ザ・シンプソンズ(The Simpsons)のネタバレ解説・考察まとめ

『ザ・シンプソンズ』とは、1989年にアメリカのFOXテレビが放送を開始した大人向けテレビアニメである。アメリカの架空の町に住む一家を通し、労働者階級の生活や社会状況をシニカルに描いており、米国史上最長のゴールデンタイム番組として長年放送されている。時事ネタや痛烈な社会風刺を盛り込む一方、根底には強い家族愛があり、背景や小物に仕込まれた遊び心もファンを魅了する。映画化や数々の受賞歴を誇り、ポップカルチャーに多大な影響を与え続けている。

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CV:ハリー・シェアラー → ケビン・マイケル・リチャードソン/青森伸(シーズン2 - 14)→ 平林剛(シーズン15 - )

大病院に勤務する優秀な黒人医師で、シンプソン家の指定医。ジョンズ・ホプキンス大学医学部を卒業したエリートであり、人格円満でそつがない。しかし、深刻な病状を告知する際を含め、どんな緊迫した場面でも脈絡なく高笑いを始めるという非常に奇妙な笑い上戸の癖を持っている。45歳の共和党員であり、高知能団体「メンサ」の会員でもある。作中では比較的常識人として描かれるが、実はリサの飼い猫であるスノーボール2世を車で轢き殺した張本人という不名誉な過去も持つ。

ニック・リビエラ(Dr. Nick Riviera)

CV:ハンク・アザリア/広瀬正志 → 飛田展男 → ケンコー(シーズン15 - )、桜木章人(劇場公開版)

「ハーイ、エブリバディ!」という陽気な挨拶と共に現れる、非常に怪しい開業医。正規の医師免許を持っていないヤブ医者であり、手術の直前に通販の医療ビデオを見て勉強するほど技術はデタラメである。数々の医療訴訟を抱えており、都合が悪くなるとすぐに窓から逃亡する。しかし、保険外の治療を極めて安価かつ融通を利かせて行ってくれるため、経済的に余裕のないスプリングフィールドの住民(特にホーマー)からは重宝されており、なぜか通販番組のリポーターとしても人気がある。

ティモシー・ラブジョイ(Reverend Lovejoy)

CV:ハリー・シェアラー/目黒光祐(シーズン1 - 14)→ 露木徳幸(シーズン15 - )、中田譲治(劇場公開版)

スプリングフィールド教会の牧師。赴任当初は情熱に溢れていたが、隣人のネッド・フランダースから昼夜を問わず些細な信仰の相談をされ続けた結果、完全に熱意を失ってしまった。そのため、彼の行う日曜日礼拝の説教は退屈の極みであり、終わった瞬間に信徒たちが逃げ出すのがお約束。ネッドのことをホーマーと同じくらい疎ましく思っている。私生活では鉄道模型の収集に狂的な情熱を注いでおり、一人娘のジェシカを盲目的に溺愛している。

アプー・ナハサピーマペティロン(Apu Nahasapeemapetilon)

CV:ハンク・アザリア/広瀬正志(シーズン1 - 14)→ 菊池通武(シーズン15 - )

インド出身のヒンダゥー教徒で、コンビニ「クイックEマート」の店主。酷い訛りの英語と「ありがとうございます、また来てください!」というキャッチフレーズが特徴。哲学の博士号を持つ超エリートであり、頭脳明晰だが、店では平然と賞味期限のごまかしやぼったくりを行うちゃっかり者。強盗のスネークに頻繁に襲撃されている。熱心なベジタリアンで、ポール・マッカートニーとは瞑想の旅以来の友人。近年、キャラクターのインド系ステレオタイプが人種差別的であると議論を呼び、シーズン30以降は登場が控えられている。

ルイジ・リゾット(Luigi Risotto)

CV:ハンク・アザリア/中村大樹(シーズン5 ‐ 14)→ 藤井雄太(シーズン15 - )

イタリアンレストラン「ルイジの店」のオーナー。いかにもイタリア人らしい大袈裟な身振りと訛りで話すが、実は生粋のアメリカ人であり、本物のピザの作り方すらよく分かっていない。彼の店は、街の犯罪組織(マフィア)の定期的な集会所として利用されている。長年イタリア系としての設定が定着していたが、シリーズの後半では、実は元寿司職人であったという衝撃の過去が明かされるなど、一筋縄ではいかないテキトーな背景を持つキャラクター。

ディスコ・スチュー(Disco Stu)

CV:ハンク・アザリア/広瀬正志 → 青森伸 → 辻親八 → 小野寺悠貴(シーズン15 - )

自他共に認める、時代遅れのディスコ愛好家。見事なアフロヘアと1970年代風の派手なレジャースーツがトレードマーク。「スチュー」という名前を強調し、独特のイントネーションで韻を踏みながら話すのがお決まりのスタイル。極度の砂糖中毒者でもある。若い頃は船長を目指していたが、免許用の写真を撮影する際に偶然流れたディスコ音楽に魂を奪われ、現在の道を歩むことになった。セルマをはじめ街の様々な女性と浮名を流したが、セルマへの未練は人一倍強い。

ライオネル・ハーツ(Lionel Hutz)

CV:フィル・ハートマン/石丸博也

「勝訴の確率は五分五分」と言いながら、まったく勝てそうにない裁判ばかりを引き受ける自称弁護士。非常に無責任かつ不誠実な性格で、形勢が悪くなると平然と法廷から逃亡したり、不利な書類をその場で燃やして隠滅しようとする。一時期は不動産業にも手を染めていた。シンプソン家がトラブルに巻き込まれた際によく弁護を依頼されるが、まともな弁護をした試しがない。原語版声優のフィル・ハートマンが急逝したため、現在は新規の登場はなくモブキャラとして背景に映るのみとなっている。

コミックブックガイ(Comic Book Guy)

CV:ハンク・アザリア/青森伸(シーズン2 - 14)→ 山本満太(シーズン15 - )、日向とめ吉(劇場公開版)

コミックやアニメ、トレーディングカードを扱う専門店の店主であるオタク中年。本名はジェフ・アルバートソン。何事に対しても批判的で嫌味なネット弁慶であり、典型的なオタク気質を体現している。高知能団体「メンサ」の会員で博士号も持つインテリだが、性格の悪さゆえに誰も彼を敬わない。長年独身だったが、シーズン25で日本人漫画家のクミコ・ナカムラと電撃的な恋に落ちて結婚。以後は夫婦で派手なコスプレをしてイベントに現れるなど、良好な夫婦関係を築いている。

ジョナサン・フリンク(Professor Frink)

CV:ハンク・アザリア/飛田展男(シーズン2 - 14)→ 猪瀬光博(シーズン15 - )、渡辺浩司(劇場公開版)

IQ197を誇る、スプリングフィールドの天才マッドサイエンティスト。常に画期的かつ奇想天外な未来のテクノロジーを発明しているが、本人が極度のドジであるため、最終的には大失敗や爆発を引き起こして台無しにするのがお約束。会話の語尾に「ホイビック!」や「ブロインビー!」といった意味不明な奇声を発する奇妙な癖がある。天才ではあるがどこか抜けており、高知能団体「メンサ」のメンバーとして街の崩壊やトラブルに一役買うことも多い。

モグラ男(Hans Moleman)

CV:ダン・カステラネタ/朝戸鉄也(シーズン2 ‐ 14)→ 山本満太(シーズン15 - )

常に理不尽かつ悲惨な目に遭い続ける、スプリングフィールドで最も不遇な男性。本名はラルフ・メリッシュ。外見は完全に禿げ上がったヨボヨボの老人だが、実はこれらは過去の激しいアルコール中毒によって変貌した姿であり、実年齢は「31歳」であると主張している(ただしエピソードによって設定は変動する)。職業は大型トレーラーの運転手などだが、シンプソン家の騒動に巻き込まれて毎回のように交通事故を起こしたり、理不尽に命の危機に瀕している。

カーク・ヴァン・ホーテン(Kirk Van Houten)

CV:ハンク・アザリア/糸博(シーズン2 - 14)→ 木村隼人(シーズン15 - )

バートの親友であるミルハウスの父親。絵に描いたような「負け組中年」のキャラクター。親戚のコネでクラッカー工場の経営を任されていたが、無能ゆえにクビになり、同時に妻のルアンからも離婚を突きつけられて家を追い出された。その後は貧しい独身生活を送り、数々の悪女に騙されるなど悲惨な日々を過ごしたが、シーズン17でルアンと奇跡的に和解して再婚した。自己啓発に影響されやすく、下ネタで場を凍らせるなど、人付き合いが非常に下手。

ルアン・ヴァン・ホーテン(Luann Van Houten)

CV:マギー・ロズウェル/安達忍(シーズン2 ‐ 14)→ くわばらあきら(シーズン15 - )

ミルハウスの母親で、夫のカークとはいとこ同士にあたる。ダメ夫であるカークの甲斐性のなさに不満を爆発させ、パーティーの席で離婚を突きつけて追い出した。離婚後はカークとは対照的に、肉体派のスタントマンであるパイロと付き合うなど、自由奔放で充実したシングルマザー生活を謳歌していた。カークと比べれば常識的だが、実は複数の男性と二股をかけたりスワッピングに興じるなど、かなり肉食系で情熱的な本性を隠し持っている。のちにカークと再婚した。

ルー(Lou)

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