監督視点でサッカーを描く漫画『GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)』の名言まとめ

スポーツ漫画といえば選手を主人公として作品が多いが、サッカー漫画『GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)』は監督が主人公という異色作だ。試合展開だけでなく、サポーターやフロント、スポンサ、日本代表など、多面的にサッカー界を描く。ここでは『GIANT KILLING』の名言・名セリフ/名シーン・名場面をまとめた。

そもそもGIANT KILLINGとはどんなマンガ?

低迷を続けるETU(East Tokyo United)に、かつてのETUのスター選手であり、引退後はイングランド5部のアマチュアクラブの監督として、FAカップでベスト32に導き、プレミアリーグのクラブを追い詰めた人物の達海猛が監督として迎えられる。
選手視点が多い中、この達海監督を主役に、選手、スタッフ、サポーター、クラブを支えるホームタウン、スポンサーなど様々な角度からの心理描写やサッカーを描いた独自の視点が特徴的なマンガ。

出典: ja.wikipedia.org

監督、達海 猛をメインに選手の葛藤やサッカー選手としての在り方、人としての在り方を考えさせてくれる。
この漫画の独特な視点はサッカーファンのみならず、一人の人間として成長するために読んでもらいたい。

俺には才能なんてもんはない。
プロでやれてるだけ奇跡的だ。
けど、監督はこんな俺を使ってくれてる。
それなら、信じてみてもいいかもしれない。
俺が俺って選手のことを。(ETU 世良 恭平)

バカバカしいよ。
小っちゃい子が泣いてる側で大人が好き勝手なことギャーギャー言ってさ。
皆おかしいよ。(サポーター 田沼 幸太)

俺は自分にとって大事なもんを取る。
俺の大事なもの?
だったら尚更情けないのは駄目じゃねえか!!(サポーター 田沼 吾郎)

応援されて嬉しくない人間なんていないだろ
(サポーター 石橋)

でも、いつか替わる日は来る。それが現実だ。
でも…
変えられない現実もない。
(ETU GM 後藤 恒生)

期待されてんなら、それに応えりゃいいだけの話だ
(モンテビア山形 小森)

才能なんてもんは周りが勝手に評価して決めることだろ
(ETU 村越 茂幸)

出典: ameblo.jp

弱いチームが強い奴らをやっつける。
勝負事においてこんな楽しいこと他にあるかよ。
(ETU監督 達海 猛)

だから俺が強くして、そんで名門クラブとかやっつけるんだ。
カッコイイだろ。
(ETU監督 達海 猛)

今のお前たちは、弱小クラブの控え。要するに、下の下。最低ライン。ギリギリプロ。このままでいいのか? 想像してみろよ。ここでレギュラー組を倒す。レギュラーの座をつかむ。それでリーグ戦を勝ち進む。その時、お前達の立場は変わる。これはお前たちの、ジャイアント・キリングの始まりだぜ。お前らが望めばだけどな

楽も続けば怠慢になる。そういう話だよ(ETU監督 達海 猛)

あせってどうすんだよ。
てきとうに建てた家ってのは、
狼に吹き飛ばされちまうんだぜ。
どうせ家建てんなら、
じっくりいい家つくんなきゃ。

出典: manga.zoku-sei.com

お前が背負ってきたもんの半分は、これから俺が命懸けで背負ってやるよ。(ETU監督 達海 猛)

何でも思い通りにいって何が楽しいよ。
俺が楽しいのは、
俺の頭ん中よりすげぇ事が起こった時だよ。

コンプレックス持ってるやつは強いぜ。(ETU監督 達海 猛)

負けらんねぇとか思ってんなよ、それじゃ勝てねぇんだぞ、村越。(ETU監督 達海 猛)

イマイチなラーメン作ったら、次美味いの作りゃいいんだ。
今日駄目なら明日!…ってな。

出典: manga.zoku-sei.com

ボールってのはな、世良…
しぶとく諦めない奴の前に必ず転がってくるもんなんだよ。(ETU 堺 良則)

俺言ったろ?
大事なのはお前らがこの試合を面白がれるかどうかだって。
(ETU監督 達海 猛)

磨いて輝かないものなんてない。
だから期待するんだ俺は。
そういう奴が才能ってもんを凌駕すんのを。
(ETU監督 達海 猛)

遊びも本気でやんねえと面白くないかんな。

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『GIANT KILLING』とは、講談社の『モーニング』で2007年より連載されているサッカー漫画。原案・取材協力は綱本将也、作画はツジモト。2010年にテレビアニメ化された。元スター選手の達海猛が低迷した古巣チームの監督に就任し、強豪チームを相手に"GIANT KILLING"(番狂わせ)を起こしていく。試合だけではなく、サポーターやフロント、スポンサーや日本代表など、プロチームを多面的に扱う。読者からは「サッカー漫画というよりJリーグ漫画」と言われるほど、細部へのこだわりが魅力的な作品だ。

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