ぷよぷよキャラの元ネタ・女の子編
大人気ぷよぷよシリーズ。女性キャラも美しく可愛らしいのが多いですね。聞いたことのある名前もちらほらあるので、どんな風にアレンジしたのかと思い、元ネタを追ってみました。
古来より薬草とされる、実在する花。根にはアルカロイド(猛毒)があり、麻薬作用を持つが、鎮静剤、鎮痛剤、下剤などとして使用される。伝承においては成熟すると自力で地面からはい出し、その際悲鳴を上げる。その悲鳴を聞くと「死んでしまう」ため、マンドレイクの収穫法として犬を手懐け、その犬にひかせるというものがある。
出典: ja.wikipedia.org
『ハリー・ポッター』でもやってましたね。マンドレイクの扱い方の授業。「まだ苗木だから死にはしない」とか言って、「寒くないよう土かぶせ」たり。マンドラゴラともいうそうです。『地獄先生ぬーべー』という漫画では処刑場に生えるという設定で、惚れ薬を作る材料として使われてました。
スキュラ
何だかケンタウロス的な印象ですがさて…?
ギリシア神話に登場。美しかったため求婚者が絶えなかったが、そのすべてを突っぱねた。相手が神であろうと。で、恋をした海の神グラウコスが「どーしてもスキュラたんと結婚したいんだけど」と魔女キルケーに相談している内、キルケーが彼に恋心を抱くことに。「あんな女やめて、私に乗り換えない?」「スキュラたんがいい」…「何よあの女…グラウコス様が見向きもしない姿に変えたるわ!」と、計略を持って彼女を恐ろしい姿へと変えた。恋に興味がないだけだったスキュラは嘆き悲しみ、性格までも変貌。かのオデュッセウスも「スキュラとカリュブディスって怪物が出るから気を付けてね」などと言われて迂回せざるをえなかったりもするほど。その最期には諸説あるが、岩に変えられたり溺死させられたりのかわいそうな人。
出典: ja.wikipedia.org
釣竿持ってるのは海に現れるから、なんですね。美人は割を食うというか、嫉妬に狂った女は恐ろしいというか…。でも元気そうで何よりです。…船とかは襲わない、ですよね?
ウンディーネ
青い…体が水で構成されているそうですが…?
四大元素(火、風、土、水)の一つ、水の精霊とされており、大体が美しい女性の姿で描かれる。人間の男性との悲恋話が多く、結婚することで魂を得るが、様々な禁忌、掟に支配される。
出典: ja.wikipedia.org
『ぷよぷよ』でも自分の姿を忘れていたり、なんか悲しいキャラですね…。
シルフ
自由気ままな風の妖精さんだそうで…風を思わせる歌を歌ったりと、何か楽しそうな感じに見えますが。
四大元素の一つ、風の精霊で、目が見えないとされる。名付け親はパラケルススだが、彼に端を発する錬金術等により、たびたびこの精霊については議論されてきた様子。イギリスの詩人ポープはその著書『髪盗人』(「神話についての議論?バッカじゃないの」という風刺作品)の中でシルフに性格付けをした。すなわち、「はかなくて、無意味」。「虚栄心や癇癪を持った女性は死後シルフになる」ということもポープの詩に書かれている。現在では精霊や、風の妖精とされる。
出典: ja.wikipedia.org
…何かあんまりいいイメージじゃないですね。風刺作品に登場とか。でもバレエの世界では(混同という形であっても)細身の女性を「シルフ」と呼ぶこともあるそうです。
エムプーサ
関西弁使用はともかく、何故カマキリ?かわいいですけど。しかし好戦的だそうな…。
またの名をエンプーサ。ギリシア神話に登場。片方の足は青銅、片方の足はロバ。男性を誘惑して食べたり、眠っている男性に悪夢を見せたりする。悪口には弱い。美女、犬、雄牛などに化けるとされる。名前の意味は「メスのカマキリ」。
出典: ja.wikipedia.org
はい、理由分かりました。カマキリのメスがオスを食べるのは有名ですね。ギリシア時代から知られていたのかは分かりませんが、誘惑した男性を食べるとか、モロカマキリのメスじゃないですか…。
スフィンクス
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