クロノ・トリガー / Chrono Trigger

クロノ・トリガー / Chrono Trigger

『クロノ・トリガー』とは、1995年に発売されたスーパーファミコン用ロールプレイングゲーム。
ファイナルファンタジーの坂口博信、ドラクエの堀井雄二、ドラゴンボール等の漫画家鳥山明の3名によるドリームプロジェクトとして企画され、話題になった。
主人公クロノは、未来の世界を滅ぼす元凶ラヴォスを倒すため、過去、現代、未来を行き来しながら冒険する。

クロノ・トリガー / Chrono Triggerのレビュー・評価・感想

クロノ・トリガー / Chrono Trigger
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時空の世界の向こう側

キャラクターデザインに故・鳥山明を迎えたゲーム会社スクエア(当時)のドリームプロジェクト。それがこのゲームの開発チーム発足だった。
「クロノ・トリガー」は今も色褪せることがない有名タイトルであり、時間逆行物の要素を備えた時空を超えて旅をする少年少女たちの物語だ。主人公クロノは地元のお祭りガルディア王国千年祭に参加し、そこで少女であるマールと出会う。お祭りを楽しむ2人だったが、クロノの幼馴染みである天才科学者のルッカが発明した時空を超える渦に巻き込まれ、クロノとマールは過去へ飛ばされてしまう。そこはモンスターがはびこる魔王が統治する時代、中世だった。
このゲームには時間逆行物として基本的な要素が登場する。過去の自分はどう行動したのか。それによって未来にどう影響するのか。それを計算しながら物語を進めていく過程がとても楽しい。ほんの少しの歯車のきしみが、やがてとても大きな冒険譚になっていく。多種多様なギミック。旅すること自体がタイムパラドックスではないかという意見もあるかもしれないが、ご安心を。その要素もちゃんと物語上で伏線回収されます。多くの人を魅了するRPGゲーム「クロノ・トリガー」。あの扉を開けた向こうの冒険に出掛けてみるのもいいのではないだろうか。一足先に待っている。

クロノ・トリガー / Chrono Trigger
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夢のコラボが生み出した最高傑作

「スクエア・エニックス」として有名なゲーム会社ですが、昔はスクエアとエニックス、別々の会社でした。スクエアの代表作は『ファイナルファンタジー』、エニックスの代表作は『ドラゴンクエスト』。この2つのRPGは今でも「FF派」、「ドラクエ派」として話されることがありますが、その2つのゲームの制作スタッフがまさかのコラボをして生み出した作品が『クロノ・トリガー』というゲームになります。
「タイムリープ」を題材にしたアニメ、ゲームが多くありますが、その走りを作り出したのがこの作品ではないでしょうか。過去や未来にタイムスリップして色んな事件を解決していくというストーリーで、ジャンルはRPG。過去を変えることでその先の未来が変わるタイムパラドックスが起こったりと、1995年に発売された作品だということを感じさせない内容になっています。

バトルスタイルはターン制ではなく、いわゆる「FF方式」。
特筆するのは2点ありますが、まずは音楽。光田康典さんが描く憂いのある音楽がたまりません。おすすめは「風の情景」、「時の回廊」、「カエルのテーマ」です。
もう1点は、マルチエンディングシステム。現代では当たり前のマルチエンディングですが、実は『クロノ・トリガー』が1番先と言われています。タイムパラドックスによる未来の改変が、マルチエンディングを生み出したんでしょう。
全てのエンディングを見たくなる、やり込み要素満点の作品です。

クロノ・トリガー / Chrono Trigger
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鳥山明先生と堀井雄二先生がタッグを組んだ名作RPG「クロノトリガー」

「クロノトリガー」は日本で発売の大人気RPGのひとつです。
主人公クロノがひょんなことから時空を超える旅に巻き込まれ各々の時代で発生する事件を解決しながら進む大人気のRPGです。
これまでにもさまざまな媒体でのリメイクが刊行されました。
その魅力はゲームだけにとどまらず音楽CD、スピンオフ作品、小説などなど多くのメディアにわたりました。
原始世界、中世世界、現代世界、そして未来世界と大きく分けてこの四種類の世界を駆け巡りながら物語が展開していきます。
すべての世界の事件を解決させる、あるいは冒険途中で通うことになる場所から本作のラストボスと戦って勝てばエンディングになります。
当時のゲームとしては画期的なマルチエンディングが採用されており、ラスボスをいつどの段階で倒したかによってエンディングが変化します。
ゲームとしての人気もさることながら登場人物や仲間になるキャラクターも豊富で、
未来世界で仲間になるロボットや中世世界で仲間になるカエルなどバリエーションも豊かで、それがまたこのゲームの魅力だといえるでしょう。
SFCで初めて発売されてさらにPlayStation版、DS版、モバイル版とその人気から多くの機種での販売がなされてきた人気作品です。

クロノ・トリガー / Chrono Trigger
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名作といわれるもの

1995年3月11日に発売された現在のスクウェアエニックスの名作といわれるクロノトリガーです。
RPGで当時ドリームプロジェクトのメンバーがとても豪華で今でもいろんなメディアでゲームのランクインやサントラなどで取り上げられるものです。
スーパーファミコンでのグラフィックや音楽やストーリーは当時夢中でプレイしたのを覚えています。
またSNSやインターネットが普及していなかった時代にプレイしたので
何一つ情報や攻略などもない為純粋にゲーム自体が楽しめたのではないでしょうか。
また、ドット絵が美しくやりこみ要素があり裏技が仕込まれており強くてニューゲームがあり最初のとあるマップの仕掛けを選択するとラスボスと戦える要素もあり、マルチエンディングもありますし7人のキャラクターそれぞれの肉付けが深く一人ひとり大事に描かれている所がいつまでも色あせずに楽しめる要素だと思います。
またゲームの特徴である時を超えて世界を救う物語の為様々な時代を垣間見ることができます。
ミニゲームも豊富でバイクレースゲームやドッペル人形の真似をし自分そっくりの人形を手に入れることができるし主人公であるクロノの家に猫を最大10匹ふやすことができたりと様々な要素を楽しめるのも名作といわれる一つではないでしょうか。

クロノ・トリガー / Chrono Trigger
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最高のスーファミゲーム

言わずとしれた名作ではありますが、ゲームに関してのオススメとしてはレトロゲーム好きな自分としては特に外せない作品、クロノトリガーを挙げさせていただきます。
何が素晴らしい、と一言でも言えないのですがまず音楽が素晴らしいです。最初の方の街の音楽や中世、古代、原始、未来などその時代、時代の音楽がとても優しかったり、もの悲しかったりとそれぞれの個性に溢れて素晴らしいな、と感じます。そして、色々な時代の音楽と書きましたが、その時代、時代をゲートを使って移動する、というのもあまり他ではない設定で興味をひきました。
そして、どの時代にも存在してくるラヴォスという存在。ウイルスのようにどこかから飛来して寄生する、というような存在で色々考えさせられるものがあります。そしてキャラクターもまた個性に溢れ、大変魅力的です。なんせ、キャラクターデザインは鳥山明さんがされており、ドラゴンボールさながらに躍動する登場人物達がまたそれぞれにいい味を出していると思います。
あと、なんといっても特徴的なのがつよくてニューゲームのシステムです。このシステムは未だにクロノトリガーだけでしょうか?クリアしたあとその強さのまままた最初から始められるという斬新さ。これにより何度も何度もクリアしてもまたやりたくなる、伸びしろがある感じや、強いキャラクターでガンガンすすむ痛快さも味わえます。本当に一言ではいえないですが最高に素晴らしいゲームだと思います。

クロノ・トリガー / Chrono Trigger
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レトロゲームと侮るなかれ

1995年に発売されたスーパーファミコン用ゲームです。
少し古い、いわゆるレトロゲームに分類されるかと思いますが移植版等あるのでそちらでもプレイすることが出来ます。
キャラクターデザインは鳥山明さん。
主人公のクロノが仲間たちと時代を行き来しながら未来を変えるために戦うというストーリーです。
時代ごとにマップが切り替わり、原始・古代・中世・現代・世界崩壊・未来とありますが、世界崩壊はラヴォス(ラスボスです)と戦うためだけのものなので実質5つです。
当たり前といえば当たり前なのですが、時代によって地形が変わっていくのも変化を楽しめて好きです。
グラフィックの良さと音楽の綺麗さもこのゲームを盛り上げるポイントかと思います。
とにかく美しい音楽で、個人的には作業BGMに最適だと思っています。
バトルシステムはアクティブタイムバトル方式。その場で戦闘が始まるので臨場感もなかなか。
モンスターのデザインも可愛らしいものからユニークなものまで揃っているのでレベルに余裕が出てきたらじっくり見ていただきたいです。
時代を行き来する中で色々選択肢が出てきます。
選んだ内容によって若干未来が変わるのでセーブはこまめにした方がいいかなと思います。
特にルッカ関連とカエル関連。
ただ一番最初のお祭りイベントは何をやってもその後クロノに降りかかる災難の結果は変わらないので思う存分楽しんでください。

クロノ・トリガー / Chrono Trigger
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スーパーファミコンの最高傑作ゲーム

スーパーファミコンの中でも売上記録のあるクロノ・トリガー。
それも、ゲーム業界の王様である「ドラゴンボール」「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」の開発者が携わっている為、クオリティーは非常に高いものとなっている。
ストーリーとしては、クロノを含む主人公達がある日時代を行き来することができるようになる。
進める中で、将来自分たちの住んでいる世界が滅びることを知ってしまう。
世界平和の為に、様々な時代を行き来し物語を進めていくRPGとなっている。
時代に応じて出演するキャラクターも違い、その演出も楽しめるようになっている。
最も魅力を感じる部分は何といっても、BGMにある。
クロノトリガーのゲーム中に流れる曲は名曲ばかりである。
曲ごとに熱いファンがいたり、オーケストラ団体によって、クロノトリガーの楽曲を演奏されることもあるぐらいである。
ファイナルファンタジーも名曲が多いことで有名だが、クロノトリガーも全く引けを取らないレベルで質の高い曲が集まっている。
人気のある象徴として続編がでたり、iphoneのアプリとしてもリリースされ、クロノトリガーは再び活躍している。
また平成におけるゲームランキングで何と1位を獲得しているのである。
数えきれないゲームの数の中から1位を獲得しているには、それなりの理由がある。
是非、今からでもこのゲームを味わって頂きたい。

クロノ・トリガー / Chrono Trigger
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スーパーファミコンで発売された夢のトリオによるRPG

スーパーファミコンで発売された夢のトリオ、ファイナルファンタジーを手がけた坂口博信、ドラゴンクエストをこの世に産んだ堀井雄二、歴史に残る名作ドラゴンボールを描いた鳥山明によるRPG。
ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー以外のRPGでダブルミリオンは本作のみ。
舞台はFFやドラクエのように「世界」を回るのではなく、同じ世界のそれぞれの「時代」を旅する、時の旅人。
何気ない日常から時代を巡り、地球を救うために冒険をする。
それぞれの時代でそれぞれのドラマがあり、戦いがあり、歴史があり…どのイベントも印象深い。
「自分達の世界が未来で破滅していると知った主人公達が、それを回避する為に時を巡って元凶を倒す」というものだが、細かいところまで非常によく出来たストーリーだと思う。
FFを踏襲したアクティブタイムバトル、3人パーティ協力を重視した連携など、とにかく充実した面白さを如何なく提供している。
ストーリー、グラフィック、BGM、システム、どれをとってもSFC最高峰で、全てが噛み合ってる。
ゲームそのものとして完成度が凄い。
是非お勧めしたい伝説のゲームタイトル。
騙されたと思いながらプレイして欲しい作品。

クロノ・トリガー / Chrono Trigger
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ヒロインがプレイヤーそれぞれで別れるゲーム

主人公クロノは村で暮らす普通の若者として物語は始まります。
お母さんに頼まれて1000年に一度のガルディア祭にお弁当を届けに行く最中、出会うのは好奇心旺盛な女の子マール。一緒に祭を回ろうと誘われていろんな会話をしながら連れ回されます。
広場の奥で幼馴染みのルッカに二人は出会います。発明家のルッカは時空移動する装置を作ったと群衆をわかせておりました。そんな時、マールのネックレスが時空のワームホールを謎の力で開いてしまいます。目を覚ますとクロノ1人、マールはいません。どこか似た景色にクロノは戸惑いながら時代を跨ぐ長い長い冒険が始まるのです。
現代のマール、ルッカ
原始時代のエイラ
中世のカエル
未来のロボ
...そして勇者グレンに呪いをかけた魔王
全員がそれぞれの考えのもとにクロノと旅をします。
それぞれの過去、トラウマ、希望エピソードも盛り沢山。過去でしたことは未来の人物や出来事にも影響を与え、未来の技術を過去で生かすことも。殺すことも。
登場するボスすべてにもただ悪者というわけでなく守りたいもの、考えがあってクロノに襲いかかります。
プレイヤーが望むエンディングが必ずあります。
クロノの行動で物語はマルチエンディングへ。
すべてを知りたくてRPGでも何周もできちゃうゲームです。
BGMはピアノのクラシック調で聞いてるだけで癒されます。

クロノ・トリガー / Chrono Trigger
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スーパーファミコンの名作RPG

1995年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコンのRPGゲームです。
ストーリーの舞台がよくある「過去・現代・未来」だけでなく「原始・古代・中世・現代・世界崩壊・未来・黒の夢・時の果て」と広がっていて、独特で壮大な設定になっています。
「現代」に生きる主人公クロノが王国の千年祭を楽しむ街で少女のマールと出会い、物語は始まります。
二人は出会い頭にぶつかってしまい、その瞬間に鐘が鳴り響くというロマンティックな出会いです。後のストーリーで主人公クロノは王国裁判にかけられてしまうのですが、このマールとのぶつかり方で有罪無罪が分かれたりするなど、細かな設定がされています。
マールと共に幼馴染の発明家ルッカを訪ね、偶然の事故からマールが行方不明に…そこから物語は大きく動き、現代から中世や未来を駆け巡り、その中で世界の終わりを目にしてしまいます。
必ず訪れてしまう「世界崩壊」を食い止めるため、クロノと仲間達の時空を超えた冒険と戦いが描かれた作品です。

物語構成も壮大で素晴らしいですが、RPG好きには音楽も重要です。このクロノトリガーの音楽がまた素晴らしいです。FFシリーズで有名な植松信夫さんが携わっています。フィールド曲の1つ「風の憧憬」は人気が高く、歌手の清水翔太さんがサンプリングし「風のように」という歌曲を制作したことでも有名です。
システムはFFシリーズと似通ったところも多くありますが、主な特徴としてはキャラクターの属性(火・水・天・冥)により技や武器が変わること、シンプルで分かりやすいシームレスバトルになっていることがあります。技の組み合わせについてもキャラやキャラの装備している武器で変わってくるという細かい設定が施されています。
物語設定やキャラクター、音楽等、どれをとってもスーパーファミコンのRPGの中でトップレベルです。
PS版やDS版などでも発売されており、アニメーションが追加されたりイベントが追加されるなど、一度プレーしたことのある人もまた楽しめる人気作品です。世代で言えば30代が食い付く事間違いなしの作品です。

クロノ・トリガー / Chrono Trigger
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全ての過去が未来につながる

平成最高のRPGとしての名高さの通り、最高の音楽とストーリーの名作です。

時を自在に行き来するシステムは最大限に活用され、数千年の時を日光にさらさなければ輝きを取り戻さない石を紀元前に設置し未来で輝く石を入手する、過去の宝箱はあえて開けずに未来から順に調べることで一箇所から複数のアイテムを手に入れる、退廃した地を豊かにするために仲間のロボが数千年かけて土地を耕し未来で再会したり(主人公から見ると再会は一瞬、ロボから見ると数千年)、粉々になった主人公を救うために死の瞬間へ戻り人形と入れ替えて救出と、どれをとってもタイムトラベルがゲームの重要なものとなっています。

武器を没収されるイベントでは、その時の編成に「素手が武器」であるエイラを入れていると攻略が楽になったり、選択次第では敵だった魔王が仲間になったり、編成次第では合体技が使用できるなど楽しめる要素も満載です。
未来のロボ、中世のカエル騎士、太古の女原人といった各時代の象徴とも言える仲間たちも大きな魅力です。

クリア後にはレベルや所持品そのままで最初からプレイできる「強くてニューゲーム」システムがあり、ラスボスをいつ倒すかで変わる多数のマルチエンディングを回収しやすいのもすばらしいです。

個人的な好みとしては要所イベントやエンディング後の追加アニメーションムービーがある移植版よりも、それらのないSFC版が世界に入り込みやすくて好きです。

クロノ・トリガー / Chrono Trigger
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王道かつのめり込めるRPG

タイムスリップをして未来を変える、滅びる世界を救うために戦うという王道なストーリーです。
細かな設定は非常にワクワクするようなもので、例えば過去では魔法が栄えた文明があったが滅びた、魔族と人間の戦争があった、未来では世界は滅びてしまっていて、生き残った人間たちは希望も無くひっそりと暮らしている、など。それぞれの時代にそれぞれの物語があり、別の時代へ繋がっていたりもします。そのような細やかでリアリティのある設定がプレイヤーをゲームの世界にのめり込ませると思いました。
また、キャラクターも魅力のひとつです。私のイチオシはカエルです。味方メンバーの一員になるのですが、魔族と人間との戦いに敗れてカエルの姿にされた元人間です。そのカエルが剣を持ち、ピンチを救ってくれたり、敵討ちのために魔王に立ち向かう様はカッコいいの一言です(まあ、その魔王もまた魅力的なかっこよさで、仲間になることもあるのですが)。
他にもこのゲームの特徴的なシステムとして、味方同士の連携技があります。キャラクターの技と技を掛け合わせて発揮される連携技は、カッコいいものから笑えるものまで多数あり、画面内を所狭しと動き回るキャラクターにこちらも楽しくなってきます。新しい技を覚えるたびにどんな動きをするのか、連携させられるのか気になってしまいます。こんなにワクワクするゲームはこれが最初で最後かもしれません。