グランディア(Grandia)のネタバレ解説・考察まとめ
グランディアとは、1997年に発売されたセガサターン用RPGゲーム。その後プレイステーションに移植され、2009年にプレイステーションのアーカイブスでダウンロード可能になった。ゲーム発売から20年経っても名作との呼び声が高い。冒険者に憧れる主人公「ジャスティン」は、作中の文明「古代エンジュール文明」の遺跡で、謎の美少女「リエーテ」に神殿「アレント」を目指すように言われ、冒険へ出る。
カフーの村に住んでいる子供。
ラップをアニキと呼んで慕っている、ラップの弟分。
可愛い顔をしてエグイことを言う。
当初はカフーと対立関係にあるレーヌ人のミルダに敵対心を持っていたが、ミルダの人柄を認め、最後はミルダに懐いていた。
ラップがジャスティンと一緒に旅に出る事になると寂しそうに、しかし誇らしそうに見送った。
ダーリン
レーヌの村の三賢者の1人。
ミルダの旦那さん。
ミルダはずっと夫の事をダーリンと読んでいて、愛称だと思われたが実は名前で、しかも牛であった。
※レーヌの男性は大人になると牛になる。
レーヌ人は女性が戦ったり外に出て、男性は家の中で頭を使った事をしている。しかし男性の方が実は力は強い。
ミルダとダーリンの家の二階はピンク色の寝室になっている。
デーリン
レーヌの村の三賢者の1人。
エンジュール文明の専門家。
息子が三人いて、物語が進むごとに長男から段々牛の形に変わっていく(詳しくは下記「レーヌの子供達」参照)。
ドーリン
レーヌの村の三賢者の1人。
アレント専門家。
角を旧レーヌの村に置いてきてしまい、挙動がおかしな状態になっていた。
角をつけ元に戻った後は普通の状態に戻ったが、リエーテオタクである事が発覚し、リエーテのフィギュアを作ろうとしてた。
度々「リエーテ殿をこの手で」と言って、「その手でどうすんだ」とラップにツッコミを入れられる。
『グランディア』のゲームシステム
戦闘
戦闘方法はコマンド入力式で、キャラクター一人一人に次は何をするのか指示を与えていく。
敵も含めて行動ゲージがあり、そのゲージが一番右に来たものから行動が始まり、行動が終わるとゲージの一番左へ移動する。
次の行動が出きるのはまたゲージの一番右に来たものから、ということになる。
そのためバトルの流れは、待機→コマンド入力→行動準備→行動→待機となる。
キャラクターはフィールド内で動くため、離れすぎている敵に指示を与えるとキャラの足の速さによっては敵まで辿り着かず行動失敗になることもある。
場所移動の支持も出来て、敵が広範囲に攻撃してくると分かる場合はキャラクターを一箇所に集めないようにするなど工夫が必要。
攻撃によっては敵の行動ゲージを遅くして行動させないようにしたり、敵の足を遅くして攻撃を失敗させることも出来る。
足の速さや行動の早さ、攻撃力の威力、習得できる技などでキャラごとに使い勝手が変わる。
例えばガドインは足は遅いが一撃が重く、敵を吹っ飛ばす事ができる。
逆にラップは行動や足が速く、さらに飛び道具を装備していれば離れた敵にも攻撃が届く。
ジャスティンやフィーナはバランス型で、ギドやスーは支援型、ミルダは物理攻撃型で、リエーテは魔法型。
攻撃には通常攻撃・クリティカル攻撃・魔法・個人技がある。
クリティカルは行動準備中の敵に上手く当たれば敵の攻撃をキャンセルさせる効果がある。
逆に敵からも同じ事をされるため、運が悪いとカウンターで大ダメージをくらってしまうことも。
また、イベント中やボス前など、戻ってレベル上げできない場所でのセーブポイントでセーブし、ボスバトルでレベルが足りなくて勝てなかった場合、そこで完全に積んでしまうため要注意。
魔法
魔法はMPを消費して使うことが出来る。
魔法は自力では覚えることはできず、ダンジョンに落ちているマナエッグというアイテムを1つ使うと一つ魔法を覚えられる。
魔法の種類は、水・風・炎・土の4つ。
上位魔法は風+炎で稲妻、風+水で吹雪、水+土で森林、土+炎で爆裂がある。
水は回復、風は広範囲の攻撃やステータスアップ、土は守り、炎は攻撃技が多い。
マナエッグは全員分あるが、戻れないダンジョンのマナエッグを取り忘れて進んでしまうと、最終的に誰かが魔法を覚えられない自体になってしまうため、マナエッグだけは死守したいところ。
スーは途中で離脱するが4種の魔法全て覚えることが出来て、その後はラップも4種全て覚えることが出来る。
ガドイン、ミルダ、ギドは一時的名参戦のため元々覚えてるものしか覚えられない(レベルアップで上位技は覚える)。
フィーナだけは魔法のレベルMAXまで上げると、光翼人としての専用技「時の門」「終わる世界」「生命の樹」を習得できる。
専用技
個人技はSPを消費して使うことが出来る。
キャラクターによって持てる武器の種類が違い(例えばフィーナならムチとナイフ)、格武器のレベルをそれぞれ指定されたレベルまで上げると新しい個人技を習得する。
そのため一種類の武器だけを使い続けていると個人技が全く覚えられない。
さらに武器と魔法のレベルを指定されたレベルまで上げると、魔法と武器を使った強力な個人技が覚えられる。
個人技はそのキャラを現すかのような個性的なものが多く、特にスーやリエーテは個性的。
経験値は魔法も武器も技を使ったら使った分だけ入り、攻撃範囲が広いものはより沢山の敵に当たれば経験値も多く入る。
ダンジョン
ダンジョンは視点を360度回すことができる。
視点を回さないと見えない所にレアな道具が落ちて居る事もある。
グルグル回しすぎて迷子になりがちになるが、ダンジョン内にはマップを俯瞰で見れる地図があったり、方位磁石が示す方向へ行けばとりあえず目的地までは辿り付く。
しかし方位磁石はルートではなくあくまで出口を指しているため、迷路のような入り組んだ道の場合は方位磁石は余り当てにならない。
ダンジョンには謎解きが必要な仕掛けがあったり、トラップがあったり、隠し扉があったりなど様々な仕掛けがある。
アイテムを取った途端上から敵が降ってきたり、突然敵が後ろから襲ってくるドッキリイベントもある。
敵が近くに居る時は、敵が居る方向から声が聞こえるようになっている。
敵との戦闘は、ダンジョンを歩く敵と接触すると戦闘が始まる。
敵の後ろを取ることができれば先制攻撃が出来るが、逆に後ろを取られてしまうと先制攻撃をされてしまう。
後ろを取られてしまうと、戦闘BGMも緊迫した物へ変わる。
『グランディア』の用語
エンジュール文明
作中の古代文明。
高度な魔法文明であったが、ガイアによって滅ぼされてしまった。
各地に遺跡が残っており、魔法機械が配置されている。
精霊
Related Articles関連記事
グランディアII(Grandia II)のネタバレ解説・考察まとめ
『グランディアII』とは、2000年セガよりドリームキャスト用ソフトとして発売されたRPGゲームである。開発はゲームアーツ。グランディアシリーズの第2作目にあたるが前作とは異なる世界が舞台となっている。冒険者リュードは、歌姫エレナの護衛任務の途中で彼女に闇の呪い「ヴァルマーの化身」が取り憑くのを目撃する。リュードは彼女の中に芽生えた悪の人格「ミレーニア」との三角関係を交えながら、光と闇の戦いとその真理に触れ、世界を本当の平和へと導いていく。
Read Article
グランディアIII(Grandia III)のネタバレ解説・考察まとめ
『グランディアIII』とは、2005年スクウェア・エニックスよりPlayStation 2用ソフトとして発売されたRPGゲームである。グランディアシリーズの第4作目にあたるが、今までの作品とは全く異なった舞台である。幼い頃、飛行王「シュミット」に憧れた主人公ユウキは、飛行機による大陸横断を目指す中で神人(コミュート)のアルフィナと出会う。行方不明の兄を探すアルフィナを助けるため共に旅立ったユウキは冒険の中で聖獣と神人の宿命を知り、世界の真理に触れ成長していく。
Read Article
目次 - Contents
- 『グランディア』の概要
- 『グランディア』のあらすじ・ストーリー
- メッシナ大陸からニューパーム大陸へ
- ニューパーム大陸から世界の果てへ
- 世界の果てから西エレンシア大陸へ
- 西エレンシア大陸から東エレンシア大陸へ
- アレントに到着
- ガイアの復活
- ジャスティンの挫折
- 最後の戦いへ
- エピローグ
- 『グランディア』の登場人物・キャラクター
- プレイヤーキャラ
- ジャスティン
- スー
- フィーナ
- ガドイン
- ラップ
- ミルダ
- ギド
- リエーテ
- ガーライル軍
- バール
- ミューレン
- リーン
- ナナ
- ミオ
- サキ
- その他
- リリィ
- ジン
- ガンツ
- パコン
- レム
- アルマ
- ニッキ
- ダーリン
- デーリン
- ドーリン
- 『グランディア』のゲームシステム
- 戦闘
- 魔法
- 専用技
- ダンジョン
- 『グランディア』の用語
- エンジュール文明
- 精霊
- 精霊石
- 光翼人
- ガイア
- 地理
- メッシナ大陸(旧大陸)
- パーム
- ニューパーム大陸(新大陸)・西エレンシア大陸
- ニューパーム
- ルクの村
- 世界の果て
- ダイトの村
- ガンボの村
- 東エレンシア大陸
- カフーの里
- ジールパドン
- レーヌの村
- アレント
- 小話
- 食事シーン
- ラピジュリアン・レーヌ・ボルボック
- 隠しステージ
- レーヌの子供達
- 関連商品
- 小説版
- 楽譜
- サウンドトラック
- グランディア パラレルトリッパーズ
- 公式サイト