『ふしぎ遊戯』七星士と二十八宿まとめ
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続編が出るほど人気を誇った『ふしぎ遊戯』。巫女を守る七星士の名前が「二十八宿」からとられていることは有名ですが、本当は一体どんな星なんでしょうか?各神獣の七星士及び、元ネタについてまとめました。
元山賊。関西弁使用で女嫌い。武器はハリセンのような形をしており、炎を起こせます。お調子者的な面が目立ちますが熱血漢。女嫌いなのは、怖い姉がいるためだとか。ある村で「顔が怖い」と子供に泣かれたことがあり、村を出るまで根に持つ一面も。
朱雀の「翼」であり、遠来の客を意味する。十二星座では積極的で勇敢なしし座、思慮深く堅実なおとめ座に属し、七曜ではバイタリティー、知識、言葉を示す。(二つの星の影響を受けているため)
出典: kosei-do.com
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山賊団はある意味法律に縛られない自由な翼と言えるかと。もっとも、彼は巫女を守るためそこから脱却しなくてはなりませんでした。バイタリティー、確かに当たってます。言葉と知識に関しては山賊だったら一般人も知らないこと知ってそうですし、関西弁使ってたのは言葉に特徴を持たせるため…?(一行の中で唯一関西弁を使用するという意味)
軫宿(みつかけ)
大柄にして治癒能力を持つ医者。七星士としては治癒能力を持ちますが、一日に一回しか使えません。原作では女尊男卑というにはあまりにむごい国(男性はまず目を抉られて、完全に物扱い。目玉を漬けて作ったお酒まであります)を通るため女装しますが、ごつすぎて速攻でバレました。ちなみに鬼宿、翼宿ともに違和感ナシ、張宿は子供なのである意味中性的、柳宿は言うに及ばず、井宿は本物の女性の体に化けたためお咎めなし。倶東国、紅南国の戦の際能力を開放して死亡。その場にいた全員の傷が瞬時に治りました。
軫は車、三味線の横木を意味し、運搬を司る星。車、旅行に深く関係する。七曜において、言葉と知識を表す。
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必要以上に話さない人ですが、医者という点、知識の部分が当たっているかと。軫の字の方でキャラが決まったんでしょうか。運搬できるほどに大柄、そして医者という点は長旅でも安心できる、といった感じで。
井宿(ちちり)
様々な術を使用する法師。素顔は美形ですが、ある事情から笑っている仮面をするようになりました。実は最年長です。
朱雀の「頭部」に当たる。「井」は水準器を表す。十二宮においては夫妻宮(順応性と好奇心)、蟹宮(目的意識、活動的)に属する。七曜では水の水星(知識、言葉)、月の影響(感受性)を受ける。
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仮面バージョン。この人は一行のブレーンとも言えます。仮面に関しては二つの星にまたがっていることも関係してるんでしょうか。恋人を奪われた恨みから友人を見殺しにしたのかもしれないという気持ち。ある意味感受性が強いとも取れます。
張宿(ちりこ)
字が出ている時は聡明で、役人になる為に科挙を受けるほど。しかし普段は年相応(13歳)の少年。草笛を武器とします。男らしさに憧れており、隙があるとして青龍七星士に体を乗っ取られるものの自分の体を傷つけ、心中同然に自殺。翼宿から「こんなええ男、見たことない」と言わしめました。
朱雀の「首」に当たり、贈り物や飲食を表す。十二宮では獅子宮に属し、勇猛果敢なこの星の影響を受ける。七曜では栄光を象徴し、バイタリティー、優越願望を表す。
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男らしさに憧れていた彼ですが、星は結構男性的。ともすると、生まれるのが遅かったのかもしれません。でも、だからこそ最期が輝いてとも言えます。コミックスでは、オマケページに17歳になった彼の姿が描かれています。
朱雀の巫女・夕城美朱
主人公にしてヒロイン。明朗で大食いと言った特徴がありますが、女手一つで自分と兄を育ててくれた母の期待に応えるべく、最難関高校合格を目指し勉強に励んでいました。天地書内部で朱雀の巫女となった後は様々な苦難に遭いますがその中で成長。後述の唯の願いで現実世界にやって来た時、食われることを知りながら朱雀を召喚します。願いを叶える度に体内を食い荒らされる痛みに耐えながら三つの願いを言いきりました。願いの内容は「唯を青龍から奪い返す、青龍の封印、鬼宿と結ばれること(アニメでは『朱雀に願うことではない』と、実体化した朱雀、青龍の戦いで傷ついた町や人々を元に戻すこと。原作では戦闘の終結に伴い、自然と戻っていました)」母とは和解し、「無理をしないで」と言われながらも受験に臨みます。最難関高校は落ちたものの、唯と同じ高校に合格し、入学式の日に鬼宿の生まれ代わりと再会。天地書に関しては兄とその友人が現実世界から陰ながらサポートしていました。
青龍七星士
心宿(なかご)
金髪碧眼。倶東国の将軍であり、七星士としての力も、剣も武術も最強クラス。性格は非情であり、同じ青龍七星士であっても「用済み」となれば殺します。目的は世界への復讐。その為、美朱の親友の本郷唯を利用し巫女に祀り上げました。
青龍の心臓に相当し、褒め、罰することを意味する。十二宮においては深い洞察力と不思議な吸引力を持った蠍宮に属し、七曜に置いてはチャレンジ精神、向上心を表す。「尊重宿」の異名があり、大衆から尊敬、敬愛を受ける。この星生まれの人は「本心を見せない」。
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結構当たってます。しかし少年時代から昼ドラ並みの不幸の連続があったせいで性格が歪み、向上心もチャレンジ精神も悪い方に出ちゃいました。おまけに青龍の心臓。そう考えると最終決戦のシーンが意味深です。「本心を見せない」、何を考えているか分からないような部分もありました。
房宿(そい)
切れ長の目を持った美女。色々な意味で心宿の腹心といったところですが、その「恋心」は報われないもののようでした。連載時、フードを目深にかぶりその切れ長の目のみを出していたため一部の読者からは美形男性と思われていたようです。
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ふしぎ遊戯(朱雀・青龍編)のネタバレ解説・考察まとめ
『ふしぎ遊戯』とは、渡瀬遊宇による漫画作品及び、それを原作とするアニメ、ゲーム作品である。高校受験を控えた少女・夕城美朱は、図書館の書庫で見つけた四神天地書という書物に吸い込まれ、本の中で朱雀を呼び出す巫女となる。鬼宿を始め、巫女を守る七星士と共に朱雀召喚を目指す一方、敵対国で青龍の巫女となった親友の本郷唯と対立する。1992年から1996年まで『少女コミック』で連載され、1996年にテレビアニメ化された。後に、前日譚に当たる『ふしぎ遊戯 玄武開伝』及び『ふしぎ遊戯 白虎仙記』が発表される。
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