
F-ZEROシリーズ(エフゼロシリーズ)とは、任天堂が発売したレースゲームシリーズである。数世紀先の未来を舞台とするレースゲームで、宇宙の富豪達がスリルと熱狂を求めてF1を模して復活させた自動車競技が「F-ZERO」である。F-ZEROシリーズは、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに出演しているキャプテン・ファルコンが登場するレースゲームとしても有名。
F-ZEROシリーズの概要
F-ZEROシリーズ(エフゼロシリーズ)とは、任天堂が発売したレースゲームシリーズである。数世紀先の未来を舞台とするレースゲームで、宇宙の富豪達がスリルと熱狂を求めてF1を模して復活させた自動車競技が「F-ZERO」である。F-ZEROシリーズは、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに出演しているキャプテン・ファルコンが登場するレースゲームとしても有名。第1作は1990年11月21日に発売された『F-ZERO』。
F-ZEROシリーズは、反重力で浮いているマシンを操って全30台出場するF-ZEROグランプリで優勝を目指すレースゲームである。
特色としては、高低差が激しく、複雑にねじ曲がったコースを走る点が他のレースゲームとは異なり、特徴的なものになっている。
レースは基本的に1位を目指すというものは変わりないが、F-ZEROシリーズには特徴的な要素が多く存在する。
最大の特徴はエネルギーメーターである。エネルギーメーターはマシンの耐久度を表しており、ライバルや壁にぶつかったり、ブーストを使うと(『X』以降)減っていく。
このメーターが空の状態でぶつかると爆発し、その時点でリタイアとなる。
グランプリモードでは、エネルギーメーターがなくなったりコースアウトでリタイアした場合、スペアマシン(いわゆる残り数)を使って再挑戦できる。スペアマシンがない状態でリタイアするとゲームオーバーになる。
例外として、業務用で展開されていたAXではリタイアの条件を満たすとタイムロスで復活することが可能。
エネルギーメーターを回復するにはピンク色のピットエリアを通過することで回復できる。
登場キャラクターは人間以外にも獣人、宇宙人などが登場するため、アメコミのような要素を取り入れている点も特徴的。
2003年にはアニメも放送され、多くのオリジナルキャラが登場した。オリジナルキャラは後にゲームにも登場している。
なお、登場人物のキャプテン・ファルコンが大乱闘スマッシュブラザーズシリーズで使っている技「ファルコンパンチ」だが、モーションは違うがアニメの最終話で使っていた。
F-ZERO(エフゼロ)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『F-ZERO』(エフゼロ)とは、1990年に任天堂が発売したスーパーファミコン用レースゲームである。F-ZEROシリーズの第一作目。26世紀の未来が舞台の圧倒的なスピード感が特徴のレーシングゲームで、『スーパーマリオワールド』と並ぶスーパーファミコンのローンチタイトルの1つである。スーパーファミコンの性能を最大限に生かし、時速400キロオーバーのスピード感をリアルに出している。従来は表現が難しいと言われていたヘアピンのカーブや逆走なども表現しており、シンプルながら作りこまれている。
F-ZEROシリーズのゲームシステム
エネルギーメーター
いわゆる体力ゲージのこと。F-ZEROシリーズ最大の特徴ともいえるシステムで、ほかのマシンに体当たりをされたり、コースにぶつかるなどの衝撃を受けたりするとエネルギーメーターが減る。ゲージが空の状態で接触するとクラッシュとなり、その場でリタイアとなる。コース上に設置されたピットエリアからエネルギーを補充することで回復可能。
S-JET(初代とFor GBA、99クラシックレースのみ)
機体を加速させる装置。コースを1周するごとに1回使用することができ、3回までストックできる。初代とfor GBAおよび99クラシックレースで採用されているルール。
ブースト(X、GX、ファルコン伝説、CLIMAX)、ターボ(99)
S-JETと同じく機体を加速させる装置。コースの2周目以降から使用できるのはS-JETと同じだが、こちらは使うたびに一定量のエネルギーを消耗する。エネルギーの続く限り何度でも使用可能。
クラッシュ
障害物に衝突してエネルギーを使い果たすと爆発し、リタイアとなる。
コースアウト
コース外に落下すると、クラッシュしても即座に復帰可能。
失格 (初代、for GBA、99)
初代と『for GBA』の場合、1~4週は一定の順位以内で通過、最終週は3位以内で入賞しなければいけない。この条件を満たせなかった場合、もしくは20位となった時点で失格となる。
『99』はボーダーライン最下位のマシンがチェックラインを通過した時点で、それ以下のマシンは失格となる。
ショートカット
ジャンプ台を使用した大胆なショートカットができる。ただし作品によっては大幅なショートカットができないようになっている。
作品によってはショートカットのペナルティが一切無いものもあり、ルールはその都度変更されているようである。
F-ZEROシリーズの登場人物・キャラクター
初代より登場
キャプテン・ファルコン(Captain Falcon)

主人公。37歳。超高速マシンレース「F-ZERO」のレーサーであり、パイロットとしての腕は超一流。また、凄腕のバウンティハンター(賞金稼ぎ)としても有名である。
筋骨隆々の男性で、アメリカン・コミックスのヒーローを思わせるデザインのボディスーツを身に着けている。シンボルマークであるハヤブサ(ファルコン)をあしらったエンブレムを額部に付けた、目元を隠すバイザーの付いたジェット形のヘルメットを着用している。
ドクター スチュワート(Dr. Stewart)
目次 - Contents
- F-ZEROシリーズの概要
- F-ZEROシリーズのゲームシステム
- エネルギーメーター
- S-JET(初代とFor GBA、99クラシックレースのみ)
- ブースト(X、GX、ファルコン伝説、CLIMAX)、ターボ(99)
- クラッシュ
- コースアウト
- 失格 (初代、for GBA、99)
- ショートカット
- F-ZEROシリーズの登場人物・キャラクター
- 初代より登場
- キャプテン・ファルコン(Captain Falcon)
- ドクター スチュワート(Dr. Stewart)
- ピコ(Pico)
- サムライ ゴロー(Samurai Goroh)
- 『F-ZERO X』より登場
- マイティー ガゼル(Mighty Gazelle)
- ジョディ サマー(Jody Summer)
- ババ(Baba)
- オクトマン(Octoman)
- ミスター イー・エイ・ディ(Mr. EAD)
- ジェームズ マクラウド(James McCloud)
- ビリー(Billy)
- ケイト アレン(Kate Alen)
- ゾーダ(Zoda)
- ジャック レビン(Jack Levin)
- バイオ レックス(Bio Rex)
- ザ スカル(The Skull)
- アントニオ ガスター(Antonio Guster)
- ビーストマン(Beastman)
- レオン(Leon)
- スーパー アロー(Super Arrow)
- ミセス アロー(Mrs. Arrow)
- ゴマー&シオー(Gomar & Shioh)
- シルバー ニールセン(Silver Neelsen)
- マイケル チェーン(Michael Chain)
- ブラッド ファルコン(Blood Falcon)
- ジョン タナカ(John Tanaka)
- ドラク(Draq)
- ロジャー バスター(Roger Buster)
- ドクター クラッシュ(Dr. Clash)
- ブラック シャドー(Black Shadow)
- 『F-ZERO AX』に登場
- ドン ジーニー(Don Genie)
- デジ ボーイ(Digi-Boy)
- ダイ・サン・ゲン(Dai San Gen)
- スペード(Spade)
- ダイゴロー(Daigoroh)
- プリンシア ラモード(Princia Ramode)
- リリー フライヤー(Lily Flyer)
- ピージェイ(PJ)
- キュースリー(QQQ)
- フェニックス(Phoenix)
- 『F-ZERO GX』に登場
- デスボーン(Deathborn)
- 創造主(Creator)
- ファミコン(Famicom)
- F-ZEROシリーズの作品
- 『F-ZERO』(SFC)
- 『F-ZERO X』(N64)
- 『F-ZERO FOR GAME BOY ADVANCE』(GBA)
- 『F-ZERO GX/AX』(GC・AC)
- 『F-ZERO ファルコン伝説』(GBA)
- 『F-ZERO CLIMAX』(GBA)
- 『F-ZERO 99』(NS)