交響詩篇エウレカセブン(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『交響詩篇エウレカセブン』とは、2005年4月17日から2006年4月2日まで毎日放送をキー局として、TBS系列で全50話が放送された、ボンズ制作のSFロボットアニメ。この作品のために作られた放送枠の朝7時より放送。
主人公の少年レントン・サーストンは、エウレカという少女に出会って一目惚れし、彼女を追って反政府組織ゲッコーテイストに参加。冒険の中で成長していく一方、知的生命体「スカブ・コーラル」と星の謎を追う巨大な陰謀に巻き込まれ、世界の命運を巡る戦いに巻き込まれていく。
CV:志村知幸
月光号の主任機関士。ハードウェア担当のメカニック。33歳。
ゲッコーステイトの中で一番背が高く端整な顔立ち。スキンヘッドにトラッドな服装、レトロなサングラスという個性的でハイセンスなルックス。性格はクールでリアリスト。
夢想家なウォズとは性格が正反対でケンカをすることも多いが、行動する時はいつも二人でいる仲の良い相棒。
普段は丁寧な口調で話す平静な人物。前衛的な論文を書くアーキタイプ研究者のグレッグを崇拝している。
ウォズ
CV:長島雄一
月光号のレーダー士。ソフトウェア担当のエンジニア。33歳。
ラフでルーズなヒッピー風ファッションに、首からはコンパク・ドライヴをぶら下げ、独特の四角いヘッドフォンを装着している。
冷静な人物でソフトウェアの達人。コンパク・ドライヴの扱いも神の域らしい。
性格は夢想家で、正反対な性格のジョブスと仲が良い、天才メカニック凸凹コンビ。
ミーシャ
CV:沢海陽子
月光号の専属医師兼エウレカの研究者。40歳。
グレッグ博士の元妻(研究に対する見解の相違が原因で別れた)。
軍に所属していた頃からエウレカの研究をしており、研究継続を条件に月光号に乗り移った。
エウレカに対しては心身ともに気遣い、優しく接している。
メンバーの中では研究者らしい一歩引いた視点を有するが、確固たる思いを貫き自らの意見を述べる時もある。
ストナー
CV:松本保典
月光号機上フリーカメラマン。30歳。
細い口ひげを蓄え、赤いベレー帽と緑のジャージを着用。
ゲッコーステイト参加前は戦場カメラマンであったが、彼自身が戦争孤児というのがその理由。
ホランドの目的を知り、その壮大な目的を写真のフレームに納めるべく行動を共にしている。
ジャーナリストとして乗員の姿を撮影すると同時に、雑誌「ray=out」の編集にも携わる。生粋の報道写真家であり、自己のモラルに反する場面ではレンズを向けない。
リフの心得はまったくないが、それを写真やテキストで表現することにかけては卓越している。
ゴンジイ
CV:石森達幸
月光号に乗り込んでいる謎の老人。年齢不詳。
占い師らしく、その占いはよく当たるのでメンバーには好評。神出鬼没で艦内の何処かしらでお茶を入れては飲んでいる。
その正体はゲッコーステイトの成すべきことを見ていた人型コーラリアンだった。
最終話でサマー・オブ・ラブによりスカブコーラルと共に旅立つ。
孤児
月光号に同乗する3人の孤児。デル・シエロ殲滅の時にエウレカが保護した。人種も個性も異なる3人だが、実の兄弟のようにいつも寄り添い行動する。
エウレカをママと呼び慕っており、彼女に好意を持つ新参者のレントンに対して悪戯ばかりするが、徐々に打ち解けていく。
最終話ではレントンとエウレカの子供として住民票に記載されており、全員の苗字も「サーストン」になっている。
また、レントンの祖父であるアクセルを「おじいちゃん」と呼ぶ。
名前の由来は「青い鳥」の作者、モーリス・メーテルリンクから。
モーリス
CV:根谷美智子
アジア系の男の子。5歳。
口数が少ない人見知りだが、メーテルやリンクより年長で精神的に長男の立場から責任感は強い。洞察力が良くするどい意見を言う。
あまりレントンのことを快く思っていないが、それはエウレカがレントンを気にかけるあまりに、自分らが見捨てられるのではと感じていたからである。初恋の相手はエウレカで、自分の親を殺したエウレカには複雑な思いがあった。
エウレカのためにストナーに写真のテクニックを教えてもらうなど努力家でもある。
メーテル
CV:木川絵理子
白人の女の子。4歳。
面倒見が良くおしゃまで勝気。明朗快活で、当初はレントンにいたずらをしていたが、次第にレントンとエウレカの仲が好くなったのをきっかけに、モーリスやリンクらと共に家族の一員となった。
リンク
CV:水沢史絵
黒人の男の子。3歳。
興味のあることしかしない年相応の子供で、泣き虫だが我慢強い。
メーテルと仲良しであり、一緒になってレントンに悪戯をしていた。額の傷はデル・シエロ殲滅の時についたものと思われる。
塔州連邦軍
惑星全土を統治するプレッジオ塔州連邦の中央政府軍。
賢人会議と呼ばれる最高権力機関が政府全土の意思決定をおこなっているが、惑星自体の危機に対処するために、賢人会議は幽閉中だったデューイ・ノヴァク中佐を大佐に昇進させると同時に軍務に復帰させた。
軍の指揮官となったデューイは人類の運命を巻き込みつつ、最終目的である「セカンド・サマー・オブ・ラブ」を目指して邁進する。
かつてはホランド、エウレカが所属していた特殊機動部隊SOFが存在したが、彼らの脱退で解散した。
デューイ・ノヴァク
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目次 - Contents
- 『交響詩篇エウレカセブン』の概要
- 『交響詩篇エウレカセブン』のあらすじ・ストーリー
- レントンの旅立ち
- 擦れ違う恋心
- アゲハ計画の実行
- 少年が貫いた想い
- 『交響詩篇エウレカセブン』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- レントン・サーストン
- エウレカ
- ゲッコーステイト
- ホランド・ノヴァク
- タルホ・ユーキ
- ハップ
- ケンゴー
- マシュー
- ヒルダ
- ムーンドギー
- ギジェット
- ジョブス
- ウォズ
- ミーシャ
- ストナー
- ゴンジイ
- 孤児
- モーリス
- メーテル
- リンク
- 塔州連邦軍
- デューイ・ノヴァク
- ドミニク・ソレル
- アネモネ
- ガリバー
- ユルゲンス
- マリア・シュナイダー
- アゲハ隊(アゲハ少年隊)
- 賢人会議(コーダ・クゼミ・ブラヤ)
- 旧SOF出身者
- チャールズ・ビームス
- レイ・ビームス
- その他
- アクセル・サーストン
- アドロック・サーストン
- ダイアン・サーストン
- グレッグ・ベア・イーガン
- ノルブ
- サクヤ
- 『交響詩篇エウレカセブン』に登場する機体
- ニルヴァーシュ type ZERO
- ニルヴァーシュ type the END
- 『交響詩篇エウレカセブン』の用語
- コーラリアン
- スカブ(スカブコーラル)
- トラパー
- スカイフィッシュ
- セブンスウェル
- サマー・オブ・ラブ
- LFO
- コンパク・ドライヴ
- アミタ・ドライヴ
- 『交響詩篇エウレカセブン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ねだるな、勝ち取れ。さすれば与えられん」
- 「見守ることが愛情だなんて嘘。本当に好きなら、それを態度で示しなさい」
- 「もし、この戦いが終っても、生きていいっていわれたら、小さな鏡を一つ買って、微笑む練習をしてみよう。もし、誰も傷つけずに生きていいといわれたら、風にそよぐ髪を束ね、大きな一歩を踏み締めて、胸を張って会いに行こう。」
- 『交響詩篇エウレカセブン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ポップカルチャーからのオマージュ