名探偵ピカチュウ(映画) / Detective Pikachu (film)

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名探偵ピカチュウ(映画) / Detective Pikachu (film)のレビュー・評価・感想

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名探偵ピカチュウ(映画) / Detective Pikachu (film)
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『ポケットモンスター』シリーズを基にした初のハリウッド進出実写映画

人気ゲームシリーズである『ポケットモンスター』通称「ポケモン」の実写映画化。
ストーリーは人間とポケモンが共存する街を舞台に主人公ティムがピカチュウとともに父ハリーが事故で行方不明となった真相を調べるべく、新米記者ルーシーの協力のもとハリーが事故の前に追っていた謎の薬品を巡る事件について調べ始めるといった大まかなストーリーの流れである。
この作品で出てくるポケモンは実写化が難しそうであったキャラを見事に再現しており、ピカチュウの毛並みや表情など再現しており、Twitterなどで公開されたピカチュウがダンスを踊っているYouTubeの動画などは視聴数がバク上がりするほどの人気ぶりだった。
監督もインタビュー中に
「ポケモンを実写化するなら、どうすればリアルなものになるか。そのまま映像化しては、プラスチックのような質感になってしまう。プラスチックみたいなカビゴンはリアルじゃない。だから、現実に存在する質感を当てはめてみるところから始め、動物、植物、鉱石など、自然界由来の質感で検討した。それから、(日本語で)”可愛い”というのも重要で、ポケモンを可愛くしたかったので、ピカチュウは”ふさふさ”に。もしも毛がなかったら、ただの黄色い風船みたいになっています。」
と、ふさふさしたピカチュウのデザインを肯定している。

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ただのポケモン映画ではありません。

『名探偵ピカチュウ』は、主人公の青年ティムがとある出来事がきっかけで偶然出会ったピカチュウと共に物語の謎を紐解いていくという比較的シンプルな作品となっております。
物語の冒頭、いつしかポケモンのことを遠ざけるようになった青年ティムは、ポケモンに関わる事件を追う探偵であった父親・ハリーが捜査に行ったのち亡くなったことを知らされます。
ティムとハリーは家族としての時間を一緒に過ごしたことが少なく、すれ違ったまま突然姿を消したハリーに対し複雑な心境であったティムは、父親の訃報を知らせてくれたヨシダ警部補に話を聞きに、ポケモンと人間が共存する『ライムシティ』に向かいます。
その後ティムはハリーが住んでいたアパートに足を運んで、彼がある事件を追っていたこと、そして親子としてすれ違ったままでも変わらずに息子のことを愛していたことを知ります。
すると自分しかいないはずのアパート内に何者かの気配を感じ、不審者をつきとめようとしました。そこにいたのは帽子を被った人の言葉をしゃべるピカチュウでした。
驚愕したティムはようやくまともに会話できる人間に巡り合えたピカチュウに付きまとわれますが、お互いに会話をしてるうちにそのピカチュウが、ハリーがパートナーとして連れていたピカチュウだったと知ります。そのピカチュウは「ハリーはまだ生きている」と言い、ティムと共に父親探しとその背景に起きた事件の謎を解き明かすために動き出すのですが……。

ここまでが大まかな前半の概要になります。
こちらの作品はゲームやアニメで登場したポケモンが非常にクオリティの高いフルCGとして登場します。劇中でも見たことのあるポケモンや初めて見るポケモンも数多く登場し、子どもだけでなく大人も楽しめる作品となっております。
また、エンドロール前のムービーでは大人が見ると懐かしさのあまりに泣いてしまう方は、わたくし含めて多くいらっしゃいました。
ポケモンによる冒険活劇だけでなく、家族愛、親子の愛情も作品のテーマになっています。まだご覧になられてない方もぜひご家族と一緒に観られてはいかがでしょうか。

長くなりましたが、ここで終わりにしたいと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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ポケモンの特徴をとらえている

渡辺謙さんが主人公の父の同僚の刑事役で出ていました。思ったより出ていて、ポケモンといえば日本だし、日本人のキャラクターを出してくれてありがとうと思いました。ストーリーも面白かったし、ポケモンたちがかわいかったです。
すべてのポケモンをとうじょうさせるわけにはいかなかったのでしょうが、それでも主要なものは抑えていて短いながらもその特徴をおさえた出方をしていました。私が気に入ったのはコイキングです。確かに、ポケモンGOをしているとき、こいつは何の役に立つんだ(戦い的な意味で)と思っていたので、映画でもそういう扱いであり、そして、コイキングが進化したら…というのがおもしろかったです。
また、相棒にするなら断然コダックだなと思いました。頭を押さえて悶絶するところ、そして爆発しちゃうところが素敵でした。いや、頭痛姿をかわいいというのはコダックには失礼な話なんですが、あの神経質そうなところが私にはあっているなと思います。コダックの相棒の女の子もとてもかわいらしく、しかもアニメっぽいというか、日本人好みの顔をしていたと思います。キャスティングもよいし、ポケモン愛も感じられるし、とてもいい映画でした。また、見たいなと思います。

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あのポケモンが現実世界に!

現実世界にポケモンが現れたらどんな感じかというのがよくわかる映画です。ポケモン好きの私は、「ああ、この世界に行きたいな」と思いました。ポケモンの再現率もすごくて、ピカチュウってこんなに小さいのね、ネズミだもんねとか、こいつの質感はこんな感じかとか色々考えられて面白かったです。いろんな大きさのポケモンがいるけど、それがちゃんと実寸大で出るのがよかったし、思ったよりたくさんの種類が出ていました。フシギダネとか、ポケモンGOでお気に入りキャラだったのでうれしいです。ピカチュウの声がライアン・レイノルズということで、大丈夫かなと思ってましたが、ライアンピカチュウはかわいかったです。もちろん本家のピカチュウの声は格別可愛いけど、ピカチュウの可愛さはおっさん声でも崩れないなと思いました。あと、私は結構コダックが好きなので、目立っていてうれしかったです。ストーリーはとてもシンプルで、父を探しに家にいたポケモンと旅に出る話です。大人には物足りないくらい普通の話ですが、子どもなら楽しいと思います。まあ、名探偵要素はあまりなかったですが。大人は子供の頃のあのポケモンを思い出して楽しいし、いい映画だと思います。

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絆の物語、とても感動した。

ポケモンがついに実写化され、予告のCMから期待はしていたのですが予想以上に面白く、また感動的なストーリーでした。
主人公が父親のパートナーであったピカチュウと共に死んだはず父親の行方を追うというのが大まかな物語ですが、
なんといっても感動したのは、最初はポケモンが好きではなかった主人公が、ピカチュウと様々な出来事を経て絆を深めていくところです。

ピカチュウが大怪我を負ってしまい、他のポケモンたちに助けてくれと涙を流して頼むシーンは見ていてとても心が打たれました。
ミステリー要素もかなり多く含まれており終盤ではそうだったのか……!と驚きの事実が連続で発覚していき、思わず鳥肌がたってしまうほどでした。

かわいい見た目のピカチュウから渋い声が出ているため色々な場面でクスッと笑えるところも多かったです。
いつものゲームやアニメで見るのとは違った質感のポケモンたち、各ポケモンそれぞれの良さが本当に沢山あって、目がいくらあっても足りないぐらいです。

本当に見どころ満載の作品でした。最後のエンディングも、過去ポケモンシリーズに触れたことがある人ならとても見応えあるものとなっています。
迷っている方にはぜひ見てほしいとおすすめできる作品です。

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本物のポケモンが存在している世界

前評判が良かったので字幕と吹き替え両方鑑賞しましたが、大変面白かったです。ポケモンは初代(赤、緑)世代でアニメも見ていたのですが、冒頭でポッポが群れて飛んでいるシーンから涙が出てきました。最近のポケモンはあまり知らないのですが、ゼニガメやヒトカゲ、フシギダネなど赤緑のポケモンもしっかり登場しますし、愛らしいビジュアルやリアルな動作が本当に素晴らしかったです。
内容的には大人でも楽しめる内容なのですが、ストーリー自体は割とシンプルで子供も十分内容を理解できると思います。
吹き替え版はアニメのポケモンの声優が声を当てていますので、とても懐かしい気持ちになりました。
何点か気になったのは、伏線かと思ったシーンが特に回収されなかったり、ピカチュウの台詞に「あれ」や「それ」などが多用されているせいで話についていけない(こちらは状況を理解する前に話が進んでいる)場面がありました。
翻訳のせいなのか元からなのかわかりませんが、字幕も吹き替えも大体同じだったので、もう少しわかりやすく翻訳したほうが良かったように思います。
ただ少しわかりにくい翻訳という面を含めても、ポケモンが本当に存在する世界を見せてもらえただけて十分満足です。

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ポケモンを現実にした映画!ピカチュウ好きだけでなくフシギダネ好きも必見!

名探偵ピカチュウの映画で一番いいところはリアルティストのポケモンを見ることができることです。
ぬいぐるみやプラスチックの玩具とは違う現実の生き物としてポケモンが実写されています。CGのレベルが高く、人とのやりとりや、町で生活している姿に違和感がありません。

ピカチュウといえばアニメ版ポケットモンスターの主人公サトシのパートナーイメージが強いです。アニメのピカチュウは真面目で仲間をまとめたり、しっかり者優等生キャラです。しかしこの映画のピカチュウはまったく違う性格をしています。
偉そうで自分を探偵だと言って自信満々。主人公ティムの恋愛にも興味を持ち、ヒロインのルーシーとの関係をからかったりします。ティムを大切に思っているものの、不器用なところがあります。危険から守るため遠ざけたり、こんな渋いピカチュウ見たことがありません(笑)

☆良かったところ☆
本当に生きていて存在しそうなポケモンを見ることができた。「ポケモンが現実にいたら、どんな姿をしているのか、人間と支えあっているのだろうか」そんなポケモンユーザたちの願望を丁寧に掘り下げています。
ポケモンの毛並み、骨格、血管、目の瞳孔、白目にすける血管、顔の皺などが細かく表現されていました。

製作者のレターマン監督はピカチュウを映画化する際、おなじみの姿のままでは黄色い風船のようになってしまう。動物や植物、鉱石など現実世界の素材で実写化に臨んだと語っています。
自分の子供がポケモンに夢中で、正直どこが良いのかわからないという親御さんにもオススメの映画です。

物語のバランスが良くポケモンをあまり知らない人も楽しめる映画です。ポケモンたちの魅力、ティムと父親のハリーの親子関係の修復、先が読めそうで読めない推理、ポケモンバトルのアクションがぎっしり詰まっています。

☆ピカチュウが好きなコーヒーのようにほろ苦い世界観
ポケモンがいたらパートナーになってくれて、支えあって生きていくことができる。一緒に学校に登校したり、家事や仕事を手伝ってくれたり、幸せなことがたくさんあるでしょう。しかし、ティムは辛い過去から抜け出せず、暗い表情のときが多いです。母親を11歳のときに無くして、父親はポケモン関連の事件調査のため家を出て行ってしまう。そのせいでポケモンを嫌うようになり、21歳の現在、保険会社に勤め、パートナのポケモンはいません。
明るく、平和で優しい世界にしなかったことで、世界観にも現実味があります。

☆映画で活躍したポケモンたち
ピカチュウ
ふさふさ、もふもふな毛並み、ほっぺの模様がチャーミングです。可愛いルックスなのに眉間に深い皺をよせたり、声が中年男性のように渋くてギャップがあります。泣きながら歌を歌ったり、リザードンにおびえたり、終盤は激しいバトルをミューツーと繰り広げ大活躍です。ピカチュウたちポケモンが映画を明るくしてくれています。

ピカチュウは映画『デットプール』で有名なライアン・レノルズがモーションキャプチャをつけて演じたもの。そのため人間のように表情豊かなのです。

☆フシギダネ
フシギダネ好きな人にとってこの映画は必見です。20匹くらい森からわらわら現れて、のそのそと森を歩き傷ついたピカチュウを抱えるティムを誘導するシーンが感動的です。言葉が通じなくても感情を汲み取ってくれます。さすが2021年草タイプ御三家人気No.1に輝いたポケモンです。おいしいシーンがちゃんとありました。

☆リザードン
狂暴化して暴れるシーンは迫力があってカッコいいです。我に返ってピカチュウの身を案じたり、ギャラドスに怯えたり気の小さいところもあって出番が多かったです。

☆エイパム
狂暴化して複数で襲い掛かってくるシーンはパニック映画のようでした。正気に戻るとティムにズボンを返しに持ってきます基本的にポケモンたちは人間に好意的です。ここも嬉しいポイントです。

☆バリヤード
ヒントをパントマイムでおしえてくれますが、存在がホラーです。ポケモンは可愛いものだけではありません。
監督のお気に入りで絶対に出そうと決めていたそうです。

そのほかにもベロリンガ、ゲッコウガ、イーブィ、ブースター、プリン、ヒトカゲ、ゼニガメ、カラカラ、キモリ、ガーディ、カビゴン、ミューツなどなど、確認してみると50匹ほどのポケモンが登場していました。お気に入りのポケモンを探してみるのもいいですね。"

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世界が悶絶した可愛さ/名探偵ピカチュウ/ハリウッド実写版

ポケモンGOの世界浸透率は、携帯電話の世界普及率などよりもダントツの速さでした。人を喜ばせたものが最強の人気を誇るのは、日本だけではなく世界でも当然のセオリーだったということです!

ゲームやアニメで大人気のポケモンがハリウッドで実写版として作成されました。二次元のポケモンの可愛さがどの程度まで三次元に反映されるのか不安の声も上がっていましたが、蓋を開けてみればそんな心配はどこへやらで、ピカチュウだけでなく他のキャラクターもアニメを超えるほどの可愛らしさでした。YouTubeに挙げられた海外での反応でも、大の大人が狂喜乱舞する姿が見られる程でした。

この映画のストーリーには親子愛、友情、ほんわかした恋愛、ユーモア、諦めない心、多様性を受け入れる大切さ等が主人公とユーモアたっぷりのポケモンキャラクターの冒険の中に織り込まれています。
特に、自由の国と謳いながらも人種差別問題が頻繁に勃発しているアメリカでは、人間だけでなく様々なポケモンキャラクターが共存する世界が描かれているこの映画にはアメリカの「何とか共存の道を模索したい」という本質的な希望を垣間見ることができる事から、基本的には子供向けの映画ながらも大人も楽しめる資質を持っている映画と言えるでしょう。

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子供心に戻れる作品

幼少期から兄の影響で好きだったポケモンがまさか実写化するとは思いもしませんでした。最初はピカチュウの謎のフサフサ感に嫌悪感すらあったのですが、友人の勧めで見てみるとどんどん可愛く思えてきました。私は本作品を日本語吹き替えで視聴したのですが、キャスティングが絶妙でピカチュウの見た目にはそぐわない渋い声に驚きました。

さて本編の話に移りたいと思います。この物語の舞台はポケモンの世界観そのもので、誰もがポケモンをパートナーとして連れ添って歩いています。その中で主人公の父が亡くなってしまい、相棒だったピカチュウとその真相を探るという物語です。細かい設定や可愛らしいポケモンたちに見とれているとストーリー展開についていけなくなりそうでした。

まあそういいながらもストーリーはわかりやすくテンポも良かったので、子供も大人も楽しんで見れる作品だと思います。推理・探偵ものというよりはアクション(?)系なのかな。

また本作品では、これまでのアニメ映画『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』等で出てきた悲惨な実験的な要素も含まれています。ポケモンと人間が「共生」することはいったいどんな形が正解なんだろうと想起し、本当に自分もポケモンがいる世界の住人になったかのような気持になりました。

最後の演出ではポケモンをプレイしたことがある人なら、みんな懐かしくなるような演出が施されています。私が幼いころ可愛いポケモンをわざと進化させなかったり、ジムリーダーに勝てなくて何度も草むらで経験値をあげたりと純粋にプレイを楽しんでいたあの頃がフラッシュバックして、私は本当にポケモンが好きだったんだと思い出しました。

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ピカチュウの可愛さだけじゃない。子供の頃の熱い思いを思い出す

名探偵ピカチュウは、もともとゲームとして日本で販売されたものです。しかし、それと本作ではシナリオが少々異なっています。また、ポケモンの映画としては、3D実写映像は初めての見せ方となります。
もふもふのピカチュウや等身大のポケモンと実際に絡んでいる様子を見ると、まるでポケモンワールドが本当にあるかのようなリアリティ。主人公がピカチュウと出会い、成長していく姿を見ると、ただポケモンたちが可愛いだけではなく、リアルな探偵映画とも違う感動を覚えます。さらに、映画のところどころで聞こえるポケモンの鳴き声やポケモンサウンドにも興奮します。
ポケモンのコンテンツはいつも愛と勇気、諦めない心があれば必ず報われるということを教えてくれます。仲間を信じ、愛している登場人物たち。必ず夢や目標があり、それに向けて一生懸命であれば必ず夢が叶うと教えてくれます。
この映画を通して、ポケモンは身近にいないけれど、ポケモンバトルで勝利するのは、今目の前にある自身の問題に立ち向かって打ち勝つのと同義なのかもしれないと感じました。ポケモンバトルのように、真摯に向き合い自身の問題を一つ一つ解決していけば、夢は必ず近づいてくると改めて気付かせてくれる映画でした。
ポケモンファンはぜひ見て欲しいし、ポケモンに詳しくなくても大丈夫。絶対楽しめます。

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映像技術に感服!文句無しの世界観再現!

ポケモンをみて育ってきた私としては、この映画に全く期待をしていませんでした。なぜ日本の映画業界ではなく、アメリカでつくるのか、と。アニメーションだったら、日本の専売特許じゃないかと。しかし映画をみて私の意見はころっと変わります。この映画こそ、日本ではなく、アメリカで作るべき映画です!背景もすべて2次元でのアニメーションなら日本もレベルが高いでしょう!しかし、CGでの技術はアメリカの方が上です。またアメリカで作ったのに、ポケモンの世界観を見事に再現をしてくださり、本当に監督、ありがとうございます。「ふわふわ毛のピカチュウ論外」などといってしまい申し訳ありませんでした。今となってはピカチュウはふわふわ毛でないと、と思います。世界観の再現とともに、ポケモンをよく勉強されたのだな、と思うところも多くありました。一つ一つのポケモンのキャラクターの設定などにも触れることがありましたし、もともと3dsの「名探偵ぴかちゅう」にそって作品をつくったと聞きました。映画関係者のおじ様たちはみんなでわざわざプレイしたのでしょうか?俳優や声優も見事です。デットプールというギャグ路線の俳優であるライアン・レノルズをピカチュウの中身にするというのは、もはやクレイジー。話題性だけの選択かと思いきや、全てを見終わったあと、「ぴかちゅうはライアンじゃなきゃいけなかったんだ」とすべてつじつまがあいます。まだ見てない方是非見てください!