ガッシュ・ベル(金色のガッシュ!!)とは【徹底解説・考察まとめ】

ガッシュ・ベルとは、雷句誠による漫画『金色のガッシュ!!』の主人公で、1000年に1度行われる魔界の王を決める戦いに選ばれた魔物の子の1人である。仲間たちからは「ガッシュ」と呼ばれている。
戦いの場は人間界となっており、パートナーである高嶺清麿と共に次期魔界の王を巡るサバイバルを生き抜き、“優しい王様”になることを目指す。
魔界では落ちこぼれと言われていたが、「悪しき心を持つ魔物を王にさせるわけにはいかない」と傷つきながらも戦い続け、仲間との辛い別れを繰り返し、日々成長を重ねていった。

「どちらかが死ぬのではない!!すべてを助けるのだ!!」

決断したガッシュ

ファウードという超巨大魔物を復活させれば世界は滅亡してしまうが、復活させなければ呪いにかかったガッシュの友が死ぬという状況に陥っていた。
ファウードを復活させるにはガッシュの持つ力が必要だった為、アリシエはガッシュに、リィエンの死か、全世界の人々の死か選択しろと迫る。
ガッシュは頭を抱えて悩むが、出した答えは「この選択は間違っておる!間違っておるではないか!!?どちらかが死ぬのではない!!すべてを助けるのだ!!」だった。そして「ファウードが魔界から人間界にきたならば、元の魔界へ帰す方法もきっとあるハズ!!!」と続けた。
この選択は王になるものならいつかはぶつかる試練であり、アリシエはその答えを出せるのかを試し、見事ガッシュは合格したのである。

「私とゼオン、一緒に…家族一緒に暮らせるのだ。」

ゼオンとの和解に喜ぶガッシュ

ゼオンの術がガッシュのバオウ・ザケルガによって敗れた際、苦しめるため奪ったガッシュの記憶の中にガッシュの辛い過去や、ゼオンや両親と共に暮らせる日を心待ちにしていた記憶をゼオンが見ることになる。
そして「許せ、ガッシュ…兄が愚かだった。」とガッシュに記憶を返し、ゼオンがガッシュを恨むことはなくなった。
全てを思い出したガッシュは「私とゼオン、一緒に…家族一緒に暮らせるのだ。」とゼオンとの和解に喜び涙したのだった。

ガッシュ・ベルの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ガッシュの戦闘回数が多すぎる理由

ガッシュを倒しに日本までやってきたキャンチョメ

魔界の王候補として人間界に送られた魔物の子は100名となっているが、ガッシュが燃やした本の数はなんと18名(原本の数であり、千年前の魔物は除く)、全体の約5分の1である。勝ったが逃げられたことなども含めると、その数は更に増える。
100名しかいない中での数字としては多すぎるが、その理由は前半ではキャンチョメが言っていたように、ガッシュは魔界で落ちこぼれだったので舐めて倒しにやってきたが負けたパターンと、後半でバリーのように、「ガッシュに挑みに行った者は誰も帰ってきていない」という噂を聞いて挑戦しに来るパターンに分かれていたようだった。
その為ガッシュは他の魔物の子に比べて戦闘回数が非情に多いと思われる。
結果、ガッシュは戦いを積むことで強くなったのだった。

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