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goma_96

goma_96のレビュー・評価・感想 (2/2)

弱虫ペダル / 弱ペダ / Yowamushi Pedal
10

タイトルなし

主人公の坂道の性格がとても良い。ほっこりさせてくれるキャラクターである。
チーム間の友情、先輩後輩の関係、他校の生徒との友情がすばらしく描かれている。時に、意地悪な事や、悪だくみが試合の間に繰り広げられるが、それをも吹き飛ばす心温まるエピソードがてんこ盛りである。恋愛ものはほんとにちょっとだけで、ないに等しいのだが、とにかく目が離せない。あまりに笑わせられる場面や、手を握って応援してしまう場面がとにかく多い。キャラ特有の台詞や口癖も多様で、個性的すぎるキャラが本当に面白い。悪だくみばかりしている冷徹な御堂筋も、私は大好きになってしまった。台詞をまねて言ってしまうほどに。坂道が尊敬する巻島が海外に行ってしまう時には、泣いてしまいました。私はめったに泣かないのですが。笑。坂道が友達ができて、喜ぶ場面も、自分の事の様に、我が子の事の様に嬉しいです。鳴子や今泉との友情も気持ちの良い程。坂道が築いていく友達との関係も、子供たちに見て欲しいと思える、温かいものがあります。こんな作品を描けるなんて、きっと作者はすごく良い人であったかいんだろうなあなんて思ったりします。これからも楽しみにしています。

シェイプ・オブ・ウォーター / The Shape of Water
10

後世に語り継がれるクリーチャー

『パンズラビリンス』『ヘルボーイ』『ヘルボーイ ザ・ゴールデンアーミー』『パシフィックリム』の鬼才、デル・トロ監督の作品です。
この作品は、アカデミー賞で監督賞、美術賞、作品賞、作曲賞の四部門を受賞しました。
作品の詳細が分からないうちから、絶対これは最高だろうなと思っていましたが、見事に私の想像も期待も軽々と飛び越えてくれました。
まず、圧巻の映像美。デル・トロ監督の作品なのですから美しいのは当然なのですが、ため息がでるほど見とれます。キャラクターも非常に素晴らしい。主演のサリー・ホーキンスは、私は今まで知らなかったのですが、この作品を見て彼女が好きになりました。独特の雰囲気とニュアンスをもった、いい女優さんだとおもいました。

そして注目すべきは、デル・トロ作品といったら、クリーチャーです!
この作品に登場する半魚人の「彼」。その造形がもう本当に秀逸。まさに神造形と言えます。「彼」のデザインには二年を費やしたとデル・トロ監督は語っています。クリーチャーへのこだわりが半端ではありません。さすがモンスター大好きオタク監督ギレルモ・デル・トロ。「彼」は間違いなく、後世に語り継がれるクリーチャーとなったでしょう。もちろん、この映画そのものもですが。

ロマンシング サガ -ミンストレルソング-
9

タイトルなし

1991年にスーパーファミコン(以下:SFC)で発売された「ロマンシング サ・ガ」をプレイステーション2(以下:PS2)にてリメイクし、2006年に発売されました。

SFC版と同じ8人の主人公キャラクターを使用することができ、また新しく仲間に加えることのできるキャラクターもいます。

SFC版と違い、ロマンシングサガ2(以下:ロマサガ2)から導入されたLPがあるので戦闘不能になると次のバトルまで復活させられないというのはなくなりました。
技の取得もロマサガ2から導入された閃きシステムで取得します。
また、サガフロンティアで導入された連携システムも使用でき、最近のロマサガに近いシステムでプレイできます。反面、パーティメンバーは5人になっています。

他にもPS2版では追加イベントも増えています。
・SFC版では入手のできなかったデスティニーストーンを全て集めることができたり、それをサルーインに捧げて強くしたりすることもできます。
・シェラハと戦うことができます(ただし3週目以降)
・SFC版では明かされなかったクローディアの生い立ち、アイシャらタラール族の真実、グレイの正体に関わるイベント

などSFC版を踏襲しつつも新しい発見ができるようになっています。

12年前の作品ではありますが、ロマサガ好きにはプレーしてみたらよいと思う作品です。

デトロイト・メタル・シティ / Detroit Metal City
9

教科書のお手本のような映画

『デトロイト・メタル・シティ』を観ました。あの、川村元気ってどこかで聞いたことあると思ったらドラえもんの脚本書いてた人か。この人絶対ADHD。
原作のほうが微妙な終わり方で、当時中学生とかだから刺激強くて見てなかったけど、すげーいいじゃん。伏線も怒涛のように回収するし、ちゃんとポイントしっかり押さえてるお手本のような作品だなーと。社長がすごい原作そのものって言うか想像を超えてよかった。松山さんの狂った演技もいいですね。変身前のコミカルな演技はちょっとやりすぎだと思ったけど…。
最後は結局ヒロインと結ばれるか結ばれないか分からないような続きを想像させる終わり方で最高だった。その前までにも色々二転三転してどう収束するのか分からない面白さ。とにかく二面性が際立ってる作品っていうのはそれだけで文句なく面白いんだよな~。原作のシーンもいい感じで散りばめてて、かついい感じで変えてるとこが凄くいいです。全然飽きなかった。面白いし。
コメディなのにヒロインの心情がリアルだから、結局コメディでなくなっていく。主人公の「自分にしかできないことで人を変える」っていうのも強いメッセージ性があってよかった。まぁ、教育的なことはこれから考えていかなきゃいけないだろうけど…僕自身考えさせられたし。一番感動したのは「ぼくのなつやすみ」のシーンだな~。

Lauv / ラウヴ / Ari Staprans Leff
10

これから人気上昇間違いなしLAUVの音楽が素敵

最近、LAUV(ラウヴ)というニューヨーク出身のシンガーソングライターにハマっています。今はロサンゼルスを拠点に音楽活動をしています。これから日本でも人気が出てくること間違いなしのアーティストです。
経歴はニューヨーク大学の学生だった頃に「The Other」というシングルを発売します。この曲が大ヒットし注目を浴びます。その後「I Like Me Better」というシングルを発表し、こちらも大ヒット。そしてこの曲は音楽のストリーミング配信サービスで有名なSpotifyで再生回数が億を超えます。その後も精力的に活動しており有名なアーティストに楽曲を提供したりしています。
最近の活動としては「Chasing Fire」というシングルを発表し、こちらも再生回数が億を超えました。そして今までのシングルを集めた「I met you when I was 18」というプレイリストも発表しています。日本でも有名なアナザースカイの番組中のバックミュージックに「 The Story Never Ends」が使われるなど、23歳のこのアーティストの活躍は今後も見逃せません。興味があれば彼のインスタグラムやYouTubeをチェックして見てください。

50回目のファーストキス / 50 First Kisses
9

笑いと感動あり

CMでは感動して泣ける映画だと思ってました。でも、実際は劇場中が笑いに包まれる場面もあり、見終わった後はどこかスッキリしました。
映画の舞台は常夏の島ハワイ。主人公である大輔は、天文学を研究する傍ら、ツアーガイドとしてのアルバイトをして暮らしている。ある日、大輔は毎朝同じ店で朝食を食べる瑠衣と出会う。二人はまた明日と言って分かれるが、翌日大輔が瑠衣に話しかけると、瑠璃は記憶をなくしていた。瑠衣は交通事故の後遺症で記憶が1日しか持たないのだ。瑠衣は交通事故後、毎日同じ日を過ごしていたのだ。
大輔は瑠衣の父親に反対されるが、毎日瑠衣に会いに行く。とある日、瑠衣は自分が事故にあったこと、後遺症で記憶が1日しか持たないことに気づく。動揺し、泣き続ける瑠衣を見た大輔は次の日と1枚のDVDを手渡す。それは事故の日からの出来事と事故のことを知らせるものだった。
瑠衣は毎朝そのDVDをみて、大輔と会う。そんな中、二人で天体観測に行った先で二人ともうっかり寝てしまい、寝起きの瑠衣と対面。パニックになった瑠衣を家に連れて帰り、父親が落ち着かせている。その時、大輔と弟は夢について話す。大輔の夢は、ワシントンの天文雑誌の研究チームに誘われることであった…。

ペルソナ5 / Persona 5 / P5 / ペルソナ5 ザ・ロイヤル
10

PS4産RPGの最高傑作!

国産RPGでまず一番最初に浮かんでくるのは、大体の方がファイナルファンタジーシリーズや、ドラゴンクエストシリーズだと思います。ペルソナと聞くと『名前は聞いたことあるけど、どんなゲームなのか知らない』と答える方も多いかと思います。
ペルソナシリーズを一言で表すのはとても難しい事ですが、このペルソナ5に関して言うのであれば『究極のオシャレRPG』とでも言いましょうか。何がオシャレなのかと言えば、全てと答える他ありません。
まず、ゲームを始めるとオープニングが流れてきますが、このオープニングがとにかくオシャレでスタイリッシュです。映像は勿論ですが、曲も注目です。ペルソナの世界観を引き立てているのは目黒将司さんの作る曲があってこそです。この目黒さんの曲は様々な場所で流れ、ゲームを盛り上げてくれます。
戦闘に関してはターン制のコマンド入力による戦い方ですが、このインターフェイスもとてもオシャレ。そして戦闘終了画面までもがオシャレというオシャレの暴力です。

肝心のゲームの中身ですが、昼は学生、夜は怪盗の主人公達が悪い大人たちの心の世界に潜入し、改心させていくというのが大まかなストーリーです。
悪い大人を発見し、改心させ、仲間が増えるといった事を繰り返すのですが、これが中々のボリューム感で普通にプレイしてもクリアまで100時間近くは掛かるともいます。
その悪者たちが私たちの知っている人たち(ニュースで話題になった方々)がモデルになっているようです。2人目の斑目は明らかに野々村議員で思わず笑ってしまいました。公式では明言されていませんが間違いないと思います。
そしてペルソナシリーズの目玉と言っても良いシステムとしてコープというものがあります。簡単に言うとお話をして絆を深めましょうと言うようなシステムです。このコープが上がる事でキャラクターのサブストーリーが楽しむことができ、特典が貰えたりします。主人公は男性なので女性キャラクターのコープを上げれば彼女にする事も可能です。それも、一人ではなく何股でも出来ます。

全体的にボリュームがありますが、キャラクターや音楽、ストーリーが非常に魅力的でいつの間にこんなプレイ時間になっていたのかと驚きました。
個人的な感想ではありますがPS4で販売されているRPGでは間違いなく最高傑作だと思います。

トガニ 幼き瞳の告発
8

衝撃の実話映画

友人に勧められて観た映画。
まず初めに一言。すごく良かった。内容が内容なだけに、良かったと言っていいのか複雑だけど、一生心に残る作品の1つになった。
「新感染 ファイナル・エクスプレス」や「密偵」でも今話題の俳優、コン・ユ主演。

聴覚障害のある子供に対しての性的虐待や暴行…教師達の隠蔽…。映画観る前に気になりすぎて先に予告みたけど、予告だけで泣きそうになったよ。半泣きです。やっぱり目を背けたくなるシーンが満載で心にズドーンとくる映画でした!
そして悪役の先生。アイツとアイツ。も〜〜気持ち悪い!気色悪い!胸糞悪い!友人よ…これは人にオススメできないんじゃないかしら。いやいや、オススメしてくれて、ありがとうの気持ちでいっぱいです!!
これはとても重い内容だけど、観る価値ありです!事実から目を背けてはいけない気がする。
子役達の演技が素晴らしすぎた!

自分達が知らないだけで、現実にもこういう事件が実際あると思ったら胸が痛すぎる。後味の悪い胸糞映画好きさんにオススメ。
コン・ユの出てる映画はこれが初めてだったけど、この映画きっかけでコン・ユ好きになったな。
たくさんの人に観てほしい映画。

嵐 / ARASHI
10

今や国民的アイドルグループ

私がオススメするのは、ジャニーズ事務所に所属している嵐です。
私は2006年、当時嵐がレギュラーだった番組を観て好きになり、以降12年ほどファンをしています。2012年にファンクラブへ入会し、それ以降ほぼ毎年のようにイベントやコンサートへ参加しています。
嵐は相葉雅紀、松本潤、二宮和也、大野智、櫻井翔の五人のメンバーで成り立っています。他のグループよりもバランスが良く、満遍なく才能を活かしていると思っています。
相葉さんは運動神経が良く笑顔が魅力。松本さんは海外でも有名で演技が上手。二宮さんはハリウッドへ進出するくらい演技に定評があります。大野さんは嵐のリーダーで歌とダンスが上手く絵の才能。櫻井さんはジャニーズ初キャスターを務めラップも書いています。
それぞれ異なった才能を活かしているからこそ、今や国民的アイドルにまで辿り着いたと私は考えています。昔の下積み時代を経験し、唯一ここまで上り詰めたグループです。私は元々ジャニーズが好きで、これまで様々なコンサートへ足を運びました。ですが、嵐のコンサートが一番楽しく、演出凝って、迫力があり感動します。アイドルとしても個人としても、魅力のある五人です。

荒川アンダー ザ ブリッジ / Arakawa Under the Bridge / AUTB / 荒川UB
9

明るく元気になれるアニメ

こちらはコメディです。なんの負担もなく、見ることができるアニメです。
まず、出てくるキャラクターがすべて普通ではありません。橋の下で暮らす人々のお話ですが、誰ひとりとしてまともなヤツはでてきません。そこがこのアニメの良さでもあります。
あきらかに河童の気ぐるみなのに、本物の河童だというヤツ。それを誰一人として疑うことをしない橋の下の住人たち。常に星の被り物をしているミュージシャン。福岡弁を操る可憐な少女。金星から来たと言い張る金髪美少女などなど、もうどこからつっこんでいいのか分からないキャラクターがわんさか登場します。

話は、人に借りをつくってはならないという家訓をもった青年が橋の下で暮らすことになるところから始まります。そこで、金髪美少女に「恋をおしえてくれ」と頼まれ、付き合うことになります。この金髪美少女は、かなりの電波系で常識がわからず、ぶっとんでます。その二人のやりとりがすごく笑えて面白いです。見ているだけで元気がでます。あとは、河童がまたにいいことを言うところも見所です。力を抜いて、楽に見れて、しかも笑えるとうアニメです。

魔法使いの嫁 / The Ancient Magus' Bride / まほよめ
8

久しぶりの純粋なファンタジー

まったくレビューなどの前情報を入れずに見始めた。
最近のアニメは、「萌え」な女の子が活躍するアニメが多いが、まったく「萌え」要素は感じなかった。
1話目が主人公が競売にかけられるという、かなりショッキングな内容から始まるわけだが、現代の日本のリアルっぽさから、ファンタジーとして成立するのに、時間はそうかからない。
原作の漫画を読んでいないため、アニメの展開でしかわからない部分もあったが、女性が見て、好感を抱くような作品である。
子供のころ、女の子がふんわりと描いているファンタジックな世界観がある。「萌え」要素のアニメは、大人の女性があまり夢中になって見ることはないと思うが、その要素は全くないので、久しぶりに女性向けのファンタジーを見せてもらったと思う。
また、主人公と魔法使いのプラトニックな恋愛要素も入っており、ワクワクというより、ドキドキというより、微笑ましいという恋愛の描かれ方をしている。
他にも、生命の成り立ちとか、なぜ生きるのかといった、シリアスな部分もある。もちろん、その要素は、さりげなく出てくるようなものなので、説教臭いなどという感じ方はしなかった。
アニメで見ているのが途中までのため、今後のアニメも期待しつつ、原作の漫画も読んでみたい。