ガッシュ・ベル(金色のガッシュ!!)の徹底解説・考察まとめ

ガッシュ・ベルとは、雷句誠による漫画『金色のガッシュ!!』の主人公で、1000年に1度行われる魔界の王を決める戦いに選ばれた魔物の子の1人である。仲間たちからは「ガッシュ」と呼ばれている。
戦いの場は人間界となっており、パートナーである高嶺清麿と共に次期魔界の王を巡るサバイバルを生き抜き、“優しい王様”になることを目指す。
魔界では落ちこぼれと言われていたが、「悪しき心を持つ魔物を王にさせるわけにはいかない」と傷つきながらも戦い続け、仲間との辛い別れを繰り返し、日々成長を重ねていった。

バオウ・クロウ・ディスグルグ

巨大な手のようなものが出現し、ガッシュの腕の動きに合わせて操作できる。
ガッシュが気絶をせずに使うことができる呪文である。

マーズ・ジケルドン

強い磁力を持つ球体を放つ。スピードは無いが、少しでも触れると球体の中に引きずり込まれる。
中に入ってしまうと術を解くまで出ることは出来ず、無理に動くと電撃を受ける。

エクセレス・ザケルガ

ザケルガの強化版で、X型の電撃を放つ。

ジオウ・レンズ・ザケルガ

小さな龍のような姿をした電撃を放つ。
バオウ・ザケルガよりも弱いが、スピードがある。

シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ

バオウ・ザケルガの強化版。クリア編のラストで登場したガッシュの持つ最大呪文である。

ガッシュ・ベルの来歴・活躍

魔界の王の元に産まれる

酷い扱いを受けるガッシュ

ガッシュは、魔界の王の元にゼオンと双子として産まれたのだが、強大すぎる「バオウ」の力を継いだため、悪用されるのを防ぐようその存在を隠し、ユノという老婆に預けられた。
そこでは酷い扱いを受け、「お前に本当の家族はいない」とユノに告げられたことから、絶望していた。
しかし、夜中に王家の使いの者とユノの会話を偶然耳にし、自分に本当の家族がいること、欲しいと思っていた兄までいることを知った。
ガッシュはうれし涙を流し、それからは本当の家族に心配をかけないよう、明るく元気に過ごすことを決めたのだった。

その後、ガッシュは魔界の王を決める戦いに参加する100人の魔物の子の1人に選ばれ人間界へと行くが、臆病なガッシュはイギリスの森で独りおびえていた。
そこで、兄であるゼオンによって攻撃を受け、記憶を抜き取られてしまったのだった。
ガッシュはそのまま意識を失い倒れているところを、清麿の父である清太郎に助けられ、その恩返しとして清麿を鍛え直しに日本へと向かい、パートナーである清麿と出会うことができた。

王を目指す理由

戦い抜くことを決めたガッシュ(左)

ガッシュは人間界にきた後に記憶を失っていた為、自分が何者なのか分からず、化け物なのかとひどく落ち込んでいた。
そんなとき、清麿の家にブラゴとそのパートナーシェリーという、圧倒的な力を持った魔物が訪ねてきた。
シェリーは何も知らない清麿にこの戦いの説明をした上で、「赤い本」を燃やそうとしたが、清麿は立ち向かい、気絶するまで本を手放さなかった。
その姿を見たシェリーは本を燃やすのを辞め、退却したのだった。
ガッシュは自分が何者であろうと、友達である清麿と共に戦うことを決めた。

そんな中ガッシュは、術を使うと性格が変わり狂暴化してしまうコルルと出会った。
その際ガッシュは、この魔界の王を決める戦いは、戦いをしたくないものまでが人格を変えられ無理やり戦いを強いられていたことを知る。
コルルはもう誰も傷つけたくないと、ガッシュに「本を燃やして」と差し出し、魔界へと帰った。
その悲しい別れからガッシュは自身が優しい王様を目指すことを決意した。

千年前の魔物との戦い

デモルト(右下)にトドメをさしにきたガッシュ

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