BLAZBLUE(ブレイブルー)のネタバレ解説・考察まとめ

アークシステムワークス制作の対戦格闘ゲームシリーズのひとつ。同社の開発した対戦格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズの流れを組むと共に対戦格闘ゲームは勿論、エンターテインメントとしてのさらなるスペックとクオリティの高みを実現しており、アークシステムワークスを代表する作品のひとつとして有名となっている。

カカ族

カグツチに住む、猫を彷彿とさせる外見が特徴的な種族。元々は六英雄のひとりで、猫の獣人である獣兵衛をベースにする形で人工的に作り出された生物兵器であり、100体で一つの群れを形成する群体兵器とされている。

オスの出生率が極めて低く、基本的にはメスだけで構成されており、100体から1体でも欠ければ分裂による無性生殖で欠員を補充することができる。また、旅に出たり戦いに赴いて、行方不明になったり死んだりするなどの理由で帰ってこなくなった場合も「欠けた」という扱いになり、自動的に無性生殖で欠員が補充される。そのため、村を出て旅に出たカカ族がいたとしても、そのまま旅に出続けて村へは帰ってこないことが多い。
また、人間や他の生物とは違って魔素に対する強い耐性があり、元々はカグツチが建てられた山の麓に住み着いていた。

咎追い

統制機構が賞金首として認定した犯罪者などの危険人物を捕縛・撃退し、その報酬として金品を受け取る者たちの総称で、一般的に言う「賞金稼ぎ」。

これといった資格や免許、試験があるわけではなく、素質と気概さえあれば誰にでもなれる自由業だが、危険人物の捕縛や撃退となればその分のリスクはあり、命を落とす可能性も高い。しかしその分の報酬が得られる期待もあるため、カルルやバングのような腕利きが名を連ねている。
ちなみに統制機構が定めた協定として、あくまで雇われ者として地位や身分は統制機構よりも低く、その賞金首の情報を持っているならば一切を隠さずに提供しなければならないものとなっている。そして、統制機構への叛逆や敵対を考慮してのことか、咎追い同士で組織を形成してはならないという協定も存在している。

家庭用の特長

オンライン対戦

PlayStation NetworkまたはXbox Liveを利用したオンラインのネットワークで、世界中のプレイヤーと対戦することができる。
「CS」以降は対戦相手の受付中に、待ち時間を潰すことを目的としてアーケードモードやトレーニングモードをプレイすることが可能になり、さらにアーケードモードに至っては、アーケード版でプレイしている時のような乱入待ちを自宅で体験することができる。

そして「CP」以降では大勢のプレイヤーとの対戦受付をする目的としてオンラインロビー要素が解放され、最大64人とかなりの規模のオンライン対戦を楽しむことができるようになった。

ストーリーモード

会話パートでストーリーを読み進め、格闘ゲームパートを戦闘シーンとして進行するアドベンチャー形式のゲームモードで、アーケード版で見ることのできなかったシナリオを楽しむことができる。

「CT」と「CS」では主人公のラグナ、ジン、ノエルも含めて各キャラごとに内容が異なるストーリーが用意されており、選択したキャラを主役としたそのストーリーを読み進めていくことになる。そして、全キャラをクリアする、もしくは指定されたキャラのストーリーの達成度を100%にするなどの特定条件を満たすと次回作へつながる最終章的シナリオ「トゥルーエンド」が解放され、このシナリオにおいては複数の操作キャラを使い、ボスとして性能が強化されたキャラと戦うことになる。

「CP」では「六英雄編」「クロノファンタズマ編」「第七機関編」と三つのメインシナリオを進め、「CPEX」ではカグラ、ココノエ、バレットの3人を中心とした、CP本編につながる追加ストーリー「EXTEND STORY」を追加している。
そして「CF」では全部で12ものエピソードが存在し、その一つ一つのエピソードに収録された合計100以上を誇るチャプターにはそれぞれ主役となるキャラが設定されており、その主役のキャラを中心としたストーリー展開を楽しみながら、アーケード版では見られなかったブレイブルーの最終章を読み進めていく。
また、「CP」までのストーリーもプロローグ部分にダイジェスト版で収録されているので、「CF」でブレイブルーを始めて体験する人もこのダイジェストでこれまでのあらすじを知ることができる。

教えて!ライチ先生

「CT」から導入された、ライチを主役、タオカカを準主役とした寸劇風のミニストーリー。
可愛くデフォルメされたライチとタオカカの二人をメインに、ブレイブルーの世界観設定を解説していくのが主な内容となっていて、その他にも同じくデフォルメされたラグナやジンといったキャラも登場して、解説に参加する。

「CP」ではグランドリニューアルとして、「CP」のストーリーモードで新たに登場した世界観設定の解説だけでなく「CT」での復習編も入っている。そして、カグラやバレットなどCPでの新キャラもデフォルメされて登場するなどボリュームが上がり、タオカカの他にプラチナが準主役として加わった。

たすけて!ココノエ博士

「CS」のみ導入された、ココノエを主役とした寸劇風のミニストーリー。
ストーリーモードにおいて操作キャラが、クリアとなるトゥルーエンドと後項のギャグルートでもなく、その操作キャラにとって最悪の結末として終わる「バッドエンド」に辿り着いた場合に挿入される。

「教えて!ライチ先生」と同じように、可愛くデフォルメされたココノエがそのバッドエンドに辿り着いた操作キャラにクリアへ向かうためにヒントを伝授してもらうのが主な内容となっている。

ギャグルート

Take-Re4
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