BLUE GIANT(ブルージャイアント)の登場曲まとめ

『BLUE GIANT』とは、2013年から『ビッグコミックスピリッツ』において連載されている石塚真一による漫画である。ジャズを題材とする本作品は、世界一のサックスプレーヤーを目指す高校生・宮本大が、仙台、東京、ドイツと拠点を移しながら一歩ずつその階段を上っていく様が描かれている。『BLUE GIANT』には、ジョン・コルトレーンの「Moment's Notice」など、ジャズに詳しくなくてもどこかで聴いたことがあるような有名な楽曲が多数登場する。

「チェロキー(Cherokee)」は、原作4巻のライブハウス「バード」でリベンジした際に吹いた楽曲である。この楽曲は、クリフォード・ブラウンとマックス・ローチのアルバムであり、「チェロキー」におけるブラウンのソロはジャズ界で最も高く評価されているソロの一つである。

John Coltrane「Time was」

John Coltrane - Time was

「タイム・ウォズ(Time was)」は、原作5巻にて、大が上京前に父が務める閉店後のスーパーで吹いた曲。

Herbie Hancock「Maiden Voyage」

Herbie Hancock - Maiden Voyage

「処女航海(Maiden Voyage)」は、原作5巻にて屋形船のお兄さんからリクエストされ、はじめてのギャラをもらった曲。この楽曲は、アメリカのジャズ・ミュージシャン、ハービー・ハンコックが1965年に発表した5作目のスタジオ・アルバムである。

McCoy Tyner「Fly With the Wind」

McCoy Tyner - Fly With the Wind - [Fly With the Wind] 1976

「風と共に飛ぼう(Fly With the Wind)」は、原作6巻で大、雪祈、玉田がはじめて3人でセッションした曲。ジャズ・ ピアニスト、 マッコイ・タイナーによる1976年のアルバムで、マイルストーン・レーベルからリリースされた。

Nat King Cole「Avalon」

Nat King Cole Avalon

「アヴァロン(Avalon)」は、原作6巻で飛び入りセッションのソロでロングブレスを試し怒られた楽曲。ナット・キング・コールの楽曲である。

Sonny Rollins「Newk's Fadeaway」

Sonny Rollins - Newk's Fadeaway (1956)

「Newk's Fadeaway」は、原作6巻の「JASS」の初ライブ・初演奏曲である。1953年のソニー・ロリンズ初期の名曲。ジャズが好きな人であれば、一度は聴いたことがある曲だと言えるだろう。

John Coltrane Quartet「Impressions」

John Coltrane Quartet - Impressions.

「インプレッションズ(Impressions)」は、原作7巻でギタリストの川喜多が飛び入りでセッションした曲。この楽曲はジョン・コルトレーンが1963年7月にリリースしたアルバムである。

Tom Waits「Grapefruit Moon」

Tom Waits - Grapefruit Moon

「Grapefruit Moon」は、原作7巻で雪祈がひとりで弾いていた曲。トム・ウェイツの楽曲である。

Blue Mitchel「I'll close my eyes」

Blue Mitchel - I'll close my eyes

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