グランディア(Grandia)のネタバレ解説・考察まとめ

グランディアとは、1997年に発売されたセガサターン用RPGゲーム。その後プレイステーションに移植され、2009年にプレイステーションのアーカイブスでダウンロード可能になった。ゲーム発売から20年経っても名作との呼び声が高い。冒険者に憧れる主人公「ジャスティン」は、作中の文明「古代エンジュール文明」の遺跡で、謎の美少女「リエーテ」に神殿「アレント」を目指すように言われ、冒険へ出る。

東エレンシア大陸

西エレンシア大陸と東エレンシア大陸の間には、人を襲う人魚の住む海域がある。

カフーの里

未開の森の近くにある村。
大きな植物がそれぞれの家になっており、ロープを登って家に入るなどアスレチックのような村。
よそ者を入れてはいけないという掟に縛られて、閉鎖的な雰囲気を持つ。
ラップが住んでいる村。

ジールパドン

モゲ族・アルカダ族・ラフェーヌ族が住んでいる大きな街。
商人のモゲ族は只管お金を稼ぎ、アルカダとラフェーヌは仲が悪い。
しかしガイアに襲われた時にモゲ族がお金を溜めていたのはこういったピンチになった時のための蓄えであり、アルカダとラフェーヌも以降仲良くし始めた。
アレントとは、知識のアレント・知恵のジールパドンという対の場所になっている。

レーヌの村

カフーから比べると少し寒い、雪が積もる村。
レーヌ人は女性は筋肉質で強く家庭的で、男性は大人になると牛になり頭が良い。
ミルダや三賢者(ダーリン、デーリン、ドーリン)が住んでいる。

アレント

エンジュール文明の歴史を保管する空中神殿。
ジールパドンの上空にある。
アレントにはリエーテが1人で住み、歴史を観測している。

小話

食事シーン

もりもり口に頬張っている姿を見ると、プレイしている側までお腹が減ってしまいそう。

グランディアには各所に食事シーンがある。
食事の間は本筋とは関係ない町の歴史やキャラクターの個人的な話を聞くことが出来る。
話がしたい時は選択肢が出るため、聞かないでとっとと食べ終わることも出来る。
食べるシーンがあることで、その土地ごとの食べ物や歴史、キャラクター達の日常会話が聞ける。
本作でも魅力的なシーンの1つである。

ラピジュリアン・レーヌ・ボルボック

レーヌの村で飼われている家畜に「ラピジュリアン・レーヌ・ボルボック」、略してラップという生き物が居る。
レーヌの人々からするとラップと言う名前は家畜であり、家畜がラップと呼ばれなでられているのを見て、人間の方のラップは複雑な顔をする。
その話を聞いた以降、家畜の方のラップを見ると人間のラップはジャステインに茶化されるようになる。

隠しステージ

本筋とは関係ない隠しダンジョンがいくつか存在する。
「戦士の墓場」「夢幻の城」「魔道の塔」の三つ。
しかしクリア後の要素というわけではなく、むしろストーリー最後の方になると行けなくなってしまう場所もある。
クリアしてもしなくてもストーリー進行には影響は無いが、強力な武器が手に入る。
高難易度ステージのため、うっかり知らずにダンジョンに入ってしまうとコテンパンにされてしまう。
とは言っても、隠しダンジョンであるため入り口はかなり分かりづらい。

レーヌの子供達

レーヌ人の男は大人になると牛になる。そして頭が良いのが特徴。
しかし子供の頃は人の形をしており、ある時突然頭が牛になるらしい。
レーヌの町にはそれを象徴する三兄弟がいて、微笑ましく会話しているのだが、ある時突然長男が牛になっている。
話しかけると性格も冷静になっている。
次男と三男は長男の代わりっぷりに驚くが、また少し間を置いてレーヌへ行くと今度は次男が牛になっている。
三男は次は自分の番なのかと恐怖し、大人になれなくなってしまう。
これはストーリー進行ごとに少しずつ変化している小イベントであり、気づかない人も多い。

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@ryuji0418l9

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