グランディア(Grandia)のネタバレ解説・考察まとめ

グランディアとは、1997年に発売されたセガサターン用RPGゲーム。その後プレイステーションに移植され、2009年にプレイステーションのアーカイブスでダウンロード可能になった。ゲーム発売から20年経っても名作との呼び声が高い。冒険者に憧れる主人公「ジャスティン」は、作中の文明「古代エンジュール文明」の遺跡で、謎の美少女「リエーテ」に神殿「アレント」を目指すように言われ、冒険へ出る。

CV:坂本千夏

レーヌの女戦士。19歳。
ジャスティンたちが禍の塔で出会った女性。
レーヌ人は非常に力が強く、我を忘れていたミルダはガーライル軍の戦車を素手で破壊していた。
レーヌとカフーは対立関係にあり、最初はラップと仲が悪かったが次第に打ち解けて仲良くなった。
戦闘面では男勝りであるが、性格は母性があり家庭的。
特に夫のダーリンの前ではデレデレになってしまう。

戦闘面では剣・メイス・斧を使い、魔法は使えない。
個人技に非常に強力な物理攻撃技を持っている。

ギド

CV:亀井芳子

モゲ族の商人。年齢不明。
ジールパドンに家を持っているが、いつもあちこちに行商に出向いている。
可愛らしい見た目とは裏腹に、全て見抜いているかのような鋭い発言をし、時にジャスティンに助言をする。
お金にがめつく、テントに泊めてもらうとお金を払わなければいけない。
実はジールパドンの長で、物語後半の重要人物の1人だった。
どんなものも捨てる所は無く、全ての物に価値があり役目がある、という心情を持っている。

戦闘では剣・ナイフ・射撃を使い、魔法は使えない。
敵のアイテムを盗んだり、補助系の技が多い。

リエーテ

CV:井上喜久子

アレントに居る美少女。年齢不明。
ジャスティンたちがサルト遺跡の中で、遺跡の機械を通じて映像で出会った女性。
ジャスティンにアレントへ来るように言い、ジャスティンが旅に出るきっかけを作った。
リエーテと言う名前は、アレントにある文明の情報を管理し代々受け継いでいく役職名。
幸せな記憶を持ったリエーテは赤い石版を残し、悲しい記憶を持ったリエーテは青い石版を残す。
現リエーテはガイアの復活が起こるため、自分は青い石版になると思い込み受身の態勢であったが、ジャスティンの説得により自ら未来を見に行く決意をし、アレントを出た。
アレントに居る間はリエーテとしてミステリアスなキャラを保っていたが、個人としてのリエーテはとても天然で世間知らずなおっとりした雰囲気のお姉さんであった。
このギャップに驚いたプレイヤーも多い。

戦闘ではロッド系のメイスのみ使え、魔法が中心になる。
個人技ではおっとりしたリエーテらしい可愛い攻撃をするが、威力が高くてえげつない。

ガーライル軍

パームの発展に貢献したジュール財団の私設軍隊。国防軍ではない。
元々はエンジュール文明の技術を現在に蘇らせる事を目的とした財団で、遺跡の調査をしていた。
しかしバールに乗っ取られてからはバールの私物と化し、部下達は何も知らずにガイアの育成をさせられていた。

バール

CV:若本規夫

ガーライル軍の最高司令官。48歳。ミューレンの父。
もともとはジュール財団の新大陸探検隊隊長で、エンジュール文明の調査をしていた。
遺跡調査中にガイアの芽を発見し、伝染病に係り兵の半数を失い、この時からバールはガイアに取り憑かれ、精霊石を使ってガイアを復活させろという幻聴を聞くようになった。
そして亜人の使う古代エンジュール語を習得するために亜人の女性と結婚し、ミューレンを儲ける。
七つに砕け散った精霊石を集めるためにエンジュール文明の遺跡を周っていた。
その目的はガイアを復活させ、世界を滅ぼす「ユグドラシル計画」を遂行するためであった。
光翼人のリーンを手に入れてからは、リーンの能力を無理やり使ったり、言う事を聞くよう調教した。
隠れている半身はガイアに侵食されていて、最終的には顔と腕以外ガイアと一体化してしまう。

ミューレン

CV:小杉十郎太

ガーライル軍の指揮官。バールの息子。23歳。
亜人の母とバールの間に生まれたハーフ。
指揮能力も高く、人徳もあり、戦っても強い眉目秀麗。
そのため部下達から信頼されており、特にサキ・ミオ・ナナの三人娘からは熱烈に想われている。
普段は軍人として厳しい態度を取っているが、リーンにだけは心を許し、優しい顔を見せる。
バールがガイア復活を目論んでいる事に気づき、クーデターを起こすも、バールを捕らえられずガイアは復活してしまう。
バールが父であることや、ハーフという生い立ちや、光翼人である事に悩むリーンのこともあってか、精霊は愚かな人間を許さないと罪の意識と責任感を持っている。
リーンが死亡した後は、さらにその責任感を強く感じフィーナをリーンの後釜として勧誘し、ガイアを倒すために連れて行く。
自分はガイアと戦って死ぬ運命だと思っていたが、ジャスティンによりその運命を変えられ、ジャスティンに強力することになる。
物語終了後は、ガーライル軍を解散させ、リーンと恋人になった。

リーン

CV:橘ひかり

ガーライル軍の中尉。フィーナの双子の姉。15歳。
士官学校を出ていない非力な少女であるが、光翼人であるため軍に入れられる。
自身が光翼人である事に悩みと責任を持ち、危ない事に関わらせないよう妹のフィーナからは距離を取ろうとしていた。
ミューレンに対して上司への尊敬以上の気持ちを抱いていて、ミューレンのために力を使おうとする。
基本的には優しい性格で部下達からは人気があるが、軍人として冷徹に振舞う面もあり、リーンが指揮して襲撃した村の人々からは恨まれている。
物語終盤では、ジールパドンを見捨てようとした自分の間違いに気づき、フィーナとジャスティンなら自分に出来ない新しい解決策を探せるはずだと希望を託し、自分の命を使ってガイアの動きを止めた。
リーンの死によってミューレンもフィーナもジャスティンもそれぞれがいつもの精神状態を崩してしまうが、それも込みで成長する時間を作ってくれたのである。
ガイアを倒した後は精霊たちによって助け出され、ミューレンと結ばれた。
カエルが大の苦手で、カエルを前にすると年齢相応に取り乱す。

ナナ

CV:冬馬由美

ガーライル軍の「ブラッディローズ隊」隊長。16歳。三人娘の1人。
高飛車で女王様気質。人使いが粗く、部下からは嫌われている。
戦い方はスケバン刑事のようにヨーヨーで戦う。
ミューレンの事を敬愛していて、リーンを敵視している。
物語終了後は、美貌で男を騙していたが逆に騙されて旧大陸に出稼ぎさせられている。

ミオ

CV:久川綾

ガーライル軍「デザートムーン隊」隊長。16歳。三人娘の1人。
ガーライル軍の美少女コンテストでリーンと大きく差をつけた2位。
黙っていれば美人であるが、口を開くとその腹黒さと外道さが目立つ。
頭脳派で、人を貶める作戦を立てるのが得意であるが、いつも後一歩の所で失敗してしまう。
戦闘では、ありとあらゆる状態異常を与えて行動できないようにしてくる厄介な相手。
他二人と同様にミューレンを敬愛し、リーンを敵視している。
物語終了後は、頭脳を生かした仕事をしていたがピンハネしていた事が発覚し、指名手配されている。

ryuji0418l9
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@ryuji0418l9

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