ミステリと言う勿れ(田村由美)のネタバレ解説・考察まとめ

『ミステリと言う勿れ』とは田村由美により『月刊フラワーズ』2017年1月号に読み切りとして掲載され、2018年1月号より連載を開始したミステリー漫画である。2022年1月より、菅田将暉主演でテレビドラマ化された。心理学を学ぶ大学生・久能整(くのうととのう)が様々な事件に巻き込まれ、会話から事件の本質をあぶり出していく。ミステリー漫画でありながら、謎解きよりも登場人物の悩みを解決することに重きを置いており、整が話す内容に読者は共感したり既成概念に疑問を持つこととなる。

寄木細工ミュージアムの学芸員。横浜編の連続殺人犯。
職場の同僚からは「コウマちゃん」と呼ばれ、父親の羽喰 玄斗からは「十斗」と呼ばれていた。
父親が好きで、亡くなった父親を見つけてもらうために殺人を犯す。被害者の物色は、女装して占い師として闇カジノで行っていた。犯行を行う際の女装は、父親が喜ぶから行っていた。
母親も母親に乞われて殺している。
愛珠とは友達で、同じく鳴子のカウンセリングを受けていた。愛珠がバスに乗った日は、愛珠を殺す約束をしていた。

五十嵐 留美(いがらし るみ/演:夏子)

連続殺人事件の4人目の被害者。
闇カジノで働いており、ガロに愛珠のことを教えてくれた大学生。
将来は占い師になりたかった。

月岡 桂(つきおか かつら)

箱根にある寄木細工工房「月の桂」の職人。
愛珠を慕っていた。
横浜の寄木細工ミュージアムの学芸員辻とも知り合いである。

山荘での事件の関係者

天達(あまたつ/演:鈴木 浩介)

整が通う大学で心理学を教える准教授。
恋人の喜和(きわ)をストーカーに殺されている。喜和共々、整が子供の頃からの知り合いである。
橘高と蔦とは高校からの友人。
警察から橘高の疑惑を聞き、蔦と警察に協力するために謎解き会を開く。

相良 レン(さがら れん)

整と同じ大学に通う生徒。
整とは天達のゼミで同じだった。
人の名前を覚えるのが苦手で、メモに似顔絵を描いて覚えている。
天達いわく、目端が利き頭の回転が速い。

橘高 勝(きつたか まさる/演:佐々木 蔵之介)

江利河市役所の市民課職員。
天達と蔦とは高校からの友人。
高校時代は生徒会長をして陸上部のスター選手で、パーフェクトヒューマンと呼ばれていた。
喜和の居場所をうっかりストーカーに教えてしまった罪悪感を、ずっと抱えていた。親の看護疲れと喜和の件の罪悪感に疲れて、ストーカーに被害者の居場所を教えるようになる。
山荘に居た全員を殺そうとしていた。その予行演習として、既に殺人を行っていた。

蔦 薫平(つた くんぺい/演:池内 万作)

山荘の持ち主。
天達と橘高とは高校からの友人。
警察から橘高の疑惑を聞き、天達と警察に協力するために謎解き会を開く。
謎解き会では、アイビーと名乗っていた。
物書きでちょっと役者もしている。

デラ(演:田口 浩正)

本名は奥寺(おくでら)。
蔦とは「アイビーを張り巡らせようの会」というインターネットのサイトで知り合い、謎解き会に呼ばれた1人ということになっている江利河署2課の刑事。
既婚者で息子が3人いる。

パン(演:渋谷 謙人)

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