子供と一緒に大人もハマる?!人間の「体」を知るアニメ
「人間の体のなかには、約37兆2000億個の細胞たちが今日も元気に働いている」というナレーションで毎回始まり、人間の細胞を擬人化したアニメです。子供の教育用かな?と思って何気なく視聴したのですが、大人も見事にハマりました!
赤い髪の女の子「赤血球」と細菌・ウイルスを殺すイケメン「白血球(好中球)」を主として、1話ごとに細菌やウイルスとのバトル、それぞれの細胞の生い立ちや仕事が描かれます。特に第12話と第13話連続の「出血性ショック」の回は、ハラハラドキドキ。平和だった「体の中」が突如として崩壊し、赤血球がなくなっていく、酸素を運べない…と死が迫る人間の「体の中」で細胞たちが必死に頑張っている姿に心を打たれました。このアニメを見てからは、「紙で指を切って血が出る」「暑い…熱中症なりそう…」というときも、「あ~今、血小板ちゃんたちがフィブリンで傷を覆ってくれてるのかな」とか「今、体の中が温暖化状態…水分飲まなきゃ」と考えるようになりました。大人も子供も体の仕組みを学ぶと同時に、自分の体を大切にしようという気持ちにさせてくれます。自分の仕事を全うしようと奮闘する細胞たちは「お仕事アニメ」としても価値があると思います。
ぜひ親子で見てほしい、おすすめアニメです!