ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6

ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6

『ターミネーター:ニュー・フェイト』とは、2019年にアメリカで制作されたSFアクション映画。「ターミネーターシリーズ」の第6作目にして、『ターミネーター2』(1991年)の続編。「意思を持った機械と人類抵抗軍の最終戦争、未来から人類の命運を担う人物を殺すためにやってきたターミネーターとそれを阻止する兵士との闘い」というおなじみのテーマはこの作品にも健在。最新型ターミネーターREV-9と迎え撃つ女兵士グレースのアクションはシリーズ屈指。「時代は変わった。運命はどうだ。」がキャッチコピー。

tsujimi_riiw1のレビュー・評価・感想

ターミネーター:ニュー・フェイト / Terminator: Dark Fate / T6
10

シリーズ作品を知らずとも楽しめる映画です。

私はターミネーターシリーズを全作品観たことはないので、最初は話に入っていけるかすごく不安だったのですが、その心配は不要でした。
いきなり上空から降ってきた女性がターミネーターなのかと思いきや、それは強化された人間だったのには驚きでした。だって、同じく上空から降ってきた男性はターミネーターだったのですから。しかもそのターミネーターはただちょっと触れただけでその人物に完全にコピーできちゃうし、それに電気にも接続できて色んな監視カメラをその頭だけで処理してターゲットである女の子を見つけるなんて凄かったですし、それ自体には格好良かったです。だから、未来の脅威となりうる人物を生む女の子を守る強化人間とターミネーターの戦いかなと思ってみているとまた違って、前作に出ていたという女性も出てくるし、その女性の息子を殺したターミネーターも出てきて、すごい混戦だなと思いました。
でも、ターミネーターでも人間の親子を家族のように大事にできるだなんて、凄いことだなと思って感動しました。それにそのターミネーターが敵のターミネーターを倒し、それを完全に殺すために自ら一緒に壊れにいったのは、サラのためなのだなと感じて号泣しました。あともう少しで和解できると思ったのにと悔しい気持ちになりました。でも、今度は強化人間を死なせないために女の子が守るだなんて本当に素晴らしいです。