「よくある擬人化マンガか」と思ってました、読むまでは。
高校受験、大学受験の設問に高頻度で出る、血球の数や大きさを問う問題があります。「あーどっちだー!!」と頭を抱えた経験ありませんか?このマンガを見ていればイッパツです。
白血球より赤血球が多いことは絵を見れば明らかですし、白血球より血小板が小さいことは白血球は成人男性、血小板は幼児で擬人化されているため理解できます。
当マンガは各疾患ごとに話が進みます。「たんこぶ」「インフルエンザ」など症状は理解出来ても体の中でどんなことが起きているのか考えたことがない方も多いのではないでしょうか?文字で説明をしようとすると飽きやすいことでもマンガやその登場人物に惹きつけられ、ついつい次の話、次の話と進んで読んでしまいます。
ここまで話すと「ある程度大人向けなのか?」と思いきや人体の話なので恐竜や植物、虫など好奇心旺盛な幼児教育にもぴったりだと思います。楽しみながら学べるため本来の勉強の姿ではないでしょうか?
先日「東大生が選ぶマンガベスト20」の5位にはたらく細胞がランクインしておりました。大学の講義で取り入れられる先生もいらっしゃるそうで、それくらい事実に忠実に描かれている作品です。読んでみて楽しかったら是非周りの方にも紹介してください。