君しか見えないの！『月刊少女野崎君』まとめ☆

少女漫画って何となく自分とは遠い世界だし、何か読んでるとぞわぞわするし…と敬遠する方もいらっしゃるでしょう。しかし、『月刊少女野崎君』は全くその心配がありません！
嫌味なライバルキャラも居ない、美人orイケメンキャラは何処か絶対に残念な部分があって笑える！

…そして、偶に挟み込まれる千代と野崎君の甘酸っぱい話がまた良いアクセントになっているのです♡

まずは主人公の佐倉千代ちゃん！見た目はロリっ子、そして性格はドジっ子と全ての萌要素を詰め込んでいるのですが、そのドジすらも愛しく見えてくるから不思議です…。
作中では女の子らしい所を見せる反面、激しい突っ込み役でかなりの笑いを取ってくれます。

また、ドジっ子ながら作中の中では意外と常識人なので、ドジっ子苦手って人もそこで『意外と千代ちゃん良い子かも』ってなる事間違いないしです！

次に『夢野咲子先生』もとい、野崎梅太郎君！千代の好きな人であり、そしてクールで一見強面に見えますが繊細な乙女心を漫画に反映して描く天才と言われています。
しかし実際は周りの人間観察を少女漫画仕立てにしているだけな為、個性豊かな面々をそのまま漫画にしているのです。
そして漫画家ながらも背景が非常に苦手で、人物とずれてしまった背景を描いては、人物を背景に合わせようと何故か人物を何の意味も無く箱に立たせた絵を描くなど突拍子もない事をしては担当の宮前さんや背景担当の堀先輩の頭を悩ませます。

因みにこの方が背景担当してる、演劇部部長の堀先輩。身長は低いけどしっかり者の常識人。

野崎君は少女漫画を描く癖に鈍感であり、千代は千代で肝心な所でドジを発揮してしまうのでなかなか恋愛面では二人の距離は縮まりません。しかし、漫画を描く事を通して二人はどんどん距離を縮め、野崎君の相談役にまでなった千代は、ある意味そのポジションでも嬉しいと感じ始めます。（勿論恋愛感情として好きですけどね！）

そんな二人のもどかしい恋模様にも注目です☆