ミステリアスな魅力!俳優キリアン・マーフィーについて
アイルランド出身の俳優キリアン・マーフィーは、独特なオーラの漂う個性派俳優としてハリウッドで活躍しています。そのプライベートはほとんど明かされておらず、ミステリアスな魅力を放つ人物でもあります。今回はそんなキリアン・マーフィーの出演作品を紹介していきます。
キリアン・マーフィー
キリアン・マーフィー(Cillian Murphy, 1976年5月25日 - )は、アイルランド出身の俳優。キリアン・マーフィと表記されることもある。独特な青い瞳の持ち主として知られている[1][2]。2001年からロンドン在住[3]。英語、アイルランド語、フランス語、ゲール語を操る。ベジタリアン。
1990年代後半~2000年代前半にかけてアイルランドやイギリスの映画、舞台などで活動。
2001年に映画『DiscoPigs』で舞台版と同じ役で出演。これを観たダニー・ボイル監督が『28日後…』の主演にマーフィーを抜擢、この作品がサプライズヒットとなり国際的に名前が知られるようになった。また、この演技によりエンパイア賞やMTVムービー・アワードにノミネートされた。2003年公開の『コールド マウンテン』でハリウッド作品に初出演。
また、ニール・ジョーダン監督の『プルートで朝食を』では、性同一性障害を抱えた青年をコミカルに演じゴールデングローブ賞 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。
出典: ja.wikipedia.org
決してイケメンというわけではありませんが、どことなく人形のように無機質で不思議なオーラを放っている人物です。プロフィールでも書かれているように青い瞳も特徴で、吸い込まれるような深い目をしています。
他に似たような人物がいない強い個性から熱狂的なファンも多いオンリーワンの俳優です。
ここからは、彼の代表作を見ていきましょう。
28日後…
2002年 イギリス
人の理性を失わせ、異常に狂暴化させるウイルスが蔓延したイギリスを舞台に、感染から逃れた生存者たちの決死の逃避行を描きます。
ジャンルとしてはゾンビ映画に分類されることの多い作品ですが、作中ではむしろ感染していない人間の本性の方が恐ろしく描かれており、ただのホラーとして評価するのはもったいない深いテーマを持った作品です。
この映画でキリアン・マーフィーは、主人公の青年ジムを演じました。作品は世界的に大ヒットし、キリアン・マーフィーも一躍世界で知られる俳優になります。
サンシャイン2057
2007年 イギリス
地球滅亡を防ぐミッションとして、活動停止しかけている太陽を核爆弾で再び活性化させるために宇宙船で太陽に赴く乗組員を描いたSFホラー・サスペンスです。キリアン・マーフィーは主人公の物理学者を演じています。また、ハリウッドで活躍する日本人俳優の真田広之さんも船長役で出演しています。
幻想的な宇宙の描写が印象的な前半と、映像効果を駆使したホラー的な展開を見せる後半で雰囲気が異なる映画です。
TIME/タイム
2011年 アメリカ
全ての人間が25歳で体の成長が止まり、その後は各々寿命を通貨として生きているという世界を描いたSF映画です。作中では、常に残り寿命が24時間を切り日当の時間を受け取ってその日を生きる貧困層と何千年もの寿命を持つ富裕層の格差と、その不条理な状況を打破しようとする貧困層出身の主人公が描かれます。
キリアン・マーフィーは、時間のバランス・貧民と富豪のバランスを保つ警察のような役割「タイムキーパー」のレイモンド・レオンを演じています。ディストピア的な世界の不条理を理解した上で、既に諦めのような境地に達しながら主人公たちを執拗に追い詰める敵役です。
トランセンデンス
2014年 イギリス アメリカ 中国
死の前に自らの意識をコンピュータの中に移した天才科学者が人智を超えて進化していく様と、その進化に恐怖し科学者を止めようとする人々を描いた作品です。ジョニー・デップが主演を務めたことで話題になりました。
人工知能やロボット技術、インターネットの発展が目覚ましい現代においてこれからの発展・進歩の前に疑問を投げかけるような作品です。
キリアン・マーフィーは、主人公の暴走を止めようとするFBI捜査官を演じています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
独特な魅力で人気のキリアン・マーフィーですが、その出演作品も癖のあるものが多いように思われます。
難解な作品もありますが、作品と俳優である彼双方の魅力が合わさって、面白い映画ばかりです。
是非一度ご覧ください。