斉藤和義(せっちゃん)の徹底解説まとめ

斉藤和義(さいとうかずよし)とは、1966年6月22日生まれの日本を代表するシンガーソングライター。181cmの高身長や飄々とした佇まいから滲み出る色気が、彼の生き方やロックンロールなサウンドをさらに惹き立てている。2017年でデビュー24周年。原発ソングを歌った事でさらにスポットを浴びた時期もあった。

2000年3月23日発売。斎藤和義通算7枚目のアルバム。
前作まで所属していたファンハウスからビクターエンタテインメントへ移籍後の第一弾となるCD。
レコーディングは東京とNYにて行われた。シングル発売されたCDの中から「アゲハ」が収録されている。
これまでの正統派から少し路線変更したのではないかともいえる作品。

35 STONES

2002年1月17日発売。斎藤和義の通算8枚目のアルバム。
タイトルの由来は当時の斎藤和義の年齢と、妻が胆石で手術をした際に35個の石が出てきたことからきている。
シングル発売されたCDの中から「劇的な瞬間」「ロケット」「月の向こう側」が収録されている。
ロック、ポップ、バラードがバランスよく調和され、歌うたいと呼ばれる斉藤和義の本領が発揮されている一作。

NOWHERE LAND

2003年3月26日発売。斎藤和義通算9枚目のスタジオアルバム。
「Leyona」という日本の女性シンガーソングライターとのデュエットソングである「五秒の再会」が収録されている。シングル発売されたCDの中から、「やわらかな日」「喜びの唄」が収録されている。
ニューヨークでのセッションなど、新しい試みを導入しているが、彼の自然体も映し出されているアルバム。

青春ブルース

2004年4月21日発売。斎藤和義通算10枚目のアルバム。
初回生産版のみ、歌唱映像が収録された「青春ブルース弾き語り」付で販売。洋楽「悲しき街角」のカヴァー曲が収録されており、訳詞家である漣健児が訳をした日本語詞で歌われている。シングル発売されたCDの中から「ぼくらのルール」が収録されている。
アコースティックかつ、メロディアスでブルース要素も感じさせるアルバムとなっている。

俺たちのロックンロール

2006年6月21日発売。
斎藤和義の通算11枚目のアルバム。

初回生産盤のみ、竹中直人による「ハミングバード」のミュージックビデオとレコーディングのメイキング映像が収録されたDVD付。
本作品に収録されている「ため息の理由」は、web版ショートシネマ『min.jam「ため息の理由」』のテーマソングとなった。このドラマに斎藤和義自身も本人役で出演している。シングル発売されたCDの中から「真夜中のプール」「約束の12月」が収録されている。
ロックの真髄がつまった一枚。

I♥ME

2007年10月17日発売。斎藤和義12枚目のアルバム。
このアルバムが歌手デビュー15周年記念作品となる。
彼の力強さと繊細さが融合した最高傑作と言われている。

月が昇れば

2009年9月16日発売。
初回生産盤のみ、歌詞ブックとは別の撮り下ろし写真集が封入。それに加えて、「ウエディングソング」「真夜中のプール」「虹」のロングバージョンほかのPVを収録したDVDが付いている。
また、通常盤の中でも一番初めに生産されたものにのみ、このCDタイトルのツアーへの先行予約要項が掲載されたフライヤーと、先行シングル「COME ON!」と連動したプレゼント応募要項が記載されたフライヤーの2枚が封入されている。
忌野清志郎への追悼歌が収録された、彼への敬意も感じられる一枚。

ARE YOU READY?

2010年10月27日発売。斎藤和義の通算14枚目のアルバム。
先着購入特典として全5色のスペシャルポスターが付属した。資生堂とのCMタイアップ曲でシングル発売もされている「ずっと好きだった」を収録している。
「ずっと好きだった」の良メロが際立つ一作となっている。

45 STONES

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