地獄すぎるグロテスク映画まとめ!『大脳分裂』など

ここでは過激なグロテスク描写が売りの、地獄絵図としか言いようのない映画をまとめた。大地震が生み出すパニックを描いた『アフターショック』、人体破壊描写が盛りだくさんの『ホーボー・ウィズ・ショットガン』、カナダの鬼才カリム・ハッサンのデビュー作『大脳分裂』などを紹介している。

▼『アフターショック』

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"イーライ・ロスが絡むと、パニック作すらも地獄絵図の様相を呈するのだ!"

イーライ・ロスが製作・脚本・主演までを務め、新鋭ニコラス・ロペスが監督した2012年の作品。チリ旅行に出かけたアメリカ人青年グリンゴは、大都市のサンチャゴで、ナンパした美女たちと楽しい夜を満喫していた。しかし、突如として発生した巨大地震により、街は瓦礫と死体の山となり、地獄絵図と化してしまう。何とか難を逃れた彼らだったが、街は暴徒化した略奪者により破壊され、崩壊した刑務所からは凶悪な囚人たちが脱獄、余りにも危険な状態となる。命の危険にさらされながらも必死に逃げる彼らだが……。

フツーならばパニック映画になるハズの題材が、イーライ・ロス印により、残酷でゴアゴアな地獄絵図になってしまうのだった!

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仲間が重傷を負い、助けを求めて闇をさまよう6人の男女。しかし、地震で倒壊した刑務所から凶悪な囚人たちが脱獄、手当たり次第に破壊と略奪を繰り返していた。そして、彼らは囚人たちとギャングに追われるハメになり、ひとりまたひとりと犠牲になる。その描写が何とも地獄!

製作・脚本・主演を務めるのは、新世代ホラーを担う監督のひとり、イーライ・ロス。初期映像作品がデヴィッド・リンチやクエンティン・タランティーノといった大物監督に評価された。監督作としては『キャビン・フィーバー』『ホステル』『ホステル2』など、出演作は『イングロリアス・バスターズ』や『ピラニア3D』など。

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映画『アフターショック』予告編

地震のせいで刑務所がブッ壊れ、凶悪な囚人たちが出てきて、そこらへんにウヨウヨ。手当たり次第に、強奪するわ、レイプするわ、やりたい放題で暴れ回っています。こえー。

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非常に良い“悪趣味な映画”でしたよ 。かなり残酷だし、人の死をギャグにしてたりするので、かなり観る人を選ぶとは思いますが、「ホステル」っぽいのがOKならオススメかなぁ。

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観客は日常から「悲劇」の存在を意識することの意味を、この「地獄絵図」によって嫌でも理解することになります。

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▼『ホーボー・ウィズ・ショットガン』

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"悪を懲らしめる話ではあるが、殺戮人体破壊のオンパレードは地獄の様相!"

ジェイソン・アイズナー監督、ルトガー・ハウアー主演による2011年の作品。土地から土地へ働きながら渡り歩く労働者=ホーボーの男が、仕事を求めて新たな町に降り立つが、そこは犯罪組織の暴力によって支配されていた。犯罪組織のボスと息子が傍若無人な殺戮を繰り返していたが、地元の警察は手を出さない。ホーボーは娼婦を誘拐しようとしたスリックを警察に突き出すが、逆にひどく痛めつけされてしまう。失意の彼だったが、ショットガンを手にして、遂に悪の組織に戦いを挑む...。

ショットガンを撃ちまくるルトガー・ハウアー!って考えただけでも血が騒ぐが、更に強烈なバイオレンス描写と人体破壊でR-18指定となった。

元々はクエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスによる映画『グラインドハウス』のプロモーション企画「フェイク予告編コンテスト」のためにジェイソン・アイズナー監督が制作した。これがコンテストで優勝し、それを発展させて長編映画として製作したもの。

映画『ホーボー・ウィズ・ショットガン』予告編

R-18を勝ち取ったが、それも納得。スプラッターホラーと見紛うほどで、クオリティも高く、痛いのがダメな人には……というレベルを越えた、痛みすら感じさせない人体破壊のオンパレードには頭が下がるばかりだ。

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ショットガンが炸裂するシーンが非常にテンポ良く繰り返されるので、人体破壊というか、むしろ花火でも観ているような気分になるので、たーまやー、と大声を上げたくなり、でもそれは鑑賞マナーに反するので、とりあえず丹田の辺りにグッと力を入れて堪えた。

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怒れるホボさんはショットガンを手に入れ、町の浄化作戦に乗り出す。わるもんどもはブッ殺せ!タクシードライバー・ミーツ・ルトガー・ハウアー!

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