ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6

ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6

『ターミネーター:ニュー・フェイト』とは、2019年にアメリカで制作されたSFアクション映画。「ターミネーターシリーズ」の第6作目にして、『ターミネーター2』(1991年)の続編。「意思を持った機械と人類抵抗軍の最終戦争、未来から人類の命運を担う人物を殺すためにやってきたターミネーターとそれを阻止する兵士との闘い」というおなじみのテーマはこの作品にも健在。最新型ターミネーターREV-9と迎え撃つ女兵士グレースのアクションはシリーズ屈指。「時代は変わった。運命はどうだ。」がキャッチコピー。

ab19671218のレビュー・評価・感想

ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6
4

これが正当な続編になるの…?

「T2の正当な続編」というキャッチコピーのターミネーターの新作、ニュー・フェイト。ターミネーター大好きなファンとして、一応期待しながら公開日に映画館へと足を運びました。が…開始数分で、まさかのジョンが殺されるという衝撃展開、この数分でお客さんの中での賛否がザックリとしたことでしょう。僕はかなり残念でした。T2で必死にサラとT-800が守り抜いたジョンをいとも簡単に死なすなんて…。

そして肝心の本編ですが、前半のアクションシーンは最高でした。Rev-9とグレイスの初バトル、そして過去作を思い出させるようなカーチェイス、貫禄あるサラ・コナーの登場、スピード感満載で、かなりワクワクしました。
しかし後半、T-800との合流からの失速感がかなり残念でした。T-800が「カール」という名前で人間のように生活しているのは受け狙いなのか??って突っ込みたくなるくらいです。シュワちゃんももうおじいちゃんですし、T1、T2のようなサイボーグだと感じるような演技ではなく、ただの人間のように感じました。そして、Rev-9とのラストバトルもT-800と並んで寝ころんだ状態なのが、はぁ…ってなりました。
改変された未来がどんなものなのかも全く語られず、続編をやるのか…?って感じです。やっぱりT2で終わらせるのがよかった作品なのかな…って思いました。