地獄すぎるグロテスク映画まとめ!『大脳分裂』など
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ここでは過激なグロテスク描写が売りの、地獄絵図としか言いようのない映画をまとめた。大地震が生み出すパニックを描いた『アフターショック』、人体破壊描写が盛りだくさんの『ホーボー・ウィズ・ショットガン』、カナダの鬼才カリム・ハッサンのデビュー作『大脳分裂』などを紹介している。
『デス・マングローブ ゾンビ沼』…特殊メイクはかなり気持ち悪い。血糊の量がすごいといえばすごいけど、錆びたオイルみたいに見える。ちゃっちい効果音に『エマニュエル夫人』を思い出したゾンビぃ沼。切ない恋心といたんだカキのお話ぃ。
— あじあんもんち (@asianmonchi) May 8, 2013
▼『地獄の門』
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"イタリアン・ホラーの鬼才が描いたゾンビの世界は、真の地獄絵図の様相!"
マカロニ・ホラー界の鬼才、ルチオ・フルチ監督・脚本による1980年の作品。霊能力者のマリーは、降霊会の最中に透視した光景のショックのために死亡する。その頃、近くの町ダンウィッチで、神父が首吊り自殺をする。彼は、ここにあるという地獄の門を開くために神を冒涜する行為を行ったのだ。棺の中で息を吹き返したマリーは、彼女を救出した新聞記者のピーターとともに、地獄の門を閉じるべくダンウィッチへ赴くが、そこは既に地獄の様相を呈していた…。
フルチ印の中でも特にヒドいグロテスクな映像のオンパレードは正に地獄絵図。内臓を吐く、頭をカチ割る、ウジ虫は湧き、血は洪水の如く...。コレは天才しか作れない!
ルチオ・フルチ御大が手がけた、ゾンビ3部作と言われるのが『サンゲリア』『天国の門』『ビヨンド』。今作は2作目に当たり、ゾンビと被害者のゲロゲロなグロい描写も凄いが、ゾンビとは関係ない人間同士の争いでの描写も無駄にグロい残酷描写が最強と評される作品。かの有名な”電動ドリル”のシーンは、本編のストーリーとは殆ど無関係で、これはやってみたかっただけ?
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イタリアン・ホラーの最高にして最凶な監督、ルチオ・フルチ。1960年代~1970年代後半まではコメディやジャッロ映画でキャリアを築き、西部劇もヒットさせた。しかし、長く続く下積み時代や家族に起こった悲劇により、彼の作風は過激で神を冒涜したかの様なものになっていく。1979年の『サンゲリア』をきっかけに、極端な残酷描写をウリにしたホラー映画の巨匠となっていく。その凄惨な映像スタイルは、今も尚ショックを与え続けている。
『地獄の門』予告編
スプラッターは即物的ではあるが、ある種の魔術的な映画的トリックを必要とする。映画の魅力の一つは、本作の汚さをもって体感させられた。映画はやはりいつだって芸術的なのだ。
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突如ガラスが割れ、その破片が刺さった壁から血が流れ出したり、部屋の中に蛆虫の嵐が吹き荒れたり…。まさに異常な事態。この「何が起こってるのか分からない恐怖」が全編にみなぎってます。
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娘に手を出されたと誤解して父親が男の頭を電動ドリルで貫くシーンは圧巻だが、このシーンに関してはストーリーとまったく関係がない。ただこのシーンを撮りたかっただけと推測される。
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フルチの『地獄の門』、ウジ虫が吹雪の如く吹きつけてくるあたりとか脳がはみ出すシーンとかは耐えられたけど、生きたまま頭蓋骨に旋盤の回転部をぶっ刺すシーンは怖すぎた
— アッテムト鉱業 (@Wald4314) May 10, 2013
冒頭だけのつもりが結局全部みてしまった「地獄の門」デジタルリマスター。フルチはある種の踏み絵だな。ゾンビでちょっとスリルを味わいたいのか....ほんとの物好きか。内容はぐんと下だけど踏み絵としてのハードルがもっと高いのは「ゾンビ3」。
— huhpooijko (@jigokunomon) November 24, 2010
▼『ダルフールウォー 熱砂の虐殺』
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"紛争の残酷さを告発するには余りある、残酷過ぎる地獄絵図がここに!"
ウーヴェ・ボル監督・脚本・製作、エドワード・ファーロング、クリスタナ・ローケン主演による2011年の作品。スーダンのダルフール地方では民族が紛争が激化していた。アラブ系組織による民間人の虐殺を調査すべく、6人のアメリカ人ジャーナリストたちが現地に赴き、現地の人々へから惨状をと聞かされる。そして取材を終えて帰路についた彼らだったが、武装集団が先程の村の向かっていくのを目撃して...。
「そして、村は地獄と化した」というキャッチ通り、大量虐殺、殺戮、凌辱といった部分のキッツイ描写は、正に地獄絵図。紛争の悲惨さをあまりにも残酷に描き、目をそむけたくなるが、これが現実か。
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主演を務めるのは、エディことエドワード・ファーロング。『ターミネーター2』で彗星のごとく現れた人気ヤングスター。特に日本では、大黒摩季の曲に乗って「ホットヌードル」のCMに学生服姿で出演したのが有名。歌手としてデビューしたのも、日本限定だったのだ!
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こちらはその後のエディ...。一時期は薬物依存やアルコール依存で奇行が目立ち、遂には逮捕されている。その後も奇行は続き、レイチェル・ベラと結婚するも離婚、恋人への暴力行為などを起こす問題児。俳優としては一発屋の印象があるが、『ペット・セメタリー2』は割とどーでもいいが(失礼)『アメリカンヒストリーX』や『I love ペッカー』、『デトロイト・ロック・シティ』での演技は評価されていい。それにしても『ターミネーター3』への出演をアル中&ヤク中で棒に振ったのは、ああ勿体ない!
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ウーヴェ・ボルは、ドイツ出身の映画監督。『ハウス・オブ・ザ・デッド』『アローン・イン・ザ・ダーク』『ブラッドレイン』といったゲームの映画化作品を手がけた。その安直さから、最低映画製作者として低評価され、最低映画賞のラジー賞=ゴールデンラズベリー賞のノミネート回数は群を抜いて多い。彼にゲーム原作の映画を撮るのを止めさせるために活動するウェブ・サイトも存在する。そんな彼だが、今起きている紛争をリアルに描いた今作で遂に本気を出した?もっとがんばりましょう!
『ダルフールウォー 熱砂の虐殺』予告編
アホなゲーム映画ばかり撮っては脱力させてくれた変なヒトだが、今回は気持ちを新たに(?)社会派映画を撮ってみたのかな?この監督がこっちの方面の方にこそ才能があるのはこの映画を観れば明らかである。
脚本ナシの即興演技でつくられたそうで、つまり監督さんが俳優たちにシーンの意味を説明し、俳優さんはその考えを汲み取り、咀嚼し、自分なりの台詞を考えて演技表現するというヤツ
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エンタメ的な戦争映画を期待していると大火傷する…とにかく虐殺シーン、レイプシーンが生々しく、「ホテルルワンダ」並み、それ以上の大量虐殺映画です。
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エドワード・ファーロングは「ターミネーター2」の一発屋的に扱われている感があるが、「アメリカンヒストリーX」とか「デトロイト・ロック・シティ」とかは名作ですよ。あと「ダルフールウォー」。
— 加藤よしき (@DAITOTETSUGEN) November 11, 2013
ダルフールウォー鑑賞終了。スーダンという国の現状を初めて知った。 更にネットで色々しらべた 。そしたら今までの知識の点が線になった。 人類、人種、民族、国籍、勉強することが山ほど出てきたぜ。
— 正光田武 (@mitsu32masa03) 2012.04.15 21:46
ボルボルはゲーム原作映画から手を引いて、オリジナル脚本で映画作ればいいのにって「ザ・テロリスト」「ダルフール・ウォー 熱砂の虐殺」「ザ・ファイト 拳に込めたプライド」近年の豊作っぷりを見て思うボルボル
— ゼロモチベーション済藤鉄腸 (Tettyo Saito) (@GregariousGoGo) August 17, 2013
『ダルフール・ウォー熱砂の虐殺』も鑑賞。虐殺されている人を助けようとして頑張ったけどダメでした、という感じで後味が悪いが、実際にここでは現在も虐殺が続いているので下手なハッピーエンドにするより良心的である。
— seigo hayakawa (@seigo_h) March 30, 2013