キャル（プリコネR）の徹底解説・考察まとめ

キャルの概要

キャルとは、CygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト！Re:Dive』のキャラクターの一人である。キャルは猫の獣人族の少女で、ペコリーヌが食べ歩きを目的に結成したギルド「美食殿」のメンバー。行き倒れていたところを主人公たちに助けられ、なりゆきで美食殿に加入させられた。現実世界での名前は百地希留耶（ももち きるや）。美食殿のメンバーと過ごす一方、実は別のギルドとも接点があり、板挟みに苛まれる立場にあった。
『プリンセスコネクト！Re:Dive』は『プリンセスコネクト！』の続編であるスマートフォン向けRPGである。テレビアニメにもなっており、2020年4月から6月にかけて放送された。原作の要素を盛り込みつつも美食殿を中心としたオリジナルストーリーが展開された。

プリンセスコネクト！Re:Dive（プリコネR）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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『プリンセスコネクト！Re:Dive（プリコネR）』とは、『Cygames』の同名ゲームを原作にした、異世界アストライアを舞台に活躍する少年少女たちの姿を描いたアニメである。 記憶喪失の少年ユウキ、ハラペコ剣士ペコリーヌ、女神アメスに仕える巫女コッコロ、ノラネコ気質の魔法少女キャル。ひょんなことから出会った4人は「美食殿」というギルドを結成し、アストライア大陸で大冒険を繰り広げる。そんな日々の末に彼らを待っていたのは、各々が抱える深刻な秘密と、世界の真実にも関わる巨悪との対面だった。

テレビアニメ第2期となる『プリンセスコネクト！Re:Dive Season 2』は2022年1月から3月まで放送された。

プリンセスコネクト！Re:Dive Season 2（プリコネR2期）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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『プリンセスコネクト！Re:Dive Season 2（プリコネR2期）』とは、『Cygames』の同名ゲームを原作にした、異世界アストライアを舞台に活躍する少年少女たちの姿を描いたアニメの第2期シリーズである。 “この世の美味しいものの探求”を掲げるギルド「美食殿」を結成した記憶喪失の少年ユウキ、ハラペコ剣士ペコリーヌ、女神アメスに仕える巫女コッコロ、ノラネコ気質の魔法少女キャル。それぞれに複雑な過去を抱えた4人は、それを仲間たちにも秘密にしながら、アストライア大陸で大冒険を繰り広げていく。

キャルのプロフィール・人物像

年齢：14歳
身長：152cm
体重：39kg
誕生日：9月2日
血液型：A型
種族：獣人
ギルド：美食殿
趣味：猫と遊ぶ

CV：立花理香

主人公が記憶喪失となって倒れていた場所のすぐ側で行き倒れていた猫の獣人族の少女。気が強く攻撃的だが、自身が気を許した相手には情が深く接するタイプで、仲間意識が強く面倒見が良い典型的なツンデレである。口が悪く、「ぶっ殺すわよ！」など物騒な言葉を日常的に使う。成り行きで【美食殿】のメンバーに加入することになったが、仲間といるときは純粋に楽しんでいる。しかし人見知りするタイプでもあるため、初対面の相手には攻撃的、または逃避的な態度でしか接することができず、誤解されやすい。ただし、それはプライベートの話であるため、仕事であれば割り切ることができる。
【美食殿】メンバーを含めた本作においては、キャルは常識人寄りでツッコミ担当。趣味趣向も庶民的である。キャルは魔物や昆虫を食べることに抵抗を感じるなど、一般的な日本人に近い食の嗜好を持っている様子。
その正体は、陛下のお気に入りにして懐刀。陛下からはペコリーヌの捕獲、または殺害を命じられていた。【美食殿】に所属することにしたのももともとは「ペコリーヌや主人公の動向を監視するのに都合が良いから」という理由だったが、ギルドでペコリーヌやコッコロ、主人公と時間を共に過ごすうち、使命と友情の間でジレンマに苦しむこととなる。

キャルの能力

ダークボルテックス

アニメ7話で登場したオリジナルの技。作中では杖から魔法陣を出し、シオリの体から出ていった「シャドウ」を吸い寄せている。

キャルの来歴・活躍

ギルド【美食殿】にスパイとして加入

キャルは魔物を操ろうとしてその制御に失敗し、倒れていたところを、主人公やペコリーヌ、コッコロに助けられる。キャルは陛下にペコリーヌの捕獲または殺害を命じられていたため、近くでキャルを監視するため、ギルド【美食殿】にスパイとして加入した。
第3章では、ペコリーヌを捕らえるために魔物を操り、彼女を襲撃するものの、それも上手くいかない。そしてしびれを切らした陛下により、キャルは第5章にて魔物を操る能力「プリンセスナイト」の力の全てを与えられてしまう。それはキャルの体にも大きな負担を与えるものだった。これによって洗脳されたキャルは、陛下の忠実なるしもべとして暗躍する事となる。
陛下による「大量破壊魔法」が相打ちとなり、陛下が魔力を供給をしている間、キャルは「陛下代理」としてペコリーヌや主人公一行の前に立ち塞がった。しかし、そんなキャルのことを放っておくことができないペコリーヌが第12章にてキャルの精神世界に入り込み、彼女を説得。そしてキャルも、洗脳が解け目が覚めた後は、ペコリーヌ達と共に「王都終末決戦」へと身を投じる。
第15章第8話では、陛下こと覇瞳皇帝にプリンセスナイトの力を返上。それに加え、キャルが主人公からの「プリンセスナイト」の力を合わせた魔力の渦を覇瞳皇帝にぶつけたことで、打ち倒す糸口となった。
以降、キャルは主人公達の仲間という立場で行動するが、この時点では陛下に対するわだかまりは消えてない様子だった。

陛下へのわだかまりから吹っ切れるキャル

キャルは第1部で覇瞳皇帝にくみしていた罪に問われるが、同時に覇瞳皇帝の打倒に大きな貢献をもたらしたこと、さらに王女陛下の鶴の一声により、王宮監視の下、ペコリーヌの侍女という立場になった。
第2部の序盤にて、キャルはソルの塔から落ちてきた謎の少女・シェフィの面倒を見ることになる。幼児退行していた彼女の育児を担当することになるため、その後はシェフィのさまざまな弱みを握ることになり、その後は彼女の黒歴史をネタにシェフィをたびたびからかうようになる。

しかし、仲間達が新たな「プリンセスフォーム」の力を会得していく中、キャルだけは変身ができず、悩み続けていた。また、陛下に対するわだかまりも残っている状態だった。そんな中、第5章にて敵対勢力である【レイジ・レギオン】のアゾールドによる襲撃を受けたキャルは、陛下に対する気持ちを利用され、陛下の姿に変身した万能人形（オムニフォーク）によって過酷な尋問を受ける。
キャルは反抗できずに苦しむが、そこへ主人公がやって来たことでキャルの主人公に対する想いが高まり、彼女も「プリンセスフォーム」へと変身。そして万能人形にも渾身の一撃を食らわせ、周囲の万能人形も殲滅させる。
その後は気持ちにも踏ん切りがついた様子で、陛下に対するわだかまりもなくなったのだった。

キャルの関連人物・キャラクター

ペコリーヌ

食べ歩きを目的に結成されたギルド「美食殿」のギルドマスター。「ペコリーヌ」という名前はコッコロから名付けられたあだ名で、本名は「ユースティアナ・フォン・アストライア」。アストライアの王女だったが、王位継承の通過儀礼である武者修行の旅に出ている間に覇瞳皇帝に名前と立場を奪われ、さらに王女の名を騙る偽物として指名手配を受けている。第1部で覇瞳皇帝をうち倒した後は、元の王女の立場に戻り、政治に携わっている。

コッコロ

寡黙なエルフの少女。記憶喪失の主人公の案内人であり、主人公のことは「主さま」と呼ぶ。本来命じられているはずのガイド役を通り越し、主人公に仕えることを使命としている。キャルからは「コロ助」とあだ名で呼ばれている。

シェフィ