ぼっち・ざ・ろっく! / ぼざろ

ぼっち・ざ・ろっく! / ぼざろ

『ぼっち・ざ・ろっく!』は、日本のTVアニメ作品。はまじあき作の同名4コマ漫画を原作とする。2022年10月から12月までTOKYO MX等にて放送された。アニメーション制作はCloverWorks、製作はアニプレックス、芳文社。アニメの略称は『ぼざろ』。
主人公は、重度の人見知り・コミュ障である後藤ひとり(ぼっちちゃん)。動画投稿サイトで活躍するギタリストだが、学校ではバンド活動はおろか友達を作ることもできない。そのひとりが「結束バンド」というバンドに誘われ、バンドメンバーの伊地知虹夏・山田リョウ・喜多郁代と共に、ライブハウスでの演奏やアルバイト等を通して、ギタリストとして成長していく姿を描いている。
2022年秋のアニメでは、文化祭ライブまでが放送された。 「インキャ」として暴走するひとりの様子や、「結束バンド」の楽曲性の高さに心を掴まれる人が多かった。『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』などの人気タイトルが放送された2022年秋期のアニメ作品の中でも、大きな話題となった。

ぼっち・ざ・ろっく! / ぼざろのレビュー・評価・感想

ぼっち・ざ・ろっく! / ぼざろ
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日常系バンドアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の魅力

皆さんは「ぼっち・ざ・ろっく」(以下、「ぼざろ」)というアニメをご存知でしょうか?2022年秋に放映された作品で、2024年春・夏に全国の映画館にて総集編が上映されました。そんな「ぼざろ」の魅力について紹介していきます。
今作は、ギターが得意だけど陰キャな主人公の後藤ひとりが、ひょんな出会いから知り合ったメンバー達と組んだバンドの日常、成長、交流を描いた作品となります。このバンドは「結束バンド」という名前で、他のメンバーはギターボーカルの喜多郁代、ドラムの伊地知虹夏、ベースの山田リョウとなります。

そんな「ぼざろ」の見どころは3つあります。
1つ目は、ネット上で「ギターヒーロー」という名義で活躍する程のギターの腕前を持っているが、バンドで活動するとなると下手になってしまうというスランプを抱えたひとりが、メンバーや他のバンドなどとの交流を通して成長していくという過程を見られることです。バンドメンバーとの練習や交流を通して、少しずつ確実に成長をしていくひとりの姿からは勇気が貰えるはず。また、登場する他のバンドのメンバー達、ライブハウスの人達も個性的で面白いところでもあります。
2つ目は、ゆるい雰囲気で楽しめることです。バンドメンバー同士のゆるく可愛いやりとりには癒されることでしょう。そして、ライブハウスについての内情やバンドについての話が深いところも面白いところであります。
3つ目は、劇中楽曲のクオリティが高いことです。劇中での結束バンドの曲の実際の提供者が、KANA-BOONや音羽などの有名なアーティストから提供されていることは大きな魅力ではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。以上が「ぼざろ」の見どころとなります。皆さんも是非ご視聴ください。

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バンドに興味なくても楽しめる!コミカルでハートフルなガールズバンドアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』

今回紹介するのは『ぼっち・ざ・ろっく!』です。ネタばれ部分はカットして、作品のレビュー及び見どころを紹介します。

本作はぼっちこと後藤ひとりと、他主要キャラクターの3人が4人組ガールズバンド「結束バンド」を結成して、音楽活動に取り組むアニメです。
ぼっちは内向的で友達ができず、かといって多くの人に囲まれて褒められたい承認欲求も持っている所謂「陰キャ」な女子高生。音楽番組で自分と同じような境遇だった売れっ子ギタリストを見て、触発されるがままに独学で凄腕ともいえるスキルを磨くなど、努力家な一面もあります。
そんなぼっちに「結束バンド」のドラマー伊地知虹夏が偶然声をかけたことから、ぼっちのバンド人生がスタートします。
メンバーがドン引きするほど、陰キャ特有のコミカルな振舞いを見せるぼっち。そんな彼女をいじりつつもフォローして、彼女の実力を引き出そうと頑張る「結束バンド」の姿は、面白くもあり微笑ましく、見ていて飽きません。
また、ぼっち以外のバンドメンバー、虹夏、山田リョウ(ベース)、喜多郁代(ギター&ボーカル)もぼっちに勝るとも劣らない癖のあるキャラクターです。
時に彼女たちがぼっち以上の問題行動を起こすなど、誰がやらかすのか分からない予測不能な展開も魅力で、気が付いたらついつい全話試聴してしまう中毒性がありました。

自分はロックバンドに詳しくありませんが、登場人物の個性的なキャラクターが織りなすコミカルなストーリーにすっかり魅入られました。
コミカルな作風の一方で、周囲の登場人物が陰キャ主人公ぼっちを優しくフォローするハートフルな魅力も詰まった作品のため、ほのぼのとした作風のアニメが好きな人には是非おすすめしたいです。

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アニメを見てハマった作品

「ぼっち・ざ・ろっく!」は、内気でギターが大好きな主人公・後藤ひとり(ぼっちちゃん)が、ひょんなことからバンド活動を始め、成長していく姿を描いた青春群像劇です。このアニメが多くの視聴者の心を掴んだのは、なぜなのでしょうか?その魅力を5つのポイントで解説します。

1.共感できるキャラクターたち
ぼっちちゃんをはじめ、個性豊かなキャラクターたちが魅力的です。完璧ではない、どこか人間味あふれるキャラクターたちの姿に、多くの人が共感し、自分自身と重ね合わせてしまうのではないでしょうか。特に、ぼっちちゃんの孤独や葛藤、そして成長していく姿は、視聴者に勇気を与えてくれます。

2.音楽の力
アニメの随所に登場する音楽が、物語を大きく彩っています。結束バンドの演奏シーンは、見ている私たちまで高揚させてくれるほどの迫力があります。また、各キャラクターが抱える感情を音楽で表現することで、より深く物語に没入することができます。

3.丁寧な描写
バンド活動を通して成長していくキャラクターたちの姿が、非常に丁寧に描かれています。練習を重ねることで少しずつ上達していく様子や、ライブでの緊張と興奮、そして成功体験など、バンド活動ならではの喜びや苦労がリアルに表現されています。

4.笑いと感動のバランス
アニメは、ぼっちちゃんのコミカルな言動や、メンバー間のやり取りで笑いを誘う一方で、バンド活動を通して成長していく姿や、友情の深さなど、感動的なシーンも数多くあります。笑いと感動のバランスが絶妙で、飽きさせない展開が魅力です。

5.青春の輝き
「ぼっち・ざ・ろっく!」は、青春の輝きを描き出す作品です。バンド活動を通して、友情を深め、自分自身を見つめ直し、成長していくキャラクターたちの姿は、私たちに青春の甘酸っぱさや喜びを思い出させてくれます。

「ぼっち・ざ・ろっく!」は、音楽、友情、成長という普遍的なテーマを軸に、多くの視聴者の心を掴んだ作品です。個性豊かなキャラクターたち、心に響く音楽、そして青春の輝き。これらの要素が組み合わさることで、唯一無二のアニメとなっています。

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ギターヒーローはコミュ障のヒーローとなり得るか!?アニメ版について紹介

『ぼっち・ざ・ろっく!』は『まんがタイムきららMAX』で連載されているはまじあきによる4コマ漫画。2022年10月〜12月にアニメ版も全12話放送されていた。
本記事ではアニメ版に基づいて書いている。

まずはあらすじを紹介。
「ぼっち」こと高校1年生の後藤ひとりは生来の内向的な性格のせいで、生まれてこの方友達が出来たことがないほどの極度の人見知りの女のコ。
ところがこのぼっちちゃん、実はギターの達人なのだ。

中学生の時にテレビの音楽番組でバンドマンがトークしていた「俺も学校では陰キャだった」に強烈な刺激をうけ、ギターでバンド(というか友達)を作ることを目標に、お父さんのギターで毎日何時間も何時間も、全ての時間をギター練習に捧げる。動画投稿サイトでそのテクニックを披露すると登録者数3万人以上になり、「ギターヒーロー」と崇められるほど上達してしまったのだ。もちろん顔出しNGであるので、誰も彼女の正体を知らない。

高校生活でこそ、このギターでバンドを組む(友達を作る)夢を抱いていたのだが、 ここでもコミュ障は改善できず撃沈。家で独りギターを弾く日々を送ることに。
鬱屈した毎日を送るぼっちにひょんなことからギタープレイヤーを必要としていた 伊地知虹夏(いちじにじか)に出会い、半ば強引にバンドに加入させられる。

みどころはなんといってもヒロインぼっち・後藤ひとりちゃんの強烈ネガティブな個性!
余りにも面白く描かれてるもんだから特別な個性にも思えてしまうんだけど、実は内向的な面を少しでもお持ちの方ならものすごく共感できるつぶやきを連発するのだ。

「スマホに届くのは、親からのメッセージか、クーポンのお知らせだけ」 「(好きな歌は)青春コンプレックスを刺激する歌以外なら、なんでも」 「いや違う!真のコミュ症は逃げることも出来ない!」 「絶対嫌だ。働きたくない、怖い」 「社会が怖い!」 などなど、内向的なら声に出さなくても思ってることをぼっちちゃんは代弁してくれるのだ。

さらに 「私がアカウントなんて持ったら…」 「生まれてしまう!承認欲求モンスター!」 と、実はコミュ障でも承認欲求は高いことを知らせてくれたり、 「体育祭…このイベントの真に怖いところは!」 「結局陰キャが何をしても邪魔な存在であり」 「隅の方でじっとしていても非協力的と罵られるところである!」 と、イベント時のコミュ障のリアルな立ち位置を教えてくれたり、 「人生とはどこまでも地獄なのか」 「高校在学中にデビュー出来なかったら、私も一旦は就職しなきゃいけないんだよね」 というように、社会人になるのが怖いからミュージシャン(芸術家)にできればなりたい、とコミュ障なら1度は考える胸の内を教えてくれるのだ。

ぼっち(ひとり)は1つ年上の虹夏のバンドに入り、同じく1つ年上の山田りょう、同級生喜多郁代と個性あふれる面々で「結束バンド」と名付けたバンドの練習やライブに励んでいく。

バンド活動を通して段々とコミュ障を克服してリア充ミュージシャンになって行くようなセラピー漫画ではないので、共感で支えてる読者を置いてけぼりにはしない。

「ぼっち」はあくまで「ぼっち」。でもきっと少しずつは大人になっていくコかもしれない。

コミカルなストーリーということもあるかもしれないが、出てくる登場人物は大体人が良い性格をしている。
ぼっちの家族は皆ぼっちの特性には理解があり、何かを無理強いするような描写もない。5歳の妹は逆にコミュ強であり、時々姉にマウント取ってくるのだが。

バンドのみんなも、ぼっちが特に症状を告白した場面は無いものの、ぼっちの特性に時に笑い、時にドン引き、時に庇い、時に頼り、友達として付き合っていく。

ぼっち自身が気付いてるのか分からないが、既に彼女の理想の生活は叶っているのだ。
だからといって生来の引っ込み思案が劇的に解消することなどそう無いので、これからもぼっちは心臓バクバクさせ、みんなに励まされ、ギターヒーローとしてみんなを助けていくのだと思う。

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「けいおん!」とは違う高校生バンドアニメここにあり

「ぼっち・ざ・ろっく!」は、高校生バンドアニメとして新しい風を吹き込んでくれました。これまでのバンドアニメと一線を画し、主人公の成長と友情を中心に描かれた物語は、多くの視聴者の心を掴んで離しません。
主人公の後藤ひとりは、内向的で人付き合いが苦手な高校生。そんな彼女が一念発起してバンド活動する姿は、多くの視聴者に勇気を与えてくれます。彼女のキャラクターは非常にリアルで、多くの人が共感できる部分が多いです。後藤ひとりが音楽を通じて少しずつ自分を解放していく過程は、感動的で親近感が湧くものであり、視聴者に希望を与えてくれます。
「けいおん!」と比較されることが多い本作ですが、どちらも異なる魅力を持っています。「けいおん!」は日常系の温かみのある雰囲気と高校生活の軽音部としての部活動が魅力ですが、「ぼっち・ざ・ろっく!」は後藤ひとりの内面的な成長とともにバンド活動を通じて描かれる人間ドラマが特徴です。そのため、女子高校生の生活を描く中、高校生活ではなくバンド生活に焦点が当てられており、より深いストーリーを楽しむことができます。
また、音楽シーンの描写も非常にリアルで、ライブシーンや練習シーンはまるで自分がその場にいるかのような臨場感があります。楽器の演奏シーンやバンドメンバー間の掛け合いも丁寧に描かれており、音楽ファンにはたまらない内容となっています。キャラクターデザインも素晴らしく、各キャラクターの個性がしっかりと表現されています。特に、後藤ひとりの内向的な性格や彼女の成長過程が視覚的にも丁寧に描かれており、視聴者に深い印象を残します。
総じて、「ぼっち・ざ・ろっく!」は、高校生バンドアニメとして新しい地平を切り開いた作品です。音楽と共に成長していく主人公の姿は音楽ファンはもちろん、成長物語が好きな方にもおすすめの一作です。

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テレビアニメ版"未視聴者"も"既視聴者"も楽しめる「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:」!製作陣の作品リスペクトは健在!!

2022年秋にテレビアニメ版(以下アニメ版)がネットで話題になってから早くも1年半。総集編ということで劇場版として帰ってきました!

アニメ版8話までの内容が約90分凝縮されており、アニメ版や原作にこだわりが無い人から見れば全体的な流れが分かるので、始めてみる人も安心です。
また、アニメ版を見ている層から見ても劇場版の音響でライブシーンを楽しむ事が出来るので、満足がいくのではないでしょうか。

アニメ版では各製作陣の作品リスペクトにより話題になりましたが、劇場版の新曲が2曲あり、どちらの曲も手掛けているのはアニメ版でも話題となった製作陣。
原作では主人公の「後藤ひとり」が作詞しているという設定ですが、彼女の「ネガティブ寄りの歌詞」が今回も見事に反映されています。
オープニング曲「月並みに輝け」はテレビ版オープニング「青春コンプレックス」と同じコンビで、作詞:樋口愛さん・作曲:音羽-otoha-さん。「青春コンプレックス」では作中で主人公「後藤ひとり」が所属する事になる「結束バンド」に入る前の心境が綴られていたが、「月並みに輝け」では丁度本作品で語られる近辺の心境が綴られており、作品リスペクトは健在です。
エンディング曲「今、僕、アンダーグラウンドから」の作詞作曲は北澤ゆうほさん。アニメ版では8話から11話のエンディング曲「何が悪い」の作詞作曲を担当。ボーカルが違う(何が悪いは伊知地虹夏がボーカル)ので視点も変わっていると思いますが、タイトルを見ただけでリスペクトを感じます。もちろん歌詞からも感じられますよ。

☆を8とした理由ですが、
1.ライブシーンは1曲位フルで聞けるかと期待していた点
2.上映館の音響システムによって体験が変わってしまう可能性
がありマイナスさせて頂きました。

やはりアニメ版最終話のシーンを見たいので後編も見に行きます!

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アニメ・曲ともに人気の『ぼっち・ざ・ろっく!』とは

2022年、突如話題を呼んだアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』。人気アニメ作品、人気曲としてどちらもランキング入りを果たしたこの作品については、みなさんご存知でしょうか?実は私もアニメを全話視聴し、曲もダウンロードするくらいハマってしまいました。笑
そんな『ぼっち・ざ・ろっく!』ですが、2024年には映画が公開されるとのことで人気は益々出てくるでしょう!映画公開までに、まだ間に合うように『ぼっち・ざ・ろっく!』の魅力について今回は話していこうと思います。
この物語は4人の女子高生によるバンド活動のお話となります。主人公の「ぼっちちゃん」こと後藤ひとりは引っ込み思案な性格でいわゆる「陰キャラ」。家でひとり寂しくギターを弾く毎日でした。ですがひょんなことから伊知地虹夏率いる「結束バンド」に加入することになり、ここから彼女のバンド人生がスタートしていくことになる、というお話です。
この作品の魅力は何といっても時代にあったテーマ性です。曲を声優さんたちが実際に歌っていたり、またライブ感覚でアニメを視聴できるおもしろさがあります。現代のアニメ好き、バンド好き、そんな若い世代から大人たちまで虜にできるような要素を持ち合わせていると思います。またストーリーもおもしろく、笑える要素はもちろん、仲間と共に成長していくぼっちちゃんの姿、また実際にバンド活動をしていた、もしくはしている人たちが共感できる要素があり音楽性でもとても魅力があります。映画を楽しむためにも、今から『ぼっち・ざ・ろっく』を見て、聴いてみて楽しんでみてはいかがですか?

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女子高校生4人グループの結束バンドが素晴らしい!

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』に登場する劇中バンド「結束バンド」。
究極のコミュ障主人公のギター・後藤ひとりとひとりをバンドに引き入れたドラムス・伊地知虹夏、虹夏と一緒にバンドをやっているベース・山田リョウとひとりの高校の同級生陽キャのギター&ボーカル・喜多郁代からなる高校生4人のバンドです。
主題歌・劇中曲は編曲の多くを三井律郎が担当しており、他にも多くのアーティストが参加し制作された楽曲は全部で14曲。どれもギターベースドラムの音がしっかりした演奏でバンドらしい音響を楽しむことが出来ます。
作中に出てくる「ギターと孤独と蒼い惑星」と「あのバンド」は原作に出てくるままで、ひとりのコミュ障っぷりが歌詞に反映されており、聞いていて凄く面白いです。
高校生らしい青春な歌詞と明るく疾走感のあるガールズバンド感が身近な雰囲気で聞きやすく、耳に馴染みます。
またバンドならではのカッコよさとガールズたちの可愛さのバランスが絶妙で推したくなりました。
アニメを見ていた分、キャラクターの個性や彼女たちのバックボーンをより知っているのでそういった事も考えながら結束バンドの曲を聴くと更に気分が高まるのでぜひ聞いていただきたいです!

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ロック好き人間の観点からみる「ぼっち・ざ・ろっく!」

「陰キャならロックをやれ!!!」

衝撃的なキャッチコピーが印象的な「ぼっち・ざ・ろっく!」。
原作は「はまじあき」先生による4コママンガ。
2022年秋にはTVアニメ化もされました。

音楽系漫画に「けいおん!」がありますが、けいおん!以上にロックしてます!w
人前で上手く話せないコミュ障少女「ひとりちゃん」ですが、その正体は動画投稿サイトで評判のギターヒーロー!
もうギャップにやられます。

バンドメンバーの苗字が、実在するロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のメンバーの苗字になっています。
TVアニメ各話タイトルには、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの楽曲タイトルが元ネタになっていますよ!
アジカン好きな方はピンと来るのではないでしょうか?

TVアニメ内では楽器や機材の描写が本物そっくりに描かれています。
アニメ好きな方はもちろん、そうでない方も、ギターやバンド経験者の方は楽しめる作品になっていると思います!

また、主題歌、劇中歌にも注目してほしいです!

樋口愛さん、音羽-otoha-さん、KANA-BOONの谷口鮪さん、tricotの中島イッキュウさん、the peggiesの北澤ゆうほさん等々…。
豪華アーティスト陣が作詞・作曲を手掛けています!

もはやアニソンというジャンルを越えて、「結束バンド」という立派ないちロックバントとして聴きごたえのある楽曲になっています。
マンガ・アニメだけでなく、是非音源もチェックしてみてください!

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インキャならギターを弾け!ぼっち・ざ・ろっく!

今回は私がおすすめするアニメである「ぼっち・ざ・ろっく!」について書きたいと思います。この物語は小さいころかずっと友達がいない主人公ぼっちちゃんこと、後藤ひとりが「ギターを始めれば友達ができる」と思いギターを始めましたが、高校生になっても友人ができないというところから物語が始まります。この記事では、このアニメをお勧めするポイントを2つ紹介したいと思います。
1つ目は単純に面白いということです。話の内容的には、ギャグ系のアニメとなりますが、誰が見てもクスッとしてしまう面白さがあります。ぼっちちゃん1人でもかなり面白いですが、他のバンドメンバーも個性が強く全キャラクターに魅力があります。
2つ目はバンドでの演奏がとにかくすごいということです。もちろんですが、バンドのアニメなので、演奏シーンがあります。その中でも特に私が驚いたのは、演奏をする際にバンドメンバーそれぞれが緊張でちゃんと合っていないというシーンがあるのですが、実際に聞いてみるとベースの音が遅れていたり、ボーカルの歌がリズムにあっていなかったりととてもこまかく再現されていること。私自身ギターを弾いているため、このこだわりを知った時にはとにかく今まで見てきた音楽のアニメで一番面白いと思えました。そしてもちろん曲はすべてかっこよく、楽器を触ったことがない方でも弾いてみたいと思える曲ばかりです。ちなみに私も一度演奏してみたのですがかなり難しめです。
興味を持たれた方がいらっしゃったら、各アニメ配信サイトで配信をしているので見てみてください。

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バンドを始めてみたくなるアニメ

「陰キャならバンドをやれ!」とのキャッチコピーに目を引かれ購入。この作品は漫画タイムきらら連載の作品となっている。
友達を作るのが苦手な主人公後藤ひとりは中学に入るまで友達を作ることが出来ずにいた。たまたま視聴していた音楽番組の人気アーティストが「僕も学生の時は友達がいなかった。バンドは陰キャでも輝ける」と言ったことから「私もバンドをやれば人気者になれるかも!」と考え、父からエレキギターを借りて1日中ギターの練習に励むようになった。
プライベート時間を全て捧げ深夜まで血の滲むようなギター練習をした結果、いつの間にか中学校を卒業し高校生になっていた。
ギターの腕だけがプロも驚くレベルに成長しているが相変わらず人には話しかけられず、すぐに悪い妄想をするなど友達作りに関しては全く成長しておらず、寧ろ陰キャに拍車がかかっていた。
高校生になったひとりはひょんな事からライブハウスにて行われるライブに誘われることになる。この話は後藤ひとりが加入する事となるバンドを通して個性豊かでクセの強いキャラクターと出会うことによって成長するハートフルギャグコメディーである。
漫画タイムきららというと可愛い女の子たちがキャッキャウフフと楽しく生活するイメージがあるがこの作品は異彩を放っている。
借りた金は返さない、1日中酔っ払っているキャラがいる、バイトを休むために氷風呂に入り風邪をひこうとする、機材を故意に壊す等、可愛いからかけ離れた話が多く、主人公に至っては溶ける、爆発する、顔面が崩壊するなどといった表現が多数使われている。これらはギャグ漫画特有の比喩表現ではなく、本当に溶けたり顔面が崩壊していると作者が話している。
可愛い、だけでなく笑いや泣けるエピソードがあり1度試しに読んでいただきたい作品となっている。

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バンドアニメの新たな風

いままでこの手の作品はTHE陽キャがバンドをやるという作品でしたが、しかし今回はそれと対照的のTHE陰キャが主人公の作品です。
主人公の後藤ひとりはバンドを組んでみたいと思いがありましたが、超コミュ障なのでバンドメンバーを誘うことができませんでした。
結局何も出来なかった中学時代が終わり、高校に入学し公園で絶望していたら高校二年生の伊地知虹夏と出会います。どうやら本日ライブなのですが、ギター担当が逃げてしまったそうです。ヘルプで入れないかということで、後藤ひとりは半ば強制的に入ることになります。ベースの山田リョウとも知り合い、そしてまさかの方向でバンドデビューをすることになります。
紆余曲折ありながらも後藤ひとりは結束バンドに入ることになりました。しかしボーカルがいません。そこで後藤ひとりは超絶コミュ障を発揮しながらも、喜多郁代という女の子にバンドに入ってくれないかとアプローチします。喜多郁代はバンドに入る代わり後藤ひとりにギターを教えてほしいと懇願します。押しに弱い後藤ひとりは受けてしまいます。とりあえず練習場所に向かったところ、たまたま伊地知虹夏と出会います。そこで後藤ひとりは驚愕の事実を目の当たりにしてしまいます。この結束バンドはいったいどうなってしまうのでしょうか、そして後藤ひとりは高校を中退することが出来るのでしょうか。
目が離せません!!

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圧巻のライブシーン『ぼっち・ざ・ろっく!』の魅力

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』は『まんがタイムきららMAX』で連載された漫画を原作として、2022年10月から同年12月に放送されたアニメです。

主人公のぼっちこと後藤ひとりは、幼いころから人付き合いが苦手な所謂陰キャでしたが、あるテレビ番組での「バンドは陰キャでも輝けるんで」という言葉をきっかけにバンドを組むことを目標にギターを始めます。しかし人付き合いが苦手なぼっちちゃんは中学の3年間でメンバーを集めることができずにソロの技術だけ高め、「ギターヒーロー」という動画投稿者として有名になります。そして高校生になったぼっちちゃんはある日ライブの助っ人に誘われ、「結束バンド」に参加することになります。

この作品の魅力はこだわりのライブシーンです。
特に8話の初ライブのシーンは5話と同じ曲を演奏するのですが、音源が全く違います。初ライブの緊張の中でそれぞれが自分の演奏にいっぱいいっぱいになり、互いに息を合わせることを忘れて、以前よりもガタガタの演奏になっています。これはぜひ一度聞き比べていただきたいです。そしてその空気を一新するぼっちちゃんのソロが本当にかっこよくて、鳥肌が立ちます。この時の観客の反応もとてもリアルです。
はじめはスマホを見ていたひとが、ぼっちちゃんのソロが始まると顔を上げるのが、ぼっちちゃんの技術の高さを感じさせます。
また日常のパートも「あるある」と「いや、そこまではないだろw」が絶妙なバランスでとても面白く、おすすめです。

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教室の端っこから、ステージへ

バンドで成功し、不労所得を得て高校を退学することを目標としている現役女子高生の後藤ひとり(ぼっちちゃん)が、バンド音楽の聖地下北沢を舞台にバンドを通して成長していく物語です。
ロックが大好きでギターもめちゃくちゃ上手いぼっちちゃんですが、コミュ障を極めており中学時代は一度も人前でギター弾くことなく終わってしまいます。高校に入ったら絶対にバンドを組むと意気込みますが、バンドどころかひと言も喋らずに毎日が過ぎていってしまう日々。そんな学校帰りにギターをもって落ち込んでいたところ、金髪陽キャドラマーの伊地知虹夏から、急遽いなくなったギターの代わりを頼まれてしまいます。あたふたしているうちにステージに立つことが決まりましたが、陰キャラを極めるぼっちちゃんは人目を避けるために段ボールを被って演奏するという奇行に走ったりします。このようなコメディ要素がベースとなっていて、尚且つキャラクターも魅力的なので、見ていて元気が出るような作品だと思います。また所々にビートルズやニルヴァーナのジャケ写などのオマージュが入っていたり、音楽が好きな人が更に楽しめる所もあります。また作画にも非常にこだわりを感じ、ライブシーンの緊張感やワクワクが巧みに表現されたシーンは圧巻でした。ギャグ以外にも、ぼっちちゃんの心の成長や、バンドでの青春といった感動するがいい塩梅で入っていて、笑って泣ける最高のアニメでした。

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令和のきらら系アニメを象徴する存在

『ぼっち・ざ・ろっく』は高校生4人が「結束バンド」というバンドを結成し、ライブハウスや路上、学校などでの演奏経験を通じて音楽的・人間的に成長していく姿を描いた作品だ。TVアニメは2022年10月-12月に放映され、2022年を代表する作品の一つとして高い評価を獲得している。
本作は『まんがタイムキララMAX』にて連載が始まった同名の漫画作品を原作としており、いわゆる「きらら系」と呼ばれる系譜に属する。実際アニメ作品においても、いい意味で間の抜けたゆるやかな日常や、キャラクターの可愛らしさを強調するような描写といった、きらら系作品に共通の特徴がいくつも見受けられる。
しかし『ぼっち・ざ・ろっく』の画期的な点は、きらら系作品としての枠組みを守りながらもその世界観に一定の客観性を有しているところだ。例えば「結束バンド」のメンバーである4人の演奏力は、どんなに絶えず練習を積み重ねても高校生レベルの域を出ない。それは彼女たちが特別な才能に恵まれているわけではなく、バンドに憧れを持つただの女の子に過ぎないからだ。ゆえにライブハウスでの演奏も簡単には許可してもらえない。仮にライブを開くことができたとしても、必死にそのチケットを売り回ったとしても、ひとたび雨が降ってしまえば残酷なまでに客足は遠のいてしまうのだ。
主人公の「後藤ひとり」の内面描写にもそうしたリアリティが見られる。いわゆる陰キャで友達と呼べる人が誰もいないという彼女だが、「クラスメイトに話しかけて欲しくてギターケースをこれ見よがしに背負って登校する」「やたらと自己評価が低く、いつも周りから蔑まれているのではないかと怯える」といった描写には、視聴者層も相まって多くの人の共感を呼んだのではないだろうか。共感というよりも、もはや共感性羞恥といっても差し支えないかもしれない。
理想郷や優しい世界の提供を視聴者から求められているきらら系作品にとって、これらの描写は一見相容れないもののようにみえる。しかしこれらは視聴者に強い当事者意識と作品への没入を実現させた。日常社会では目立たない存在である後藤ひとりが、インターネットではソロギターの腕が高く評価されている(かつ顔出しをしていないので現実のバンドメンバーは気づかない)という一面は、私たち誰もが持つ「自分は本当はすごい人間なんだ」という想いに寄り添っている。4人での「演奏」が高校生レベルに過ぎないからこそ、後藤ひとりによるギター「独奏」力の高さが際立つとともに、このクオリティが条件付きでしか発揮されないことにもどかしさを感じる。そのもどかしさは視聴者を作品に引き込む原動力となり、彼女が土壇場で力を発揮した時にそれがカタルシスとなって視聴者の心を鷲掴みにするのだ。
『ぼっち・ざ・ろっく』と極めて対照的な作品として挙げられるのが、同じくバンドをテーマにしたきらら系である『けいおん』であろう。『けいおん』が「放課後ティータイム」という箱庭の中であたたかく育まれる物語であるのに対し、『ぼっち・ざ・ろっく』は絶えず外部からの刺激にさらされながら成長していく物語だ。同じ題材を持ちながらもここまで方向性の違う作品である『けいおん』と『ぼっち・ざ・ろっく』がどちらも大きな話題を呼んだのは、両者の間に10年余りの年月の隔たりがあるからだろう。『けいおん』が提供する閉鎖的なユートピア世界に視聴者が憧れる時代は終焉を迎え、『ぼっち・ざ・ろっく』のように視聴者と作品世界とに接点を持たせた救済的側面を有する作品が受け入れられるようになったのだ。

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ぼっちでなくてもロックを知らなくても見て欲しい

同名のロック漫画のアニメ『ぼっち・ざ・ろっく』は、バンド結成を目指すぼっち少女、後藤ひとりの活躍を描く作品。
掲載雑誌は可愛い女の子がぽんぽん出てくる「きらら作品」が多い「マンガタイムきららMAX」。
きっと原作漫画もアニメもほのぼのとした作品なんだろうな…と、思っていたらまさかのガチロックアニメでした!

原作者のはまじあきさんがロック大好きな方なのもありますが、アニメを制作したCloverWorksさまや監督さまや原画家さま音楽家さまの熱量がすごい。
モーショントレスを駆使してリアルの楽器演奏をアニメに落とし込む方法に、私は感動してしまいました。
製作会社さまのアニメ絵も可愛いのでロックもバンドも知らないアニメ好きさんも大満足です。
それと何と言っても作画崩壊を「わざと」することでキャラクターの魅力を全力で出すところが凄い。
原作でも主人公の後藤ひとりは精神状態がネガティブの方向に行くと作画崩壊状態の顔になるのですが、ひとりちゃんの崩壊のさせかたがアニメでも魅力的!慣れない方は「うわぁ」とびっくりしますが、ひとりちゃんの作画崩壊姿がとてもいとおしくなってきますよ。
まだ見ていない方は是非みてください!