新しい着眼点
アニメに詳しい友達に薦められて、普段アニメを見ない私と母がハマったアニメです。
人間の体の仕組みについて楽しく学べる作品で、細胞や細菌を擬人化した仕様になっています。聞いたこともなかった「黄色ブドウ球菌」や「マクロファージ」等々、難しい細胞の名前もスラスラ出てくるようになります(笑)。そういった各細胞・細菌や組織の作りについて一つ一つナレーションが付いており、毎回紹介してくれるので段々と覚えてきます。
体内の組織についても人間の世界のように描かれていて、「胃の中の逆流禁止=抗弁」を駅の改札の「一方通行」で例えていたり、解りやすくユーモアも交えて描かれています。回が進む毎に各キャラクターである細胞について愛着が湧いてくるので、自然と体の作りや働き等を学べます。
危なっかしい赤血球ちゃんがいるのですが、ピンチになると毎回イケボの白血球さんが助けてくれたり、縁の下の力持ちなチビっ子血小板ちゃん達が居たり、つい応援したくなるキャラクターばかりです。
声優さん達も豪華で、耳も幸せです。あと、このアニメを見てから、体に無理をさせたり怪我をすると、以前よりも「労わろう」という気持ちが出てきました。