デトロイト・メタル・シティ(DMC)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デトロイト・メタル・シティ(DMC)』とは、若杉公徳により『ヤングアニマル』にて連載されたメタルロックバンドを題材としたギャグ漫画である。また漫画を原作として映画化、アニメ化されている。また劇場版では主人公の根岸宗一を松山ケンイチが演じる。更には原作に登場する楽曲も公式でCD化されている。
明るいPOPSをやりたいと思い上京したが何故かメタルロックバンドのヴォーカルを務める主人公の根岸崇一。彼の本音と建て前のギャップを軸に置くコメディ要素や、やりたいことに対しての葛藤や悩みを切実に描く。

根岸俊彦(ねぎしとしひこ)/(演:加藤諒)

CV:加古臨王
根岸の弟。元々気の弱い優しい性格だったが「デトロイト・メタル・シティ」にハマってしまった。熱狂的な信者でありこの世の出来事、事件の事は全てクラウザーが引き起こしたことだと崇拝している。崇拝するあまり髪型を公然猥褻カットという髪型に挑戦したり、顔に青筋のタトゥーを入れようとしたりと後先考えない弟。たまたまライブ会場で根岸が俊彦を見かけると暴走しているのでそれとなくフォローしている。

根岸一則(ねぎしかずのり)/(演:菅原大吉)

七三分けで厳しい性格の根岸の父。根岸に斧の使い方やコンバインの操作、鎌の使い方などを仕込んだ張本人。父として農家を継がせるために仕込んだのだが結果的にライブパフォーマンスで活躍するスキルとなった。東京でミュージシャンになるといった息子を心配し地元のコンバイン業者に就職を勧めたりと優しい一面もある。

根岸朋子(ねぎしともこ)/(演:池澤あやか)

根岸の妹。三兄弟のうち一番の常識人で職業は会社員。口では根岸に対し厳しいコメントをすることもあるが夢を追いかけて単身上京した根岸のことを尊敬している。

河野亮(かわのあきら)

朋子の夫。役場に勤めており明るく元気な性格。結婚披露宴ではクラウザーとなった根岸にかなりの恥辱を受けるがみんなが楽しんでくれてよかったと笑って受け流す塗料の大きい一面もある。顔がでかいため俊彦からは「顔デカ」と呼ばれている。

根岸康一(ねぎしこういち)

根岸の祖父。優しいお爺さんだが痴呆の傾向がありたびたび近所のスーパーである「あべよし」にいこうとする。家の屋根から落ちてケガを負ってしまう。根岸はこのことで祖父が死んだと勘違いするが実際は足をひねっただけだった。

その他登場人物

シゲおじちゃん

CV:矢部雅史
根岸の住むアパートの管理人。本名は不明。一人暮らしの根岸を何かと気にかけている優しい老人でお菓子の差知れなどをしてくれている。突如デスレコーズの社長とグリとグラに振り回されているうちに昔の勢いを取り戻しデトロイト・メタル・シティのファンになった。

沢井“スペルマン”剛(さわいすぺるまんたけし)

CV:李闘士男
一部界隈で圧倒的人気を誇り「B級映画界の奇才」と呼ばれる映画監督。DMC信者であり、自ら新作映画『ノ・ビーレ』の脚本をデスレコーズの社長に売り込む。クラウザーの出演にしたがかなりアドリブが入ったため内容を大幅に変更。本人は傑作となったことを確信するが、俳優側の事務所から訴訟を起こされて映画は公開中止となった。

本官(ほんかん)

メルシー

交番勤務をしている警察官で本名は不明。まじめで温厚な性格で職務に忠実。しかし以前上司がクラウザーの「ポリ殺し」 による被害を受けて、クラウザーを逮捕しようと奮戦している。通報を受けても基本的に犯人がクラウザーであると決めつけてしまうなど思い込みが激しい一面もある。

CV:柊瑠美
根岸がギター練習をしていた公園にいた子犬で根岸に懐いていた。うれしくなった根岸はその子犬に「メルシー」と名付ける。後日クラウザーの格好で会いに行ったが激しく威嚇され噛みつかれてしまった。これがきっかけで根岸は犬が嫌いになった。

関祐太郎(せきゆうたろう)

相川の元カレ。サタニックエンペラー前日に偶然根岸たちのフリーマーケット売り場に現れた。根岸の知らない相川の話をし始めたことで根岸が嫉妬で怒り狂う。

山野花江(やまのはなえ)

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