カーペンターズの魅力
美しいメロディーと透き通る声が織りなすカーペンターズの世界と魅力について色々な角度から少しずつ知っていきましょう♪
きっとカーペンターズの魅力ある世界にハマってしまうこと間違いなしです!!
カーペンターズとは?
兄のリチャード・リン・カーペンターと妹のカレン・アン・カーペンターの兄妹とウェス・ジェイコブズからなるトリオでBandを結成したのが『カーペンターズ』の1番最初のスタートとなる。
概要
1970年代を中心に、アメリカのラジオ番組『アメリカン・トップ40』やアダルト・コンテンポラリー・チャートでの記録を塗り替え、ソフト・ロックやイージー・リスニング、アダルト・コンテンポラリー・ミュージックといったジャンルにおける主要なヒットメーカーとなった。ビルボード・ホット100チャートで1位となったシングルが3曲、アダルト・コンテンポラリー・シングル・チャートで1位が15曲ある。さらに、トップ10入りは12曲に及ぶ。アルバム・シングルの総売上枚数は1億枚を上回るとされている。
14年間の活動で、11枚のアルバム(うち『遙かなる影』『カーペンターズ』『ア・ソング・フォー・ユー』『ナウ・アンド・ゼン』『緑の地平線〜ホライゾン』の5枚がトップ10シングル曲を収録)、31枚のシングル、5本のテレビ・スペシャル番組、テレビ・シリーズ番組を1本制作した。アメリカ本国をはじめ英国、日本、オーストラリア、オランダ、ベルギーなど世界各国でツアーを行った。
オリコンチャートブックの集計では1970年から1989年(いわゆるレコード時代)の日本での海外アーティスト別アルバム売上枚数はビートルズに次いで第2位である。シングル売上枚数は第1位。CD時代に入った後も、1995年発売のベスト盤『青春の輝き〜ベスト・オブ・カーペンターズ』が200万枚越えるセールスを記録する等、日本においても時代を超越して愛され続けているグループである。
出典: ja.wikipedia.org
人物像
兄のリチャード・リン・カーペンターと妹のカレン・アン・カーペンターの兄妹で役割が決まっています。
兄のリチャードは作曲と演奏とデュオで参加しており、妹のカレンは歌声を買われボーカルとして参加することに。
はじめのBand結成時には妹のカレンはドラムを担当しており、自分がドラムに隠れるように写真に納まるなど、かなりコンプレックスも抱えていたという話もあります。
その理由については色々と書かれておりますが、ほんの少しぽっちゃりしていたカレンが、兄ピーターからの何気ない一言や音楽誌などにその事を書かれてしまったりしてしまい、カレンはとても気にし出してダイエットに励むようになったのがきっかけでした。
華やかな世界で常に人の目に晒されてしまう職業である事と芸能界のファッションモデルや業界人との頻繁に会う機会などがカレンを少しずつ少しずつ『痩せて美しくならなければ!!』と追い込んでいったのでしょうか。
そして、その追い込みには密かな家族の愛情表現もあったようなのです。
兄妹の母は兄のピーターを溺愛していたため、兄ばかりを見ていたそうで、妹のカレンはそんな母の目を自分にも向けてほしかったのでしょう…。
代表曲
「スーパースター」「イエスタデイ・ワンス・モア」両A面での「青春の輝き」/「トップ・オブ・ザ・ワールド」「クロストゥーユー」等々…。
未だに聴かれ続けている数々の名曲を残している。
成功を収めるカーペンターズ
ロック全盛期であった1970年代、カーペンターズは独自の音楽スタイルを貫き通して大きな成功を収めました。
ロック全盛にありながら、まるで反対側に位置づけられそうに見られる美しいメロディーと透き通る歌声重視の音楽で成功を収めているのはカーペンターズの紡ぎ出す音楽が本物だったからではないでしょうか…。
しかし、1983年の32歳という若さでのカレンの突然の死によりカーペンターズは活動を終えるのでした。
誰もが愛した透き通る歌声を無くしてしまうには余りにも早いカレンの死でした。
原因は長年戦っていた『拒食症』が原因からの直接の死因は急性心不全だったそうです。
その後、彼女の死の原因になった拒食症・摂食障害への世間の注目を世の中に高めていったのです。
ピーターの悲劇とカレンの悲劇
ボーカルのカレンは、もともと自分にあるコンプレックスで拒食症に陥っていきます。
もっと痩せなければ、もっと美しくならなければ…
そんなコンプレックスがカレンを衰弱させていくことになります。
兄のピーターは薬物に溺れた時期もあると話題にもなっていたことは有名でした。
兄妹は、それぞれの何を考え何を恐れていたのでしょうか…。
ピーターの奏でる美しいメロディー…。
カレンの美しく透き通る歌声…。
その陰で二人を脅かしていた自分自身との闘いが結果として悲しい結果を生んでしまったのでしょうか。
そしてカレンがなくなる時…最後にカレンが残した言葉…。
それは、『ママ…私を見て!!』だったそうです。
きっと、最後まで兄ピーターだけを認めていた母に対しての心の叫びだったのでしょう。
今なお残るカーペンターズの名曲たち
カーペンターズの音楽は今もなお世界中で聴かれており、沢山のファンもいます。
それは誰もが認める音楽性の高さと併せて切ないメロディー切ない歌声…。
一度聴いたら殆どの人がカーペンターズの音楽の世界に引き込まれてしまうといいます。
特にカレンの歌声はカレン自身が痩せ細っていけばいくほどに『透き通った歌声』になっていったとも言われています。
とても華やかな世界での成功を掴んだにも関わらず、それは皮肉で悲しい話なのです。
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