月刊少女野崎くん(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『月刊少女野崎くん』とは橘いづみによるラブコメ4コマ漫画作品及び、それを原作としたアニメ作品である。少女漫画家の野崎梅太郎とアシスタントの佐倉千代を中心に繰り広げられる勘違いコメディ作品だ。高校生活と漫画執筆という離れた2つのジャンルがうまくミックスされた独自の世界観が魅力である。物語は佐倉千代が野崎梅太郎に愛の告白をするシーンから始まるが、気がついたら野崎梅太郎の漫画のアシスタントになってしまう。各キャラのボケとツッコミの入れ替わりが激しいテンポの速さが視聴者を引き込む作品である。

マミコ

CV:三宅麻理恵(アニメ版)/田村ゆかり(ドラマCD)

『恋しよっ♡』のヒロイン。見た目のモデルは千代、内面のモデルは御子柴である。

鈴木三郎(すずきさぶろう)

CV:宮野真守(アニメ版)/浪川大輔(ドラマCD)

マミコの恋の相手のイケメン男子高校生。野崎曰く、毎晩徹夜で勉強してる努力家。野崎が描きやすい顔で本人は好きと話している。特に意識しないとモブの顔まで鈴木と同じになってしまう。

アニメ未登場のキャラクター

野崎真由(のざきまゆ)

野崎梅太郎の弟で中学3年生。興味のないことに対して徹底して逃げる癖がある。その反面、自分の興味あることに対してはちゃんと取り組む姿勢を見せる。話すことも面倒なため基本無口である。佐倉千代との初対面時には千代から筆談を提案されるが、書くことが面倒になり結局話し始めた。柔道部の主将であり、柔道を餌に学年トップの成績を取ったこともある。このことからもだらけた性格だが本来は有能である。柔道部で寝技の指導のために美少女の絵を練習し絵を使い説明した結果、部員全員が寝技の達人にしてしまった。

瀬尾遼介(せおりょうすけ)

瀬尾結月の兄で都ゆかりと同じ大学に通う20歳の大学生。野崎梅太郎とゆかりがネームの情報交換をする際に利用するカフェでウェイターをしている。妹の瀬尾結月とは違い常識人だがナルシストの気があり、自分のことをかっこいいと自称する。ゆかりに好意を持っているが遼介の勘違いとゆかりの天然さも合間って空回りしている。

野崎夢子(のざきゆめこ)

野崎梅太郎と野崎真由の妹。『恋しよっ♡』をはじめとする少女漫画の大ファンで同じようなシチュエーションに憧れているが求めているのは「転校生」の要素である。少女マンガの大ファンで特に夢野咲子を神と称するほどだが、梅太郎が漫画家であることを知らないかつ信じてない。また梅太郎と真由と比べると画力はかなり低い。夢子は本来は裏設定のみのはずであったが、2015年12月17日に『ガンガンONLINEミニ』のアプリ限定版(8巻収録)で初登場を果たした。

佐倉十和(さくらとわ)

『月間少女野崎くん』の5周年企画で正式登場した佐倉千代の弟。テニス部に所属している。野崎梅太郎のことを千代の憧れと知ってはいるが、千代の人気者であるという発言によりファッションモデルと勘違いをしている。野崎に対する印象は「言動は怪しいけど良い人」である。

鹿島麗(かしまれい)

鹿島遊の妹でお嬢様学校に通う中学生。夢野咲子のファンである。小学校の頃から女子高育ちのため、恋愛ごとに疎く男女が一緒に歩いているだけで妄想を膨らませてしまう。夢野咲子の正体が野崎梅太郎であることは本人から明かされている。

久川陽菜(ひさかわひな)

kuukina8
kuukina8
@kuukina8

Related Articles関連記事

月刊少女野崎くんの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

月刊少女野崎くんの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『月刊少女野崎くん』は、椿いづみによる4コマ漫画作品である。ウェブコミック配信サイト『ガンガンONLINE』にて2011年より連載され、2014年にTVアニメ化された。無骨な男子高校生の野崎梅太郎は、実は人気少女漫画家だった。梅太郎に恋する女子高校生の佐倉千代は、ひょんなことから彼のアシスタントとして働くようになる。梅太郎と千代を中心に、周りの個性豊かな面々を巻き込んで描かれる学園コメディ漫画である。

Read Article

俺様ティーチャー(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

俺様ティーチャー(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『俺様ティーチャー』とは椿いづみが2007年から『花とゆめ』で連載を開始した、バトルコメディ漫画である。女番長、黒崎真冬が退学・転校を機に緑ヶ丘学園で普通の女子高生として生活を送ろうとしたのだが、担任であり幼い真冬に喧嘩を教えた佐伯鷹臣と再会する。鷹臣は祖父の物であった緑ヶ丘学園を取り戻すために、現理事長ととある賭けをしていた。不良をバラされたくない真冬は鷹臣に弱みを握られ、風紀部に入り学園の不良たちを正す事に。やがて学園全体を巻き込み、生徒会との全面バトルへと発展していく。

Read Article

目次 - Contents