超えて装備品を積んだりすることが不可能になる。
履帯以外のパーツ全てに重量が設定されており、履帯を開発したり追加の装備品を購入することで積載量は強化される。 積載量強化が不要な場合もある。

装甲

各戦車には装甲が施されており、その装甲厚以下の貫通力の弾丸は全て無効化する。
左から正面/側面/背面の装甲配置になっている。
設定された装甲厚は真正面から弾丸を受けた場合の実質装甲厚で、弾丸の『入射角』によっては弾が弾かれてしまうことがある※後述参照

弾を装甲で弾く

戦車ならではのシステムであり、重要な要素と言っても過言ではないシステムだ。
戦車には各部に装甲が施されており、これは鉄板の厚みの事を指す。戦車によって装甲厚は変わるが、重戦車が重装甲である事が殆どだ。

画像で使用されている戦車は上から見ると真四角の戦車だ。
例えばこの戦車の正面の装甲厚が100mmだったとする。 この場合にほぼ直角の角度で貫通力が100mm以上の弾丸に貫通されてしまうことになる。
しかし、画像右のように戦車を正面に対して傾けることで、発射した弾丸の『入射角』を変え、実質100mm以上の装甲厚を確保することが可能になる。
これは実際に戦時中のドイツでも利用されていた方法で、戦車の角を12時の方向に向けることからゲーム内では『昼飯』の角度と呼ばれている。

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