トガニ 幼き瞳の告発

トガニ 幼き瞳の告発

『トガニ 幼き瞳の告発』とは、2011年に公開された韓国の映画である。原作はコン・ジヨンによる2009年の小説で、韓国・光州のろうあ者施設で実際に起きた性的虐待とその隠ぺい事件を題材にしている。小説を読んだ俳優のコン・ユが自ら出演を申し出て映画化に至り、映画公開時点で事件の判決は終わっていたものの、捜査のやり直しを求める議論が韓国国内で巻き起こるほどの影響を及ぼした。「トガニ」は韓国語で「るつぼ」という意味。

トガニ 幼き瞳の告発のレビュー・評価・感想

トガニ 幼き瞳の告発
8

衝撃の実話映画

友人に勧められて観た映画。
まず初めに一言。すごく良かった。内容が内容なだけに、良かったと言っていいのか複雑だけど、一生心に残る作品の1つになった。
「新感染 ファイナル・エクスプレス」や「密偵」でも今話題の俳優、コン・ユ主演。

聴覚障害のある子供に対しての性的虐待や暴行…教師達の隠蔽…。映画観る前に気になりすぎて先に予告みたけど、予告だけで泣きそうになったよ。半泣きです。やっぱり目を背けたくなるシーンが満載で心にズドーンとくる映画でした!
そして悪役の先生。アイツとアイツ。も〜〜気持ち悪い!気色悪い!胸糞悪い!友人よ…これは人にオススメできないんじゃないかしら。いやいや、オススメしてくれて、ありがとうの気持ちでいっぱいです!!
これはとても重い内容だけど、観る価値ありです!事実から目を背けてはいけない気がする。
子役達の演技が素晴らしすぎた!

自分達が知らないだけで、現実にもこういう事件が実際あると思ったら胸が痛すぎる。後味の悪い胸糞映画好きさんにオススメ。
コン・ユの出てる映画はこれが初めてだったけど、この映画きっかけでコン・ユ好きになったな。
たくさんの人に観てほしい映画。