ガッシュ・ベル（金色のガッシュ!!）の徹底解説・考察まとめ

魔界の王を決める戦いに選ばれた100人の魔物の子の1人。
優しい性格で戦いを望まない性格な為、戦いから逃れられないよう術が発動すると人格を変えられ、普段と正反対の凶暴な性格となる。

人間界で初めてガッシュと遭遇した際ガッシュだと気が付いたが、彼が記憶をなくしていることを察し、知らないふりをした。
術が発動し狂暴化したことで、大好きなパートナーにも傷を負わせたことにに気が付いたコルルは、「これ以上みんなを傷つけたくない」と、本を燃やしてくれるようガッシュに本を差し出した。
本が燃え、魔界に帰る途中で「魔界に優しい王様がいてくれたらこんな辛い戦いはしなくてよかったのかな？」とガッシュに問いかけ、ガッシュがうなずくと「よろしくね」と言い残し魔界へと帰った。
この経験によりガッシュは「やさしい王様」を目指すこととなった。

その後クリアとの最終決戦において、ガッシュの金色の本の力で魂となって現れたコルルは、宇宙空間でも命そのものを守れるというコルルらしい優しい呪文でガッシュを助けた。

ブラゴ

魔界の王を決める戦いに選ばれた100人の魔物の子の1人であり、ガッシュの最大のライバルである。
重力を操る術を使い、魔界でも有名な強い魔物で優勝候補と噂される。。

冷徹で自己中心的な性格であったが、パートナーであるシェリーと過ごすことで厳しくも思いやりのある、王たる風格を身に着けた。

千年前の魔物編ではその元凶となっているゾフィスを圧倒し、シェリーの為、シェリーの親友ココの記憶の消去についてもゾフィスを従わせた。
ファウード編では復活したファウードをナゾナゾ博士の指示の元転ばせるなど、外からのサポートに徹していた。

クリア編ではガッシュと共にクリアに勝利し、後日行ったガッシュとの最終決戦にて敗北。
本が燃え、シェリーに感謝を伝えて魔界へと帰った。

ゼオン・ベル

魔界の王を決める戦いに選ばれた100人の魔物の子の1人であり、ガッシュの双子の兄である。
魔界では「雷帝ゼオン」という異名を持ち、冷酷な性格で、王である父親の修羅の部分を多く受け継いでいる。

ゼオンは厳しい訓練によって「王を決める戦い」の候補者に選ばれたが、ガッシュは努力もせずに父親の持っていた最強の術「バオウ」を受け継いだことで王を決める戦いに参加出来たのだと、ガッシュに深い憎しみを抱いていた。
その為人間界に送られパートナーであるデュフォーと出会った後、まだ一人だったガッシュを襲撃し記憶を奪い立ち去った。

ファウード編ではファウード復活を企てたリオウを圧倒的な力で倒し、ファウードのコントロールキーを強奪。
ファウードを止めようとするガッシュと戦い、真のバオウの恐ろしさを目の当たりにする。
父がどんな思いでバオウをガッシュに託したのか、ガッシュがどんな思いで生きてきたかを奪った記憶によってゼオンが見ることになり、その後バオウに敗れた。
本が燃え、ガッシュと涙ながらの和解を果たし、ファウードを止める為自分の力をガッシュに託し魔界へと帰った。

ダウワン・ベル

ダウワン・ベルは1000年前の魔界の王を決める戦いの優勝者で、現魔界の王。
ガッシュとゼオンの父親である。
年老いたことにより自身の持つ最強の術「バオウ」の制御が難しくなり、バオウが魔界全てを食いつくす前に、ガッシュにバオウを受け継がせた。
そしてその存在を隠すためガッシュは産まれなかったことにして、ユノという老婆に涙ながらにガッシュを預けたのだった。
ゼオンは闘争心や冷酷さなど、ダウワンの戦士としての気質の多くを受け継いでいた為、バオウを暴走させる可能性がガッシュより高かった。そのためバオウを継承させることはなかったが、一方でその戦士としての才覚を高く評価し、ゼオンが王になれるよう過酷な訓練を施した。
ガッシュが王になった際には喜びの涙を流していた。

バリー

魔界の王を決める戦いに選ばれた100人の魔物の1人であり、強い敵を求めていた際にパートナーであるグスタフのすすめで、ガッシュの元へ訪れた。

初登場時はチンピラのような考え方を持っており、ガッシュを圧倒的な力で敗北に追い込んだにもかかわらず、強い志のある眼を持つガッシュを殴ることに怯んでしまった。
「どんな力にも屈しない最強の王」になることを決め、本を燃やさずに退散する。
帰り道、強き王になる為学んでいく姿勢を見せ、「この戦いも面白くなってきた」と笑顔をみせた。
ガッシュは初めて完璧な形で敗北した悔しさから一人隠れて泣いていた。

その後ファウード編では現れた際、バリーは竜族の神童・エルザドルとの死闘を経て大きく成長したおり、ガッシュが苦戦していたキースを相手に圧勝した。
しかし、捨て身のキースが作動させたファウードの罠にガッシュは自ら掛かり、「ゼオンを倒し、ファウードを止めてくれ」とバリーに託したが、「体のでかい俺の役目だ」と、ガッシュの替わりに犠牲となる道を選んだ。
ガッシュが戸惑い悩んでいると、ガッシュを「早く行きやがれ!!」と殴った。
力尽きる前に本を燃やし、王になれなかった未練があったが、グスタフに「お前は王をも殴れる男になったぞ。でかく、いい男になったじゃねえか」と言われ笑顔で魔界へと帰っていった。

レイラ

千年前の魔界の王を決める戦いに選ばれた100人の魔物の子の1人。
生きたまま魔物を石に変える術を持つゴーレンによって、千年もの間石となっていたところ、ゾフィスに石化を解かれる。
しかしゾフィスのしていることは間違っていると、絶体絶命に陥っていたガッシュ達を逃がした。
しかしその行為によって、ゾフィスから再び石に戻すと脅され、その恐怖からガッシュ達と一時敵対するが、清麿の説得によって恐怖を克服しようとした。
その際、パートナーであるアルベールの温かさで、レイラは洗脳から逃れることができた。

その後はアルベールの洗脳も溶け、月の石を守る千年前の魔物デモルトを相手にレイラの本当の強さを発揮した。
レイラの活躍でデモルトに見事勝利し、戦いが終わった後、自らの意思で本を燃やしてもらい、千年経った魔界へと戻っていった。

ナオミちゃん

ガッシュが人間界でよく遊んでいる人間の女の子。

ガッシュに新しい公園を教えなかったり、落とし穴に落としてバルカンを高い場所にくくりつけたりと、ガッシュに対していじわるばかりするが、実はガッシュに好意を持っている。

ナオミちゃんが誤って崖の下に落ちてしまった際には平然と座っていたが、背後から動物園の脱走中のライオンが突然現れた際には泣いて怖がっていた。
それを見たガッシュがナオミちゃんを助けようとした際、ガッシュも崖から落ちそうになってしまい、それを見たナオミちゃんは、なんと垂直な岩の壁を駆け上がりガッシュを助けた。
その後ガッシュは自分が情けない、ナオミちゃんより強くなると泣いて悔しがっていた。

ガッシュ・ベルの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「これ以上私の友達を侮辱してみろ！！！」

不登校だった清麿が学校へ来た際、ガッシュは清麿に友達を作らせるため「正義の味方作戦」を考えた。そこで、金山にカツアゲされている水野を救うという手筈になったが、清麿は協力するつもりはなく、陰から見ていた。
その時、金山が「あいつなんか…永遠に学校なんか来なくていいんだよ！来てほしいと思ってる奴なんか誰もいねんだよ！」と暴言を吐く。
するとガッシュは「清麿が変わったんじゃない！清麿を見る友達の目が変わったんだ！」と、清麿は何も悪くないことを泣きながら叫び、「これ以上私の友達を侮辱してみろ！おまえのその口、切りさいてくれるぞ！」と続けた。
清麿はこの言葉に涙し、その場に乗りこんだのだった。