アイドルマスター シンデレラガールズ(デレマス)のネタバレ解説・考察まとめ

『アイドルマスター シンデレラガールズ』とは、同名の人気ソーシャルゲームを題材にしたテレビアニメ。2015年にTOKYO MXなどで2シーズン放送された。アイドル事務所「346(美城)プロダクション」を舞台に、まだ売れないアイドルたちがユニットの結成、初ライブなどを経験しながら成長していく。また、後半にはプロジェクトが解体され交流のなかった別プロジェクトのアイドルたちと交流を経て、自身のアイドルとしての在り方について考え始める。

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第25話で描かれた346プロダクションアイドル出演の複合イベント。正式名称は「シンデレラの舞踏会 Power of smile」。
美城常務のアイドル部門の改革案に反論したプロデューサーが代案として企画したもの。アイドルの個性を生かしたイベントで、コンセプトは正式名称の通り「笑顔」。
美城常務が期末(冬)までに成果を出すことを条件にこの企画を通し、オータムフェスでシンデレラプロジェクトが審査に合格したことで正式に開催されることになった経緯がある。
ステージはメインステージの他、ライトステージ、レフトステージに分かれている。

判明している出演アイドルは、シンデレラプロジェクト(安部菜々、木村夏樹、白坂小梅も含む)、プロジェクトクローネ(渋谷凛、アナスタシアはシンデレラプロジェクトと両方で出演)、城ヶ崎美嘉、輿水幸子、高垣楓、十時愛梨、川島瑞樹、小日向美穂、佐久間まゆ、日野茜、小早川紗枝、佐々木千枝、上条春菜、堀裕子、及川雫、片桐早苗、大和亜季、高森藍子、星輝子、姫川友紀、水本ゆかり、椎名法子、藤本里奈、市原仁奈、難波笑美、上田鈴帆、脇山珠美、浜口あやめ、櫻井桃華、龍崎薫、松永涼。
この他、福山舞、古賀小春、日下部若葉、横山千佳、桃井あずき、浅野風香、西園寺琴歌、涼宮星花、江上椿、佐城雪美、三船美優、鷹富士茄子、八神マキノ、ライラ、南条光、小関麗奈、三好紗南といったボイス未実装のアイドル達も参加。

テレビ番組

筋肉でドン! Muscle Castle!!(マッスルキャッスル)

作中に登場するテレビ番組で、第9話で初めて収録風景が描かれたバラエティー番組。司会は十時愛梨と川島瑞樹。
この第9話ではキャンディアイランド(三村かな子、双葉杏、緒方智絵里)が出演。
元々『頭脳でドン! Brains Castle!!(ブレインズキャッスル)』というクイズ番組だったが、キャンディアイランドが出演した回から、体力を使う『筋肉でドン! Muscle Castle!!(マッスルキャッスル)』に番組名及び趣向が変わった。
変更になった理由は、アイドルがあまりにもクイズが苦手で、キャンディアイランドの前の週に出演した及川雫・大沼くるみの両アイドルが天然解答を続けたことによるもの。
キャンディアイランドの対戦相手は、番組ほぼ常連の輿水幸子、小早川紗枝、姫川友紀の「カワイイボクと野球どすえ」。

番組内容としては、両チームの各種対決が設けられており、勝ったチームにポイントが加えられる。
全ての対決が終了した時点で、ポイントの大小で勝敗が決する。両チームが同点の場合は引き分け。
勝つと宣伝コーナーが得られるが、各種対決で負けた場合、もしくは全ての対決が終了した時点で負けると、罰ゲームがある。
第9話では各種対決で負けるとセンブリ茶、全ての対決が終了した時点で負けたチームにはバンジージャンプが用意された。

第9話で描かれた各種対決は「トークバトル」、「風船早割り対決」、「マシュマロキャッチ対決」、「私服ファッションショー」、「すべり台クイズ」の5つ。
このうち、「トークバトル」、「私服ファッションショー」は司会の主観で勝者が決まる。
「キャンディアイランド」と「カワイイボクと野球どすえ」の対決では全ての対決が終了した時点で同点で引き分けだったため、仲良くバンジージャンプとなった。

第16話では、クライミングのような勝負が描かれた。
出演したのは前川みくと多田李衣菜の「アスタリスク」、堀裕子と安部菜々の「P・U(読み方はピーユーか)」、浜口あやめと脇山珠美の「忍武☆繚乱」の3チーム。
各種対決の他、インターバルコーナーや、お天気コーナーもある模様。

その後、番組は美城常務の方針の影響により、一時『BRAINS CASTLE!!(ブレインズキャッスル)』に戻る。
そして、第25話では再び 『Muscle Castle!!(マッスルキャッスル)』となる。「どうぶつさんチーム」として、前川みく、安部菜々、市原仁奈、早坂美玲が出演。

とときら学園

作中に登場するテレビ番組で、学校という設定で視聴者から寄せられた悩みを先生役と生徒役のアイドルが一緒に解決していくお助けバラエティー。
第17話でプロデューサーがシンデレラの舞踏会に向けて企画した番組で、出演者を決める上で他の部署とも協力した。
司会で先生役が十時愛梨と諸星きらり、番組名もこの2人から取られている(”ととき”と”きらり”から”とときら学園”)。番組マスコットはぴにゃこら太。
生徒役(レギュラーメンバー)は、城ヶ崎莉嘉、赤城みりあ、佐々木千枝、市原仁奈、櫻井桃華、龍崎薫、福山舞、古賀小春、佐城雪美。全員ぴにゃこら太の名札を付けている。
『とときら学園』のタイトルの通り、学校・学園という設定であるが、諸事情により生徒役の衣装は「チャイルドスモック」になり、番組セットも相まって、全体的に幼稚園のような雰囲気になっている。先生役の愛梨やきらりも、学校の先生というよりは幼稚園の先生のような印象である。

第18話では、三村かな子、双葉杏、緒方智絵里、安部菜々、難波笑美、浜口あやめがさくら組としてゲスト出演。全員が桜の形をした名札を付けている。
番組内コーナーとして、杏ときらりがランキング形式で紹介する「あんきらンキング」がある他、VTRコーナーもある模様。かな子と智絵里がリポーターを務める。
かな子が養成所に戻ってしまった島村卯月の代わりに美穂とユニット活動をしていた時には、かな子の代わりに神崎蘭子が智絵里と一緒にリポーターを務めていた。
なお、卯月もコーナーゲストとしてこの番組に出演していたようである。

第25話では、「シンデレラの舞踏会」のステージで先生役の愛梨ときらり、生徒役のレギュラーメンバー、そしてぴにゃこら太が出演。番組を飛び出す形となった。

『アイドルマスター シンデレラガールズ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

未央の挫折、そして復活(第6話・第7話)

プロデューサーから「ライブを楽しんでいる観客の写真」を見せられた未央。その後、彼女は自分のせいでデビューライブを台無しにしてしまったことを反省する。

デビューイベントであるミニライブを迎えたLOVE LAIKA(ラブライカ)とnew generations(ニュージェネレーションズ)。
ユニットリーダーの本田未央は、高校のクラスメイトをミニライブに呼ぼうとしたりするなど、とても張り切っていた。
ところがその本番、未央は違和感を覚えていた。歌い終わった後、満足にあいさつをしないまま未央は裏方へと向かう。
第3話での城ヶ崎美嘉のバックダンサーで大勢の観客の前に卯月や凛と共に立った彼女は、ミニライブの観客の少なさにギャップを感じ、自分のせいで失敗したと思い込む。
プロデューサーはフォローするも、彼の「今日の結果は当然の物です」という言葉に、未央は「自分のせいでめちゃくちゃな結果になってしまった」と感じて絶望。
彼女は「もういいよ、私、アイドル辞める」と言い残して去っていき、346プロダクションに来なくなった。

プロデューサーは未央を346プロダクションに連れ戻そうとして彼女の元を訪れようとするが、拒絶される。
その後、プロデューサーの対応に失望した凛も帰宅してしまい、ニュージェネレーションズ解散の危機となってしまう。
しかし、卯月の「次は凛と未央と共に最後まで笑顔でステージに立ちたい」という言葉に後を押されたプロデューサーは再び未央の元を訪れる。
未央としっかりと向き合おうとするプロデューサーは、彼女に自分が撮影したミニライブに来ていた観客の写真を見せる。写真にはライブを楽しんでいる観客の笑顔が写っていた。
写真を見て、観客を楽しませていたのに、数ばかり気にしていたことを痛感した未央は反省する。そして再びアイドルを続ける決意をした彼女は、プロデューサーと共に凛の元に向かう。

未央は凛に対して、自分が迷惑を掛けたことを謝った。そして、再びアイドルとして一緒に活動したいと凛に訴える。プロデューサーも凛を説得。
初め拒否していた凛だが、未央がプロデューサーと凛の仲立ちをして、未央と凛は346プロダクションに戻った。
そして、2人は卯月達シンデレラプロジェクトの仲間に謝った。こうしてニュージェネレーションズは再始動し、3人で次のステージを目指すのだった。

未央にとって、この挫折は苦い経験だったが、この経験が彼女を成長させたのは間違いない。このエピソードは1st season最初の大きな山場だった。

美嘉、莉嘉、みりあの悩み解決(第17話)

会社の事情で路線変更を余儀なくされた美嘉はとてもつらい気持ちだった。涙をこぼした美嘉を暖かく包み込むみりあ。

カリスマギャル路線で活躍していた城ヶ崎美嘉は、美城常務の方針の影響により、高級感のある大人路線に変更を余儀なくされる。
彼女の路線変更は成果を見せるも、自身の思う通りにできないことに対して、憂鬱さのようなものを感じていた。

その頃、彼女の妹城ヶ崎莉嘉はプロデューサーが企画した番組『とときら学園』の生徒役の出演が決まりとても張り切っていた。
番組出演のことで学校の男子クラスメイトに馬鹿にされるも、彼女は番組で自身の大人っぽさ見せつけると宣言。
ところが生徒役が番組で着る衣装は「チャイルドスモック」であり、番組も学校ではなく幼稚園っぽい雰囲気に。
自身が男子に向けて宣言したことの拠り所を失ってしまった形となり、彼女は番組収録に身が入らない。
しかし、番組を企画したプロデューサーに対しては迷惑を掛けまいと収録はうまくいったと誤魔化した。

莉嘉は自宅で姉の美嘉に対し、『とときら学園』の衣装のことで自身の不満を愚痴こぼし、美嘉のような大人路線がいいと訴える。
だが、路線変更を余儀なくされた美嘉にとって莉嘉の訴えは癪に障り、美嘉は莉嘉に対して強く怒ってしまう。

美嘉はプロダクションの外のベンチに一人座る赤城みりあを見つける。みりあも『とときら学園』で生徒役として出演している。
みりあには生まれたばかりの妹がいて、母親がその妹に育児で付きっきりのために、なかなか構ってもらえなかず、モヤモヤを抱えていた。
そんなみりあに対して、美嘉は自分と一緒に過ごすことを提案した。

その頃、美嘉に怒られてしまった莉嘉は、諸星きらり達シンデレラプロジェクトの仲間にとときら学園のことを相談。
彼女は『とときら学園』の仕事について、どう考えたらいいのか分からなくなっていたのだ。
しかし、双葉杏の「何を着たって自分は自分」、きらりの「自分らしく工夫するとハピハピ(幸せ)になれる」という言葉をヒントに莉嘉は立ち直った。

美嘉とみりあは外出し、いろいろなお店を回るなどした。そして、みりあのモヤモヤも解消する。夕方、姉同士である2人は「妹に対する姉のつらいところ」をそれぞれ打ち明ける。
そして、美嘉はみりあに「つらいことがあったらいつでも聞いてあげる」と言うと、みりあも「つらいことがあったら絶対に自分に言って」と美嘉に伝えた。
そうしたら、その美嘉から涙がこぼれる。みりあは「お姉ちゃんだって、泣きたい時あるよね」と言って、美嘉を暖かく包み込んだ。
その後、みりあは母親が妹の育児で忙しくても、率先して母親の手伝いをするようになった。

莉嘉は手紙で美嘉に謝り、『とときら学園』の収録現場に来るように伝える。
収録現場で美嘉がプロデューサーと共に見たのは、姉としてまた一つ成長したみりあと、どんな衣装であっても自分らしさを忘れずにいる莉嘉の姿だった。
そこで美嘉は、現行の高級感のある大人路線に自身のカリスマギャル路線を入れた、新たなスタイルを打ち出したのだ。

美嘉、莉嘉、みりあ、それぞれが抱える悩みが解決しただけではなく、3人がそれぞれ前進していったという名場面である。

「アイドルは前を向いているもんです。かわいいボクのように」(第18話)

かな子と智絵里に対して上記のセリフを言ったシーン。

第18話でリポーターの仕事をしている三村かな子と緒方智絵里に対して輿水幸子が言ったセリフ。幸子も、小早川紗枝、姫川友紀の「カワイイボクと野球どすえ」での仕事で、その合間に言った言葉である。

江戸切子工房でのインタビューが上手くいかず、落ち込んでしまった2人に対して、『マッスルキャッスル』で戦った相手として叱咤激励する幸子。
その幸子が去り際に言った言葉が「アイドルは前を向いているもんです。かわいいボクのように」である。
その後、かな子と智絵里は再び江戸切子工房でインタビューに挑戦し、今度は成功した。

幸子はかな子達「シンデレラプロジェクト」の先輩にあたるので、先輩としてのアイドルの心得を伝授したとも取れるような名セリフである。

卯月の復活(第23話・第24話)

クリスマスのミニライブで完全復活した卯月。彼女の表情は満面の笑みが広がっていた。

オータムフェスが終了してから、不調を感じて仕事がうまくできなくなった卯月。
基礎レッスンをするために、養成所に戻ることをプロデューサーに申し出た。プロデューサーは彼女の意向を汲んで養成所に戻ることを了承した。
シンデレラプロジェクトの面々は養成所に戻ってしまった卯月のことを心配する。
卯月が仕事休止状態となってしまったので、卯月の小日向美穂とのユニット活動は三村かな子が代わりに引き受けることになるなど、シンデレラプロジェクト内で仕事の調整が行われた。
その上で、各自仕事やレッスンに励むシンデレラプロジェクト。
その頃、卯月は養成所で基礎レッスンを続けていた。初めは笑顔でいたが、だんだんと笑顔がなくなっていき、塞ぎ込むこともあった。

未央が卯月に会いに行きたいと連絡するが、卯月は語気を強めて断ってしまう。凛と未央はいつもと違う卯月の様子に違和感を覚え始めていた。
定期的に養成所を訪れていたプロデューサーは、卯月がこのままの状況では良くないと考え、ニュージェネレーションズのクリスマスミニライブを企画し、卯月に出てもらうよう頼んだ。
しかし、卯月はレッスンをして自分の未熟さを感じ凛や未央に迷惑を掛けたくないとして、ミニライブの出演には乗り気ではなかった。
そこで凛は未央と一緒に、卯月にミニライブに出演してもらいたいと伝えるべく、養成所に向かう。

養成所を訪れた凛と未央。凛は卯月にミニライブに出たくない理由を聞くが、卯月はミニライブに出たくないのではなく「今は自信がないから」と答える。
しかし凛はさらに追及すると、卯月は凛や未央、シンデレラプロジェクトの仲間が「キラキラ」しているから、自分も追いつけるように頑張りたいと続ける。
卯月は自信がないようで、「アイドルになるのが少し速かったのだろうか、シンデレラの舞踏会に出演しない」と言う。
凛と未央が動揺する中、さらに言葉を続ける卯月に凛は「誤魔化さないでよ」と激高し、卯月を連れ立っていく。ついて行く未央。

やってきたのは、凛が卯月の言葉や笑顔でアイドルになるきっかけとなった公園だった。
凛は卯月が自分を誤魔化しているとして、本心を聞き出そうとする。未央は「何でも言って」と卯月に伝える。
それを受けて卯月は思いを吐露する。
卯月はプロジェクトの他のメンバーが「キラキラ」する中で、自分だけが「キラキラ」するものが分からず、もし見つけられなかったらどうしたらいいのかと恐怖を感じていた。
そして、「自分の長所である笑顔も誰でもできるから自分には何もない」と個性に関して自分が抱える劣等感を泣きながら訴える。
しかし凛はこれを否定し、「卯月の笑顔があったから自分も輝けると思って踏み出すことができたから、今がある」と伝える。
未央も、どんな時でも「頑張ります」と言っていた卯月が抱えていた不安を理解してあげられなかったことを謝った。そして、3人でもう一度友達になろうと提案する。
凛と未央は卯月のことを待っているということを告げて帰っていった。

卯月は346プロダクションに久しぶりに出社して、凛や未央と共に、プロデューサーから明日に迫ったクリスマスライブについて話をされる。
卯月はまだ本調子ではないようで、ミニライブ出演をするかどうか答えを出していなかった。その後、プロデューサーの提案でレッスンに向かう。
レッスンルームでは、前川みく達シンデレラプロジェクトの仲間がレッスンをしていた。卯月は彼女達に申し訳ない気持ちでいたが、逆に仲間から励まされる。
そしてレッスンルーム以外のところにいたプロジェクトの仲間の元に訪れ、彼女達からアドバイスを受けた。

そしてクリスマスミニライブ当日、プロデューサーと共にミニライブの会場に向かう途中、第1話の冒頭で描かれていた「ウインターフェス」の会場を訪れる。
静寂な会場内を2人で歩く中、プロデューサーには「プロジェクトの仲間がキラキラする中、自分にはできていなくて、できないのではないかという恐怖があった。凛や未央、プロジェクトの仲間の元には行きたい。だが、自分にキラキラしたものがなかったらどうしたらいいのか、頑張ってももうだめなのではないかと怖い。自分のことが怖い」などを告白。
プロデューサーは卯月の長所である「笑顔」を強調し、卯月が信じられなくとも自分は信じたいと言った。
卯月の笑顔があったからこそニュージェレーションズ、そしてプロジェクトはここまで来られたと伝えた。
そして、今のままでいるのか、それとも可能性を信じて先に進むのかどうか選択肢を提示する。

卯月が出した答えは可能性を信じて先に進むことだった。
クリスマスのミニライブ会場にやってきた卯月は、「まだ恐くて、自分だけの笑顔になれるか分からず、何かあるのか分からないが、自分が『キラキラ』できると信じたい。このままでは嫌だから」と凛や未央に訴える。
卯月の帰還を待っていた2人は感激し、手をつないで彼女を支え、そしてステージに送り出した。
初め、ステージに上がった卯月は最初は戸惑ってしまう。
しかし、会場に来ていたプロジェクトの仲間に励まされ、「島村卯月、頑張ります」と言って、彼女のステージがスタート。
自身のソロ曲である「S(mile)ING!」を凛や未央、プロジェクトの仲間、プロデューサー、そして観客の前で一生懸命に歌い上げた。
彼女はそこで「キラキラ」を見つけ出すことができて、心からの「笑顔」を取り戻すことができた。こうして卯月は復活したのである。

アイドルになった時点で夢が叶ってしまった卯月が、精神的に追い詰められていたところから、仲間やプロデューサーの支えで見事復活した名場面である。

『アイドルマスター シンデレラガールズ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』ができるまで

アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』ができるまでには以下のような経緯があった。

アニメ『アイドルマスター』の劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 』が製作中の頃、当時バンダイナムコエンターテイメントでアイドルマスターシリーズの総合ディレクターだった石原章弘とアニプレックスのアニメーションプロデューサーの鳥羽洋典が話していたことがきっかけだった。
当時は『アイドルマスター シンデレラガールズ』の「ソーシャルゲーム」というジャンルが発展していく途中であり、これはゲームなのだろうかと思われていた時代だった。
しかし人気のアイドルが出てきたりして、『アイドルマスター シンデレラガールズ』を取り巻く環境が変わり始め、新しいアイドルマスターが作れるのではないかということで本格的な企画が始動したのである。

ちなみに『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』は、アニメ『THE IDOL M@STER』シリーズの第2作目『THE IDOL M@STER(アイドルマスター)』の劇場版作品である。

toshiki_swamif4
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@toshiki_swamif4

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