咲妃みゆ(さきひ みゆ)とは、日本の女優、歌手であり、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役である。在団中は『ルパン三世』『ローマの休日』などでヒロインを務め、宝塚歌劇団年度賞優秀賞や阪急すみれ会パンジー賞娘役賞を受賞した。退団後は舞台『千と千尋の神隠し』やドラマ『まだ結婚できない男』など多方面で活躍。その確かな演技力が評され、2021年に第46回菊田一夫演劇賞、2024年に第31回読売演劇大賞優秀女優賞に輝いた。
咲妃みゆ(宝塚歌劇団)の概要
咲妃みゆ(さきひ みゆ)とは、日本の女優、歌手であり、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役である。1991年3月16日生まれ。宮崎県児湯郡高鍋町出身で、日向学院高等学校を卒業した。愛称は「ゆうみ」。
宝塚歌劇団に入団後は雪組の娘役として頭角を現し、舞台『ルパン三世/ファンシー・ガイ!』でマリー・アントワネット役を演じたことを機に、雪組トップ娘役に就任した。宝塚時代の主な出演作品には『春の雪』『伯爵令嬢』『ルパン三世』『るろうに剣心』『ローマの休日』『幕末太陽傳』などがある。その確かな実力は高く評価されており、在団中には2013年度の「宝塚歌劇団年度賞」新人賞、2015年の「阪急すみれ会パンジー賞」娘役賞、そして2015年度の「宝塚歌劇団年度賞」優秀賞を受賞した。
歌劇団を退団した後は女優としての活動を本格化させ、舞台『ゴースト』『ラブ・ネバー・ダイ』『NINE』『ニュージーズ』『千と千尋の神隠しSpirited Away』に出演したほか、テレビドラマ『越路吹雪物語』や『まだ結婚できない男』といった映像作品にも出演し、多方面で活躍を続けている。退団後の舞台活動においてもその演技力が認められ、2021年に第46回「菊田一夫演劇賞」演劇賞、2024年には第31回「読売演劇大賞」優秀女優賞を受賞している。
咲妃みゆ(宝塚歌劇団)のプロフィール・人物像
生年月日:1991年3月16日
出身地:宮崎県児湯郡高鍋町
身長:160cm
血液型:A型
3歳下の妹がおり、小学5年生の時から妹とともにクラシックバレエを習い始めた。幼少期は身体を動かすことが好きな活発な子どもだった。日向学院高校の出身で、中高一貫校時代は合唱部に所属し、ごく普通の学生生活を送っていた。かつて宝塚ファンのいとこの影響で宝塚歌劇団に憧れを持つ時期もあったが、その時はすぐに諦めている。
大学受験を控えた時期に将来の目標が定まらずにいたところ、父親から「同世代の女の子が夢に向かって頑張っている姿を一度見てきなさい」と音楽学校の願書を渡され、受験を勧められた。願書の締め切り間近に受験を決意し、約2ヶ月間という短い期間のレッスンを経て、初めての受験で合格を果たした。なお、この受験のために宝塚へ赴いた際、月組公演『ME AND MY GIRL』を観劇したのが自身にとって初めての宝塚観劇だった。
2008年に宝塚音楽学校へ入学し、2010年に第96期生として宝塚歌劇団に入団した。入団時の成績は11番であり、月組公演『THE SCARLET PIMPERNEL』で初舞台を踏んだ後、月組に配属された。芸名は、いとこの好きな漢字と自身の本名に由来して付けられており、愛称である「ユウミ」も本名にちなんでいる。公称身長は160cm、血液型はA型である。
憧れの上級生は、同じ九州出身の映美くらら。
咲妃みゆ(宝塚歌劇団)の活動経歴
宝塚歌劇団入団と月組時代での抜擢
咲妃みゆ(左)
2008年に宝塚音楽学校へ入学し、2010年に96期生として宝塚歌劇団に入団した。入団時の成績は11番であり、月組公演『THE SCARLET PIMPERNEL』で初舞台を踏んだ後、月組に配属された。
2012年には、龍真咲・愛希れいかトップコンビの大劇場お披露目公演『ロミオとジュリエット』にて新人公演の初ヒロインに抜擢された。続く『春の雪』(バウホール・日本青年館公演)でもヒロインを務め、バウホールおよび東上公演の初ヒロインを経験した。さらに2013年には『月雲の皇子』で2度目のバウホール公演ヒロイン、『ルパン』で2度目の新人公演ヒロイン、そして『THE MERRY WIDOW』で2度目の東上公演ヒロインを演じるなど、次々と主要な役に起用された。
雪組への組替えとトップ娘役就任
2014年1月29日付で雪組へと組替えになり、同年9月1日付で雪組トップ娘役に就任した。早霧せいなの相手役として、翌2015年の『ルパン三世/ファンシー・ガイ!』でトップコンビとしての大劇場お披露目を果たし、劇中ではマリー・アントワネット役を演じた。
早霧とのコンビは「平成のゴールデンコンビ」と称され、トップ就任後の大劇場主演作品が5作連続で客席稼働率100%超えを達成するという、宝塚歌劇団の歴史において史上初となる快挙を成し遂げた。その後、2017年7月23日の『幕末太陽傳/Dramatic “S”!』東京公演千秋楽をもって、早霧と同時に宝塚歌劇団を退団した。
退団後の女優活動と賞の受賞
歌劇団退団後の2018年には、テレビ朝日系の『越路吹雪物語』でテレビドラマに初出演を果たした。この作品では、自身と同じく宝塚OGである乙羽信子役を演じ、同時期に退団した同期の元花組トップ娘役・花乃まりあと初舞台以来となる共演を果たしたことで話題を呼んだ。
舞台や映像作品へと活動の場を広げた後、2021年にはその優れた舞台業績が認められ、第46回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞した。
咲妃みゆ(宝塚歌劇団)の主要舞台
月組時代
『ロミオとジュリエット』(新人公演)
出典: stat.ameba.jp
ロミオとジュリエット新人公演
2012年6月から9月に上演された月組公演『ロミオとジュリエット』において、咲妃みゆは新人公演のヒロインであるジュリエット役に抜擢された。本役を務めたのは当時の月組トップ娘役である愛希れいかであり、咲妃にとってこれが自身初となる新人公演のヒロイン上演だった。
『春の雪』
出典: blogs.c.yimg.jp
春の雪
2012年10月から11月にかけて上演された『春の雪』(バウホール・日本青年館公演)において、咲妃みゆはヒロインである綾倉聡子役に抜擢された。三島由紀夫の名作を舞台化した本作において、咲妃は自身初となるバウホール公演および東上公演のヒロインを務めることとなった。
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目次 - Contents
- 咲妃みゆ(宝塚歌劇団)の概要
- 咲妃みゆ(宝塚歌劇団)のプロフィール・人物像
- 咲妃みゆ(宝塚歌劇団)の活動経歴
- 宝塚歌劇団入団と月組時代での抜擢
- 雪組への組替えとトップ娘役就任
- 退団後の女優活動と賞の受賞
- 咲妃みゆ(宝塚歌劇団)の主要舞台
- 月組時代
- 『ロミオとジュリエット』(新人公演)
- 『春の雪』
- 『月雲の皇子』(つきぐものみこ)
- 『THE MERRY WIDOW』
- 雪組時代
- 『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』
- 『伯爵令嬢』
- 『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-/ファンシー・ガイ!』
- 『星影の人/ファンシー・ガイ!』
- 『星逢一夜(ほしあいひとよ)/La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』
- 『哀しみのコルドバ/La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』
- 『るろうに剣心』
- 『ローマの休日』
- 『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』
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