F-ZEROシリーズ(エフゼロシリーズ)のネタバレ解説・考察まとめ

F-ZEROシリーズ(エフゼロシリーズ)とは、任天堂が発売したレースゲームシリーズである。数世紀先の未来を舞台とするレースゲームで、宇宙の富豪達がスリルと熱狂を求めてF1を模して復活させた自動車競技が「F-ZERO」である。F-ZEROシリーズは、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに出演しているキャプテン・ファルコンが登場するレースゲームとしても有名。

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銀河宇宙連邦軍の予備部隊所属の優秀な少女。14歳。F-ZEROには訓練の一環として参戦している。ツンデレに近い性格をしており、実は自由に生きて恋することを夢見ている天真爛漫な少女である。

ピージェイ(PJ)

惑星間タクシー「ギャラクシーキャブ」の運転手。35歳。一番の稼ぎ手だったが、社長とケンカして謹慎処分を喰らい、そのときにF-ZEROの広告を見て、タクシーを改造して参戦。

キュースリー(QQQ)

フェニックスの相棒で、スクラップの中に埋もれていた元地雷発見・解体作業用ロボット。フェニックスが29世紀から連れてきたタイムトラベルのナビゲーターメカだが、人工頭脳が一部故障しており、記憶喪失になっている。

フェニックス(Phoenix)

時空警察の刑事。26歳。宇宙の歴史が変わるのを阻止するため、29世紀より派遣されてきたタイムトラベラー。とある時間犯罪者を追い続けている。

『F-ZERO GX』に登場

デスボーン(Deathborn)

『GX』における悪の黒幕。時空を自由に操る力を持ち、時空警察から指名手配されている。死ぬたびに部分的にサイボーグとなり、不死身となった。帝王ブラック シャドーも実は彼の配下に過ぎなかった。気に入らない者は次元の狭間に送り込み、永遠に彷徨える放浪者にしてしまう。

創造主(Creator)

金、銀、銅の鎧を身に纏った幽霊のような3人の魂の集合体で、この世の万物を作り出した創造主。究極のチャンピオンベルトに封印されており、『GX』のストーリーモード最終話にのみ登場する。F-ZEROシリーズにおける全ての諸悪の根源で、本作のラスボス的な存在。

ファミコン(Famicom)

賭けレースに負け続けているニールセンのために飛び入りで変装して出場したキャプテン ファルコンの偽名。ニールセンに道化師のような服を着せられている。ファミコンという名前はファルコン(Falcon)のもじりでもある。

F-ZEROシリーズの作品

『F-ZERO』(SFC)

オリジナル 1990年11月21日発売
Wii VC 2006年12月2日配信開始
Wii U VC 2013年4月27日配信開始
New3DS VC 2016年3月4日配信開始

記念すべき第一作。SFCのローンチタイトルとして『スーパーマリオワールド』と共に発売された。
この作品で選べるマシンは4台で、モードはグランプリとプラクティス(タイムアタック)の2つ。
当時のレースゲームで普及していなかったタイムアタックモードの概念を定着させたタイムアタックの先駆者的なゲームといってもいいだろう。
グランプリモードはそれ以降のシリーズのシステムとは違い、5周制で5コース回るという設定。周回ごとに通過順位が決められており、1周目は15位以上、それ以降は10、7、5、3位で通過しないとその時点でリタイアとなる。
スコアの概念も存在し、前述の規定の順位以上で周回通過するとスコアが加算され、一定のスコアに達することでスペアマシンが増加する。

難易度はBEGINNER・STANDARD・EXPERTの3段階だが、条件を満たすことでMASTERを選択することもできる。
なお、グランプリモードのBEGINNERの最初のコースである「MUTE CITY Ⅰ」は『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』にて隠しステージとして登場している。
出現させた際には「名物の最終ヘアピンコーナー!」との説明文がみられる。

『F-ZERO X』(N64)

オリジナル 1998年7月14日発売
Wii VC 2007年5月29日配信開始

この作品からその後の作品に受け継がれているシステムが多く登場した。
前作では名前があるキャラは4人だけであとはモブキャラだったが、ここからF-ZEROグランプリに出場する全てのパイロット、マシンに名前が付くようになった。
ハードはN64になったことでコースは3Dになり、よりダイナミックでスリルあるレースができるようになった。

操作はスライドターンやドリフトターン、スピンアタックなどが追加され、スピンアタックによってライバルのマシンを破壊できるようになった。
グランプリモードはルールが変更され、6コース3周勝負になり規定通過順位やスコアは廃止されている。
3周完走したパイロットにポイントが与えられ、6コース終了時の累計ポイントで総合順位を決める
この作品からブーストの要素が追加され、2周目以降マシンのエネルギーを消費することで残量の許す限り何回でも加速することができる。
また、この作品から最高速重視、加速重視といったマシンのセッティングができるようになった。

『F-ZERO FOR GAME BOY ADVANCE』(GBA)

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