はたらく細胞 / Cells at Work!

『はたらく細胞』とは、月刊シリウスにて2015年3月~2021年3月まで連載された清水茜による日本の漫画である。
「人」の細胞組織を擬人化し、体内におけるはたらきを「おしごと」としてコミカルに描いた作品。
主な登場人物は、ドジで方向音痴な「赤血球」と、体内に侵入した病原菌やウィルスと日夜戦う「白血球」を中心とした免疫系細胞、体内組織を修復するため日々がんばる「血小板」など。
1、2話完結型のストーリーで、「すり傷」や「インフルエンザ」など身近なテーマが多く、体にトラブルが起こったときに体内で細胞たちがどのようにはたらいているかが非常にわかりやすく描かれている。このため、勉強になる漫画としてテレビ番組で取り上げられたり、学校の授業にも使用された例がある。
2018年にはアニメ化され第2期まで放映された。
また、原作者監修によるスピンオフ漫画『はたらく細菌』『はたらく細胞BLACK』など、多数展開されている。

はたらく細胞 / Cells at Work!のレビュー・評価・感想

はたらく細胞 / Cells at Work!
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子どもが興味をもった!

理科の勉強、細胞、白血球、赤血球、こんなことに興味をもって自ら調べだす子供なんて少ないだろう。大人の私でも子供になにと聞かれたら困ってしまう。このアニメは、「人の細胞の数、およそ37兆個、 細胞たちは体という世界の中で元気に毎日働いている」、そんな体の中の世界の話である。もちろんここまで聞くとつまらなそうと感じるかもしれない。しかし、魅力的でかわいい主人公の赤血球、ちょっと手荒ではあるがかっこよく見える白血球、それぞれが生き生きとしていて体の中でどんな風に細胞たちが働いているかわかる、勉強になりながら楽しめるアニメなのだ。
子どもも興味を持ちやすそうなかわいらしいイラストで、わが子たちが今まで全く興味を示さなかった体の中に興味を持ったのであった。また男の子が好きな戦闘シーンも魅力である。毎回毎回何かの菌が体に入ってきて戦うのだが、そんなシーンも迫力がすごく、子どもたちは夢中で見入っていた。「本当に体の中で戦ってるの?」「僕の膝、擦りむいたけどいまみんな働いているんだね。体ってすごいね」そんなことを言い合いながら子どもと楽しく鑑賞できたアニメであった。親も勉強になる作品のため、ぜひ親子で一緒に観てほしい。

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生物が好きだと話の内容がよくわかります

このアニメを見始めたきっかけは、アニメ『はたらく細胞BLACK』を見たことでした。細胞の話なので、生物が好きだと話の内容がよくわかります。このアニメの第1話も見ましたが、その後は見ませんでした。その後、映画で『はたらく細胞』の実写版をやるということで、NHKで再放送をし始めたのがきっかけに第2話から見始めました。
赤血球役の花澤香菜さんはそのときはちょうど全盛期で、このアニメの主役をやっていてもおかしくなかったです。それから、レギュラーのヘルパーT細胞役の櫻井孝宏さんや制御性T細胞の早見沙織さんも全盛期のころで、お2人はその後『鬼滅の刃』などにも出ていました。また、ゲストの声優さんも豪華で、中村悠一さんや岡本信彦さんなどが出ています。特に一般細胞の役に混じっている石田彰さんに注目して欲しいです。石田さん演じる一般細胞が早めに出てくるので、それが何に変わるのかも見て欲しいところ。それから、モブの一般細胞の役をやっている人が小林千晃さんや梶原岳人さんであることも見逃せません。
第二期は2人の声優さんがレギュラーで入ってくるのですが、そのうちの1人が『Re:ゼロから始める異世界生活』でナツキ・スバル役の小林祐介さんなのです。声優陣の豪華さもたまらない作品です。

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「はたらく細胞」から得た知識

人間の体の中の細胞たちがどのように機能しているのかマンガから学べ、生物への知識が身につく。アニメとしても放送されている人気作。
「はたらく細胞」は、キャラクターのビジュアルにこだわりを感じられる。赤血球の役割は酸素を運ぶ役割を担っているため、「O2」と書かれている段ボール箱を持っていて、ヘモグロビンという成分を多く含んでいるため赤いハンチングとジャケットを着用。血小板は他の細胞よりもサイズが小さいため、幼稚園児くらいの子供として描かれているなどとビジュアルから細胞の特徴が分かるようになっている。
アニメ内ではナレーションで細胞の役割などの説明があり、目からも耳からも各細胞の情報が入ってくる。

また、「はたらく細胞」だけでなく、スピンオフとして「はたらく細菌」や「はたらく血小板ちゃん」などそれぞれの細胞にフォーカスしたものもあるのも魅力である。
スピンオフの中でも「はたらく細胞BLACK」はアニメ化された人気作。
「はたらく細胞」と違う点は、人間が飲酒やストレスなどを感じたその時に、その人間の細胞はどのような状態になっているのかを「過重労働」という形で体現している。
また、キャラクターの印象も「はたらく細胞」とは打って変わって感情の読めない表情をした印象を受ける。自身の健康について考えさせられるきっかけとなる作品かと思う。

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広がる世界

『はたらく細胞』について紹介。
作者は清水茜で、『月刊少年シリウス』(講談社)にて2015年3月号から2021年3月号まで連載された漫画。コミックスは全6巻(30話)である。

人の中で働く数十兆個の細胞を擬人化した物語で、体中を駆け巡る赤血球と細菌を退治する白血球を中心にした日常を描いている。2018年にはアニメが制作された。

以下、スピンオフ漫画である。
「はたらく細菌」清水茜(監修)、作画吉田はるゆき全7巻。
清水茜(監修)作画杉本萌の「はたらかない細胞」全5巻。
清水茜(監修)、原田重光(原作)、作画初嘉屋一生の「はたらく細胞BLACK」全8巻
清水茜(監修)、黒野カンナ(原作)、作画和泉みおの「はたらく細胞フレンド」全6巻
清水茜(監修)、柿原優子(原作)、作画ヤスの「はたらく血小板ちゃん」全4巻
作者杉本萌の「はたらけ!アニメ化見学」
清水茜(監修)、原田重光(原作)作画乙川灯の「はたらく細胞LADY」
清水茜(監修)、作画蟹江鉄史の「はたらく細胞WHITE」
清水茜(監修)、橋本カヱ(原作)作画次恒一の「はたらく細胞イリーガル」

また、著者時海結以、清水茜(原作)「小説はたらく細胞」、著者時海結以、清水茜(原作)「はたらく細胞」など、小説版もある。

傷から入る細菌との戦いから始まり、病に侵された体の中で細胞たちがどう動いているのか、体を守る為の白血球の活動が逆に体に痛みを与えてしまっていたなど、体の中で何が起こっているのかを漫画にする事で非常に分かりやすい。
BLACKでは現実世界でも見られる光景に辛い場面もあり、子供が怖がってしまったという声が上がるほど。

スピンオフ作品でまだ完結していないものもあり、その続きが楽しみである。
特に「イリーガル」は覚醒剤を扱っており、他の漫画では見たことがない脳に近い場所を扱っているので興味深い。

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アニメをみるだけで成績が上がる!

『はたらく細胞』とは私たち人間の体内にある細胞にスポットを当て、実際にどのような働きを行っているのかをアニメ化したものである。
細胞たちが日々奔走している姿や病気やけがに対して細胞がどのような働きをするのかを一話完結型で分かりやすく解説している。
擬人化していることによって見ている側も共感して見ることができ、なおかつ知識も増える一石二鳥のアニメだ。

赤血球、白血球、血小板など血液検査をした際によく目にする血球たちだが実際にどのような働きをしているのか理解している人はそうそういないだろう。
勉強したくても教科書を見るだけじゃ理解できない、文字ばっかりだと頭に入ってこない。
そう思っている人におすすめしたいアニメ。

私は、医療系の学校に通いながらこのアニメを繰り返しみて楽しみながら勉強したことによって生物学の成績は一気に上がった。
楽しみながら知識を増やしたい人必見のアニメである。

『はたらく細胞』の放送期間
第一期放送期間:2018年7月8日~9月30日
特別編放送:2018年12月27日
第二期放送期間:2021年1月9日~2月27日

『はたらく細胞』は現在は放送されていないが、Amazonプライムで見ることができるので見たことのない人は一度見てほしい。

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誰が見ても大丈夫!

ラジオを聴いていて声優の石田彰さんが「がん細胞役」でオファーされ、いざアフレコスタジオに行ってみると「一般細胞役(セリフは一言二言しかない」になっていてスタッフに何も聞けずそのまま演じていた。周りのキャスト陣もなぜ石田さんがこんな役なのかとざわついていたが、この一般細胞は後にがん細胞になるという大きな伏線を持っていた。というエピソードを聞いて興味を持ちました。
見てみるととにかく出てくるキャラクターがかわいくて細胞たちの一生懸命な姿にきゅんきゅんしました。
見た目も赤血球は赤血球の形を模した頭の上が少しくぼんだキャスケットをかぶっていたり。白血球は顔から服まで全部白かったりとわかりやすいです。
赤血球は女の子で花澤香菜さんが、白血球は前野智昭さんが声を担当しています。
自分の身体の中ではこんなことが起こっているのかと勉強にもなりますし、少しは労ってやろうという気になるところが不思議です。
石田さん演じるがん細胞の回は圧巻でした。キラー細胞役の小野大輔さんも石田さんとの戦いが本当に大変だった手ごわかったと語られていました。
最近を殺す描写はありますが、恐ろしい印象はありません。
大人だけでなく幼児からお年寄りまで楽しめるアニメだと思います。

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教科書として読みたかった

医療系漫画だから堅苦しいのだろうかと、蓋を開けてみるとビックリ。
細胞の知識も知れて、更に笑える一石二鳥な医療系ギャグ漫画である。
このはたらく細胞は、人の体内にある細胞達を擬人化し、様々な病気に対して彼らがどのような働きをしているのかを追う漫画である。
主な登場人物は、配達員の女の子である赤血球と、体外から来た病原体を駆除する男性の白血球であり、他にも個性豊かなキャラが登場する。
その細胞達には各々個性があり、彼らのやり取りに笑いあり涙ありと退屈させない構成になっている点が、この作品の1つの魅力である。
そして何よりも、この作品における素晴らしい点は、数多く存在する細胞の名前やその働き・体内で起きている現象についての理解のし易さである。
多くの方々が授業で人体や内臓の働きについて学んだかと思われるが、一発で理解出来る人はそうはいないだろう。
しかしこのはたらく細胞は、細胞達が一般人として住宅街に住んでいたり働いていたりと、私達人間や日常生活をそのまま落とし込んだ表現をしているので、非常に想像し易く忘れ難い。
また、作中には教科書に載っているような、いかにも臓器ですというようなグロテスクな描写も無いため、その点も安心して観ることが出来る。

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はたらく細胞はとてもタメになる!

『はたらく細胞』というアニメは人体で活動している『赤血球』や『白血球』などの細胞たちを擬人化したアニメです。
人の細胞の数はおよそ37兆個あると言われており、この細胞たちは体という世界で毎日24時間休むことなく元気に働いています。主に酸素を運ぶ役割を持つ赤血球、体内に潜入してきたウイルスや細菌と戦う白血球などの活躍が描かれています。
はたらく細胞の第1期の『はたらく細胞』では、『ブドウ球菌』『肺炎球菌』『スギ花粉症』などと戦う細胞たちの活躍がアクティブに描かれています。『すり傷』の回では、血小板たちの活躍から目が離せないですよ。
また、特別編では『風邪症候群』のウイルスたちと戦う白血球をはじめとする免疫細胞たちが活躍する姿が描かれています。
そして、第2期の『はたらく細胞!!』では、『たんこぶ』が出来てしまう経緯や『デング熱』にかかってしまうとどうなってしまうのか、『悪玉菌』が増えてしまうと人体の腸内はどうなってしまうのかが描かれています。そして、第1期でも描かれていた『がん細胞』に立ち向かっていく姿が描かれています。がん細胞は一度できてしまうと、再発する確率が高いと言われている病ですので、がん細胞と戦う白血球をはじめとする免疫細胞たちの活躍は必見です。
是非、興味がある方や気になった方はチェックしてみて下さい。

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「はたらく細胞」を読んでの感想。

私達は、生きてるだけでいろいろな危険と隣り合わせの日々を送っている。例えばちょっとした切り傷から、スギ花粉症、インフルエンザなど数多くの脅威から身体を襲われる危険にさらされている。しかし、襲われた時一体、体内ではその脅威達とどのような戦いが繰り広げられているのか?この漫画を読むまでは、そんな何気ない疑問をもっていましたが、この漫画を見た後は、一気にそんな疑問が解けました。体内には、赤血球、白血球、血小板等、様々な脅威から体を守るための免疫システムがあり、それらは、24時間365日休みなく働いている。この漫画は、それらの細胞が、魅力的なキャラクターとして義人化されており、人間にそれぞれ個性があるように、細胞達にもそれぞれ異なる色々な役割をもっているということが、とても理解し易く描かれていて、例えば、外部から侵入してき細菌と戦うシーンなどは思わず応援してしまいたくなります。また、話が進んでいくにつれて、それぞれの細胞が意識を持っているような、不思議な気持ちになりました。元々人間の体内の仕組みに興味がある方もそうでない方も、一度読むとこの漫画の持つ不思議な魅力に包まれると思います、そして、読むほどに人体の神秘を感じ、理解し、命の尊さに気づかせられるのではないでしょうか。

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はたらく細胞レビュー

はたらく細胞についてレビューしていきたいと思います。作者は清水茜、出版社は講談社で、「月刊少年シリウス」で2015年3月から2021年3月まで連載された。2018年からはアニメが制作されている。この作品は清水さんデビュー作で、第27回少年シリウス新人賞の大賞を受賞。内容は人の体内で年中無休で働いている数十兆個もの細胞を擬人化した物語です。新米赤血球の「AE3803」や白血球の「U-1146」などを群集劇のような細胞たちの日常を描いている。登場キャラクターの擬人化は細胞は人間化、病原体などはモンスター化or怪人化され描かれている。実際の細胞の作用を基に表現する場合、例えば白血球なら免疫細胞のため、病原体を発見するやいなや血なまこになって働く様子を描いている。キャラクターは全て細胞名や細菌名で統一されているために、基本的な固有の名前はない。他の細胞を呼ぶ時は細胞名を使うが、同種の細胞で呼ぶ合う時には二人称を用いるか。白血球の場合は個体識別番号で、赤血球やキラーT細胞などの場合は、先輩、後輩、班長などの肩書きを用いる。血小板たちは互いにニックネームをつけている。自分の体内でも起こることなのかと勉強になることが多い。作中では体内の細胞が持っている様々な作用が職業や技能として表現されており、細胞はその職種ではたらく人物として描写されている。同種でも外見や性格は違っていて、特に赤血球白血球(好中球ともいう)には個別の識別番号が存在する。赤血球は宅配便の配達員のようなキャラで一般細胞に酸素や二酸化炭素、食べ物(栄養)を運び、動脈では急ぎ足、静脈ではゆっくり移動したりする。エネルギー源はミトコンドリアを持たないため、ブドウ糖をアイスクリームなどで摂取する様子が表現されている。他にも個性的な細胞たちや細菌などが分かりやすい形で表現されており、愛嬌もあって、見ていて飽きずに楽しみながら勉強もできるので幅広い年齢層でも楽しめる作品だと思います。

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楽しく、時にハラハラしながら分かりやすく体の仕組みが学べるアニメです!

「はたらく細胞」というアニメをご存知ですか?
このアニメは体の中にある血液、白血球、骨髄などの働きを分かりやすく人の様な形にし分かりやすく説明しているアニメです。
例えば、転んですり傷ができた際、体はどうやって修復していくのか、その過程で体の中ではどんな事が起きているのかを楽しく観て学ぶ事ができます。
勿論、傷ができるとそこから体内に入ってこようとする細菌類もあり、そうゆう細かい設定もしっかり表現されてます。

また、細菌性の風邪の場合、ウィルス性の風邪の場合、アレルギー性の不調など、様々なシーンを1話完結で進んで行くので飽きる事なく観続ける事もできれば、気になるシーンだけ先に観ても特に違和感なく観ることができます。

アニメだけで無く、漫画もあります。
子供向けかと思いきや、大人が見てもとても面白い内容となっております。

体の中の細胞達が細菌や病原体と戦うシーンは少し怖いと感じる方もいるかもしれません。
(血の表現があります)
それでも全体を通してみると比較的ほのぼのとしたアニメと言えるのではないでしょうか?

私自身、少し体の事について学んだ事がありますが、体の反応がとても忠実に書かれており、勉強中の時に出会いたかったと感じてます。

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「よくある擬人化マンガか」と思ってました、読むまでは。

高校受験、大学受験の設問に高頻度で出る、血球の数や大きさを問う問題があります。「あーどっちだー!!」と頭を抱えた経験ありませんか?このマンガを見ていればイッパツです。
白血球より赤血球が多いことは絵を見れば明らかですし、白血球より血小板が小さいことは白血球は成人男性、血小板は幼児で擬人化されているため理解できます。
当マンガは各疾患ごとに話が進みます。「たんこぶ」「インフルエンザ」など症状は理解出来ても体の中でどんなことが起きているのか考えたことがない方も多いのではないでしょうか?文字で説明をしようとすると飽きやすいことでもマンガやその登場人物に惹きつけられ、ついつい次の話、次の話と進んで読んでしまいます。
ここまで話すと「ある程度大人向けなのか?」と思いきや人体の話なので恐竜や植物、虫など好奇心旺盛な幼児教育にもぴったりだと思います。楽しみながら学べるため本来の勉強の姿ではないでしょうか?
先日「東大生が選ぶマンガベスト20」の5位にはたらく細胞がランクインしておりました。大学の講義で取り入れられる先生もいらっしゃるそうで、それくらい事実に忠実に描かれている作品です。読んでみて楽しかったら是非周りの方にも紹介してください。

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大人も子どもも楽しめます!

清水茜さんの人気コミック、「はたらく細胞」のTVアニメです。

私たちの体の中で日々働いている細胞さんたちのお話です。
主人公の赤血球を通して、体の免疫などの仕組みを楽しみながら学ぶことができます。

生物、細胞、医療などを学ぼうとすると難しそうなイメージがありますが、擬人化された『細胞さん』たちの日常のお話なので、小さなお子さんから大人まで一緒に楽しめると思います。
例えば、11話の「熱中症」では、人が熱中症になるとどのような反応が出て、体の中がどのようになってしまうのか、治るためには何が必要で、どのような経過をたどっていくのかなどを、あまり難しくならずに大まかに知ることができます。

主人公の赤血球は酸素を体の隅々まで一生懸命に届ける運び屋ですが、ドジで方向音痴なところがあり、よく道に迷っています。
主人公をいつも助けてくれる白血球さんは、クールでかっこいいキャラクターですが、体内に侵入した最近やウイルスを見つけると人が変わったように容赦なく倒す、というちょっと癖のあるキャラクターです。
他にもかわいい子どもの血小板や殺し屋のキラー細胞、優雅で優しいお姉さんのマクロファージなど、楽しいキャラクターの登場人物たちが目白押しです。

個人的には、血小板さんたちのかわいらしさと、優しい雰囲気のマクロファージお姉さんが笑顔で敵を倒すところがツボでした。
第2期もとても楽しみです!

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知識を得ながら楽しめる漫画

この作品は、私たちの体の中にいる細胞を擬人化した漫画となっています。
日頃普通に暮らしているだけでは重点を置かない細胞たち。
その細胞を可愛らしく、カッコよく、またコミカルに、ときには泣けたり…。
そして出てくる細胞の名称、その細胞が体の中でやっていることが漫画を通して学ぶことができます。
頭のてっぺんから足の先まで、いろんなところで起こっている体内の出来事を出てくるキャラクター達と学ぶことができます。
特に生物学を勉強している学生さんや、中高生の勉強の一環としても楽しめる漫画だと思います。
そしてキャラクター達もとても人気で、今ではこのキャラクター達をコスプレをしているコスプレイヤーさんも大勢います。
また、昨今問題となっている感染症やウイルス。その本当の恐ろしさというものも実感する内容もあります。
「自分はうつらないから平気」なんて戯言を叩けなくなるほど、ウイルスというのは怖いものです。
そんな話もこの漫画を通して学ぶことができます。
この漫画は、"知識を得ながら楽しめる漫画"であると思っています。
さらにこの「はたらく細胞」はシリーズ化しており、ほかにも「はたらく細菌」や「はたらく細胞ブラック」など細菌に重点を置いた作品や、大人の体事情に特化した作品もあります。
興味があれば、そちらも読むことをオススメします。

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子供から大人まで自分の体の中のことが良く解る

一言で言うなら、教科書にもなるのでは?と思わせるほど、内容に専門的な部分が含まれる漫画です。
でも、だからと言って、お堅い漫画というわけでもないです。
シリアスな部分もありますが、アットホームな部分もあり、スポコンっぽい部分もあります。
体の中の細胞の名前や働き、各器官の働きなど、漫画で解説されています。
通常の文字だけの書籍だと頭に入らないことも多いけれど、不思議なもので、それが絵になり動きが出ると途端に解りやすくなります。
しかもこの漫画は、体を一つの街のように表現し、各器官を建物や施設として、細胞一つ一つを擬人化しているので読んでいてとても分かりやすいです。
体の不調は事件のように表現され、ストーリー仕立てになっているのも読者の興味を引き付けます。
常に体の中で、どのようなことが起こっているのかというのも、とても解りやすく表現されています。
新しい細胞が登場するたびに、細胞の名前とその働きについてのコメントが記載されているので詳しい働きも良く解ります。
これなら、子供も楽しく勉強できて、文字だけの書籍を読むより記憶に残るので知識として身につくし、小中学校の副教材にしても良さそうな内容です。
もちろん、子供だけでなく大人も自分の体の中の細胞がどのように働き、どのような時に負担がかかるのかを知ることが出来るので、生活態度を見直したりするきっかけにもなると思います。
細胞が働くって何ぞや?と最初は思われるかもしれませんが、是非、読んでみてほしい漫画です。

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自分の体の中、分かりやすく学べます!

人間の体の中って、何だか複雑で分かりにくそうだし改めて勉強するのも嫌だなあ…。
そんな貴方に是非読んで頂きたいのが『はたらく細胞』という作品です!
こちらは細胞が擬人化されている作品で、赤血球や白血球など、細胞たちは24時間365日休まずに自分の“お仕事”をしています。そんな彼らの日常を楽しく覗いてみませんか?
通常のお仕事だけでなく、突然やってくる異常事態にも対応する細胞たちを見ていると、普段私たちが行っているような仕事の流れや対応に共感すること間違いなし!笑いあり涙ありで自分の体について楽しく学ぶことができます。
花粉症や熱中症など身近な体の異常から、がん細胞や食中毒などの異常が起こった時に体の中はどんなことになっているのか、少し気になりませんか…?1話ごとに内容がまとまっているので、見終わるごとに体の知識がどんどん増えていき、自分の体について理解が深まります。予防策や対処法などもしっかり学ぶことができて、貴方ももっと健康になれること間違いなし!
意外と分かっていなかった細胞の働きや知らなかった細胞の特徴などが分かりやすく学べるので、改めて体の仕組みを勉強したい方やお子さんと見て一緒に学びたいという方にオススメです!

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楽しく人の体を知るアニメ

「はたらく細胞」というアニメは大人にも子どもにも見てほしいアニメです。知っているようで知らない、分かっているようで分かっていない自分の体のこと。毎日24時間、体の中で戦いが繰り広げられている私たちの細胞。この細胞たちを知るのに適したアニメです。赤血球や白血球などが擬人化し、外部からの菌や内部で作られてしまった悪い細胞を次々とやっつけていきます。しかし、細胞たちがこうして戦えるのも健康だからこそ。乱れた生活、乱れた食事、乱れた睡眠、乱れた排便、乱れた精神では戦えないのです。すごいのはさっきまで良い細胞だと思っていたものが見る見るうちに悪く浸食されモンスターのように暴れまわる様子や細胞ならではの複雑な場面展開もアニメとして分かりやすく伝えているところです。免疫力の大切さ、強さ、正義、正しさだけでなく柔らかさ、優しさ、感動も織り交ぜた作品で、見終わると自分の体に感謝せざるをおえません。どうしてこうなるのか、なぜ細胞は戦うのかが良く分かり、擬人化されたキャラクターに細胞特有の個性を乗せて子どもも理解しやすいです。自分の体の中でこんなことが行われているのかと知るのに、いいきっかけとなる貴重なアニメだと思います。

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自分を大切にしようと思う作品

私は幼少期から花粉症で悩んでいました。
お薬を飲んでもいまいち効果は感じられず、とても辛い思いをしていました。
お医者様からは花粉症対策についてや、お薬については聞いていたのですが、なぜアレルギー反応してしまうのかと言ったメカニズムまでは詳しく聞くことは出来ませんでした。
そんな時に出会ったのが、アニメ「はたらく細胞」。マンガにもあるので、ご存知の方はいるかもしれません。
私はアニメでしか拝見したことはないのですが、このアニメは細胞が擬人化となり、絵が可愛らしいです。
身体の内部について、細かくテロップで表示されていたり、けれど見ている方が飽きないようコミカルに描かれていると思います。
私はこのアニメのおかげで花粉症が起きるメカニズムについてきちんと知り、理解することが出来ました。
学校の教科書は文章で書かれている事が多いと思うのですが、アニメだととてもわかりやすいので頭に入りやすいのもポイント高いと思います。
基本的には1話ごとにテーマが設けられているのですが、たまに続くこともあるので、次の展開が気になる…!といったわくわく感も感じられます。
見た後は、自身の身体について見つめ直す事が出来たり、考えたり労わっていこうと思える作品だと思います。

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勉強にもなる面白い本とは

『はたらく細胞』は、月間少年シリウスで連載されていた、清水茜さんの作品です。2回アニメ化もされており、そこから人気の高さがうかがえます。
内容については、私たちの体にたくさんの数・種類が存在する「細胞」に焦点を当て、それぞれの役割の紹介やどのような働きをするのかの紹介をされています。細胞は擬人化されており、ひとつひとつに個性があるため差別化されていて非常に分かりやすくなっています。
擬人化された細胞が体の中でどのように働くのか、また、日常で起こる病気やけがなどに対して各細胞がどのように働くのかを、分かりやすく面白く描いています。そのため、子供も読みやすく、体の中にある細胞について多くのことを学ぶことができます。私は試しに子供のために購入して読ませてみましたが、とても面白かったようで何度も読み返し、本にある知識を周りの人に披露して「よく知っているね」などと言われたりしています。また、派生作品として『はたらく細胞BLACK』、『はたらく細胞BABY』、『はたらく細胞LADY』もあり、人としての特徴が異なると、働きは同じでも考え方ややり方が異なっており、併せて読むとさらに興味や知識が増えること間違いなしです。

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新しい着眼点

アニメに詳しい友達に薦められて、普段アニメを見ない私と母がハマったアニメです。
人間の体の仕組みについて楽しく学べる作品で、細胞や細菌を擬人化した仕様になっています。聞いたこともなかった「黄色ブドウ球菌」や「マクロファージ」等々、難しい細胞の名前もスラスラ出てくるようになります(笑)。そういった各細胞・細菌や組織の作りについて一つ一つナレーションが付いており、毎回紹介してくれるので段々と覚えてきます。
体内の組織についても人間の世界のように描かれていて、「胃の中の逆流禁止=抗弁」を駅の改札の「一方通行」で例えていたり、解りやすくユーモアも交えて描かれています。回が進む毎に各キャラクターである細胞について愛着が湧いてくるので、自然と体の作りや働き等を学べます。
危なっかしい赤血球ちゃんがいるのですが、ピンチになると毎回イケボの白血球さんが助けてくれたり、縁の下の力持ちなチビっ子血小板ちゃん達が居たり、つい応援したくなるキャラクターばかりです。
声優さん達も豪華で、耳も幸せです。あと、このアニメを見てから、体に無理をさせたり怪我をすると、以前よりも「労わろう」という気持ちが出てきました。

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人類、みな見るべき!

この作品は、本当に素晴らしいです。人間の体の中のことがよくわかります。教科書に書いてあるとまったく覚えられなかったり、頭に入ってこないようなことも、擬人化し、キャラクターになることで、楽しく覚えられます。24時間、休みなく働き続ける細胞たち。私たちこの世に生きる人類すべてにとって関係のある内容です。血液や免疫系、その他諸々、どのような働きのおかげで日常の生活が保たれているのかということを理解すれば、より健康を意識できると思います。この作品は、学校の授業で使っても良いほどの充実した内容です。子どもが見ても、わかるほど、やさしく、面白く書かれています。子どもたちがこれを見れば、医学を学びたい人、看護師を目指す人、研究者になりたい人などが増えること間違いなし!特に免疫系の話は、学校の授業や参考書だと、大変ややこしく、難しく感じます。免疫に関わる細胞たちは、種類が多いし、名前も覚えにくいのです。しかし、キャラクターになると、可愛かったり、かっこよかったり、自分好みのキャラクターも登場したりして、勉強しているという感覚なしに自然と覚えられます。初めてこの作品を見たときから、どっぷりハマってしまいました。ぜひ一度皆さまにも見ていただきたい素晴らしい作品です。

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子供と一緒に大人もハマる?!人間の「体」を知るアニメ

「人間の体のなかには、約37兆2000億個の細胞たちが今日も元気に働いている」というナレーションで毎回始まり、人間の細胞を擬人化したアニメです。子供の教育用かな?と思って何気なく視聴したのですが、大人も見事にハマりました!
赤い髪の女の子「赤血球」と細菌・ウイルスを殺すイケメン「白血球(好中球)」を主として、1話ごとに細菌やウイルスとのバトル、それぞれの細胞の生い立ちや仕事が描かれます。特に第12話と第13話連続の「出血性ショック」の回は、ハラハラドキドキ。平和だった「体の中」が突如として崩壊し、赤血球がなくなっていく、酸素を運べない…と死が迫る人間の「体の中」で細胞たちが必死に頑張っている姿に心を打たれました。このアニメを見てからは、「紙で指を切って血が出る」「暑い…熱中症なりそう…」というときも、「あ~今、血小板ちゃんたちがフィブリンで傷を覆ってくれてるのかな」とか「今、体の中が温暖化状態…水分飲まなきゃ」と考えるようになりました。大人も子供も体の仕組みを学ぶと同時に、自分の体を大切にしようという気持ちにさせてくれます。自分の仕事を全うしようと奮闘する細胞たちは「お仕事アニメ」としても価値があると思います。
ぜひ親子で見てほしい、おすすめアニメです!

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親子で観たいアニメ!『はたらく細胞』

ここはとある「人」の体内。その中では数十兆個もの細胞が年中無休で働いている。
そんな体内の細胞達が擬人化したギャグ要素多めのアニメ。
免疫細胞たちが身体を脅かす異常と戦い、白血球を筆頭にウイルスや細菌、花粉症など、一人ひとり働きを全うしている。
毎回騒動が起こる身体の中で、新米で方向音痴の主人公、赤血球の女の子「AE3803」が毎回騒動に巻き込まれる。
危険なウイルスや細胞と戦うイケメン白血球「U-1146」に助けられる。
主人公を中心に、細胞たちの日常をギャグ・感動・バトル・ほのぼのが入り乱れる、そんな作品。

最近のアニメはエロい要素が含まれているアニメが多く、親としてはあまりアニメを見せたくないと思う人が多いですが、この作品にはそんな要素は全くありません。
年齢関係なく家族で安心してアニメを観ることができます。

あと、細胞達が擬人化しているので、覚えやすく、子供が病気の時の体内ではこんな事が起きているのだと理解でき、親も説明しやすいです。
かっこいい免疫細胞に子供は興味を持つので、親子で楽しくアニメを観ながら、体の勉強や教育を自然と出来ますし、『よくわかる!「はたらく細胞」の教科書』も出版されています。中学生向けの理科の教本ですが、フルカラーで細胞が載っている為、小学生でも楽しんで理科に興味を持つ事が出来る教育にもとても良いアニメです。

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人間の体の中を擬人化した、驚きの世界

人間の体内にある「赤血球」や「白血球」を擬人化した漫画です。それぞれ酸素を運んだり、ウイルスや雑菌を攻撃する役目を持つ細胞なのですが、ひとつひとつの細胞をかわいい女の子やかっこいい青年の姿に変えて、体の中での働きをコミカルに教えてくれます。
風邪やすり傷といった身近な病気や怪我が起こったとき、体の中では何が起きているのか。知っているようで知らなかったことがたくさん学べます。学校の生物の授業で習っただけだった細胞の名前ですが、この漫画のおかげでどの細胞の名前も働きも楽しく覚えられました。
でもこの漫画の本当の面白さは学習できるところではなくて、すごく絵がきれいなところと、テンポのよいギャグアクションです。
赤血球の女の子は可愛くて働き者だけどとんでもなく方向オンチだという設定とか、外敵をナイフで倒す格好いい白血球の青年が実はノホホンと抜けたところがあって看板に頭をぶつけてしまうとか、思わず笑ってしまうシーンがたくさんあります。
ただ勉強になる漫画、綺麗な漫画というだけではなく、面白くてどんどん読みたくなる漫画でした。
またこの漫画を基にしたスピンオフ作品もたくさん発表されていて、体内という身近な世界に対しての関心の高さが分かります。