ミステリと言う勿れ(田村由美)のネタバレ解説・考察まとめ
『ミステリと言う勿れ』とは田村由美により『月刊フラワーズ』2017年1月号に読み切りとして掲載され、2018年1月号より連載を開始したミステリー漫画である。2022年1月より、菅田将暉主演でテレビドラマ化された。心理学を学ぶ大学生・久能整(くのうととのう)が様々な事件に巻き込まれ、会話から事件の本質をあぶり出していく。ミステリー漫画でありながら、謎解きよりも登場人物の悩みを解決することに重きを置いており、整が話す内容に読者は共感したり既成概念に疑問を持つこととなる。
本名は小麦(こむぎ)。
蔦とは「アイビーを張り巡らせようの会」というインターネットのサイトで知り合い、謎解き会に呼ばれた1人ということになっている江利河署2課の刑事。
独身。
喜和(きわ/演:水川 あさみ)
天達の恋人で、5年前にストーカーによって殺されている。
心理カウンセラーであり、画家でもあった。
整が子供の頃からの知り合いである。
美術館での事件の関係者
黒松 修一郎(くろまつ しゅういちろう)
孫と2人暮らし。
孫はゲームのプロを目指し、部屋に引きこもっている。孫の将来を思い、金を求めて親方と犯罪計画を立てる。
親方とは短歌の会で知り合う。
数字を見ると年号を思い出す癖がある。
親方(おやかた)
美術館を襲った犯人達の親方。
泥棒稼業をしているが、引き取った子供達のためにも足を洗いたいと思っている。
短歌が趣味で、それで黒松と知り合う。そして2人で偽物の絵を売る計画を立てる。
酔っ払ってナメクジを食べて、意識不明の重体となる。
A(えー)
美術館を襲った犯人達のリーダー的存在。
親方に引き取られた子供の1人で、親方を慕っている。
C(しー)
美術館を襲った犯人達の1人。
親方に引き取られた子供で、親方を慕っている。
仲間から短気だと言われ、ライカからは野犬のような扱いだと言われる。
E(いー)
美術館を襲った犯人達の中で新入り。
親方に引き取られた子供の1人で、親方を慕っている。
男女差別的意識を強く持っている。
新入りのため、スパイではないかと疑われる。
水間 由珠(みずま ゆず)
フルーツパーラーに居た客。
痴漢冤罪を起こした女を突き落とした犯人。
整の勧めで、風呂光に自首しに行く。
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目次 - Contents
- 『ミステリと言う勿れ』の概要
- 『ミステリと言う勿れ』のあらすじ・ストーリー
- 容疑者となった整
- 整とガロとの出会い
- 広島で遺産相続事件に関わる整
- 病院でのライカとの出会い
- ガロが横浜で関わった事件
- 山荘での謎解き会にやって来た整
- 美術館で起きた事件と明かされるライカの秘密
- 鳩村家の双子を見分けるよう依頼を受けた整
- 誘拐事件に巻き込まれる整と青砥
- 『ミステリと言う勿れ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 久能 整(くのう ととのう/演:菅田 将暉)
- 池本 優人(いけもと ゆうと/演:尾上 松也)
- 犬堂 ガロ(いぬどう がろ/演:永山 瑛太)
- ライカ(演:門脇 麦)
- 大隣警察署関係者
- 青砥 成昭(あおと なりあき/演:筒井 道隆)
- 風呂光 聖子(ふろみつ せいこ/演:伊藤 沙莉)
- 乙部 克憲(おとべ かつのり)
- 犬堂家の人々
- 犬堂 ハヤ(いぬどう はや/演:久保田 悠来)
- 犬堂 オトヤ(いぬどう おとや/演:阿部 亮平)
- 犬堂 愛珠(いぬどう あんじゅ/演:白石 麻衣)
- 整が容疑者となった事件の関係者
- 藪 鑑造(やぶ かんぞう/演:遠藤 憲一)
- 寒河江 健(さがえ けん/演:藤枝 喜輝)
- バスジャック事件の関係者
- 淡路 一平(あわじ いっぺい/演:森永 悠希)
- 柏 めぐみ(かしわ めぐみ/演:佐津川 愛美)
- 露木 リラ(つゆき りら/演:ヒコロヒー)
- 奈良崎 幸仁(ならざき ゆきひと/演:金田 明夫)
- 小林 大輔(こばやし だいすけ)
- 煙草森 誠(たばこもり まこと/演:森下 能幸)
- 広島での事件の関係者
- 紘子(ひろこ/演:関 めぐみ)
- 美樹谷 サキ(みきたに さき/演:高畑 淳子)
- 狩集 汐路(かりあつまり しおじ)
- 狩集 理紀之助(かりあつまり りきのすけ)
- 波々壁 新音(ははかべ ねお)
- 赤峰 ゆら(あかみね ゆら)
- 狩集 幸長(かりあつまり ゆきなが)
- 車坂(くるまざか)
- 真壁(まかべ)
- 車坂 朝晴(くるまざか あさはる)
- マリ
- 汐路の父親
- 宝田 完次(たからだ かんじ)
- 志波(しば)
- 病院での事件の関係者
- 三船 三千夫(みふね みちお/演:柄本 佑)
- 牛田 悟朗(うしだ ごろう/演:小日向 文世)
- 霜鳥 信次(しもとり しんじ/演:相島 一之)
- 羽喰 玄斗(はぐい げんと)
- 梅津 真波(うめづ まなみ/演:阿南 敦子)
- 井原 香音人(いはら かねと/演:早乙女 太一)
- 下戸 陸太(おりと ろくた/演:岡山 天音)
- 鷲見 翼(すみ つばさ/演:今井 悠貴)
- 焼肉屋の娘(演:志田 未来)
- 浦部沢 邦夫(うらべさわ くにお/演:堀部 圭亮)
- 横浜での事件の関係者
- 備前島 操(びぜんじま みさお/演:船越 英一郎)
- 猫田 十朱(ねこた とあけ/演:松本 若菜)
- 川辺(かわべ)
- 辻󠄀 浩増(つじ ひろまさ/演:北村 匠海)
- 五十嵐 留美(いがらし るみ/演:夏子)
- 月岡 桂(つきおか かつら)
- 山荘での事件の関係者
- 天達(あまたつ/演:鈴木 浩介)
- 相良 レン(さがら れん)
- 橘高 勝(きつたか まさる/演:佐々木 蔵之介)
- 蔦 薫平(つた くんぺい/演:池内 万作)
- デラ(演:田口 浩正)
- パン(演:渋谷 謙人)
- 喜和(きわ/演:水川 あさみ)
- 美術館での事件の関係者
- 黒松 修一郎(くろまつ しゅういちろう)
- 親方(おやかた)
- A(えー)
- C(しー)
- E(いー)
- 水間 由珠(みずま ゆず)
- 鳩村家での事件の関係者
- 瓜生 晃次(うりゅう こうじ)
- 鳩村 一葉(はとむら いろは)
- 鳩村 有紀子(はとむら ゆきこ)
- 鳩村 実都子(はとむら みつこ)
- 鳩村 藍糸子(はとむら あいこ)
- 畑中 詩(はたなか うた)
- 畑中 徹(はたなか とおる)
- 楡崎(にれざき)
- 川上 棋絵(かわかみ まきえ)
- 鳴子 巽(なるこ たつみ)
- 誘拐事件の関係者
- 赤間 友香(あかま ゆか)
- 小諸 武史(こもろ たけし)
- 小諸 さくら(こもろ さくら)
- 井口 竜樹(いぐち たつき)
- 井口 虎雄(いぐち とらお)
- 塩川(しおかわ)夫妻
- 蘇我 実(そが みのる)
- 久我山 実知(くがやま みち)
- 赤間 敦子(あかま あつこ)
- 『ミステリと言う勿れ』の用語
- 大隣市
- 大隣警察署
- トロッコ問題
- 大隣総合病院
- 横浜港中央署
- 大鬼蓮美術館(おおおにばすびじゅつかん)
- 鍵山(かぎやま)事件
- 『ミステリと言う勿れ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 整「真実は人の数あるんですよ でも事実は一つです」
- 整「メジャーリーガーは子供の成長に立ち会うことを父親の権利だと思い 日本側の解説者たちは義務だと思ってる」
- 整「『欠点』と『弱点』は全然違うものなんです」
- 整「ここで発生するすべての問題はあなたのせいで起こるんです」
- 整「弱くて当たり前だと誰もが思えたらいい」
- 整「サラツヤにしたからといってイケメンになるわけではない」
- 天達「人に会い人を知りなさい それは自分を知る旅だよ」
- 整「向いてるから教師になりたいわけではないです」
- 整「役割じゃなくて名前で呼んでほしいって」
- 『ミステリと言う勿れ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 広島弁の監修は友人で声優の佐々木望
- 下書き中に中島みゆきの楽曲を聴く田村由美
- 1カ月の電子版の売り上げが小学館の歴代最高を記録
- 『ミステリと言う勿れ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:King Gnu「カメレオン」