空気の悪い盛り場を体現したようなバンド。『クリープハイプ』をサジェスト!※動画多め
わかっていながら誰も触れないような毒のある部分を、キャッチ―な曲と独特なハイトーンボイスで届ける『クリープハイプ』。
そんな彼らを紹介。
クリープハイプ
夜の仕事の女性や、その情事を連想させる楽曲たち。
蒼く燃える惑星の恋人 左手の薬指と未来の話
月額定額制の僕の恋人 もう時間無いから口でよろしくね
出典: j-lyric.net
蜂蜜みたいな味がするなんて 嘘ついて嘘ついて
嘘ついてくれてありがとうね
出典: j-lyric.net
いい大人なら分かってしまうと思いますが、言ってしまえばその道のプロの女性とお客さんの歌ですよね。
非常にギリギリな曲ですが、こういうところを歌える人って少ないです。
でも夜の仕事の女性に普通に感謝する人っているんでしょうか。
尾崎世界観の繊細さが見え隠れしてるような気がします。
ピンサロ嬢になりました
ピンサロ嬢になりました
出典: j-lyric.net
生まれ変わったら何になろうかな
コピーにお茶汲みOLさん
出典: j-lyric.net
夜の仕事に身をやつし、そんな生活を変えたいと願う女性の悲哀を感じます。
幼い頃の自分を思い返したり、実は好きな人がいたりとかして、切なくて悲しい曲ですね。
夜の仕事は始めるとなかなか元の生活に戻れないって、よく耳にする話です。
いつまでもこんな所に居ちゃいけないのは
分かってるんだけど
生まれ変わったらこんな女になっちゃいけないのは
分かってるんだけどな
出典: j-lyric.net
これも夜の仕事をしている女性目線の曲だと思います。
もう仕事が長くて、流れ作業みたいにこなしているんだけど、それでもやっぱりどこか寂しいって感じる。
どんな仕事でも心がある人間がやっているんだなって考えさせられます。
綺麗なクリープハイプ。
ここからは毒のあるクリープハイプとはまた別の見方ができる、綺麗な(?)クリープハイプを紹介していきます。
意外とあるんです。
では、どうぞ。
あの森永乳業の商品「クリープ」とクリープハイプのまさかのコラボレーション。
これはクリープハイプと、森永乳業「クリープ」のコラボレーションによるもの。両者が単に名前が似ているからというわけではなく、「クリープ」は“ミルクのおいしさがギュッとつまったクリーミングパウダー”を通じて、そして「クリープハイプ」は“音楽”を通じて、“愛”を伝えているという本質の部分で深く繋がっていることから、このたびコラボレーションによる“愛のプロジェクト”始動にいたったとのこと。
出典: ro69.jp
だそうです。
尾崎世界観がかわいく思える不思議。
コーヒーの苦みを甘くマイルドにするのがクリープですが、クリープハイプの毒もこの曲では甘くマイルドな感じですね。
恋人に素直に謝れない気持ちを曲にしたみたいな感じですかね。
凄い普通のバンドマンっぽい曲(笑)
こんなストレートな曲もあります、ということで紹介させてください。
かわいすぎる。
この曲は29歳から30歳に上がる男への応援歌だそうです。
冗長なリズムでなだらかなメロディラインを描くことにより、日常感を出しているんでしょうか。
言ってしまえば365日のマーチのような曲だと思います。
ぼやけた歌詞なのに何故か輪郭がはっきり伝わる。
名曲だと思います。
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