デトロイト・メタル・シティ(DMC)のネタバレ解説・考察まとめ
『デトロイト・メタル・シティ(DMC)』とは、若杉公徳により『ヤングアニマル』にて連載されたメタルロックバンドを題材としたギャグ漫画である。また漫画を原作として映画化、アニメ化されている。また劇場版では主人公の根岸宗一を松山ケンイチが演じる。更には原作に登場する楽曲も公式でCD化されている。
明るいPOPSをやりたいと思い上京したが何故かメタルロックバンドのヴォーカルを務める主人公の根岸崇一。彼の本音と建て前のギャップを軸に置くコメディ要素や、やりたいことに対しての葛藤や悩みを切実に描く。
女性4人組のパンクバンド。ボーカルの二ナは反男性を貫いており、「デトロイト・メタル・シティ」に対し「デタラメ、マザコン、チェリーボーイ」という曲を出し宣戦布告を行う。その結果対バンライブを行うこととなったがクラウザーのパフォーマンスに圧倒され、更にジャギの炎の勢いが良すぎて会場が火事になってしまう。燃え盛る日の中で二ナは意識がなくなりそうになっていた。しかしそこをクラウザーに助けられてしまう。気を失っていたのでクラウザーは人工呼吸をしようとしたところ外で待ち構えていたファンにレイプしようとしていると間違われてしまう。こうして彼女たちはライブ会場を火の海にし、対立バンドのボーカルを犯そうとしたという伝説を新たに作った「デトロイト・メタル・シティ」に敗北した。
ニナ(演:美波)
CV:名塚佳織
金玉ガールズのリーダーで、リードボーカルを担当。セックス・ピストルズのシド・ヴィシャスを心から崇拝しているが事務所の方針で自分のやりたい音楽ができずにいる。フォーマンスは過激だが対バンライブではクラウザーに手玉に取られ、悪魔玉を直撃してしまう。クラウザーのことは「チェリーボーイ」と呼んで馬鹿にしていた。
鬼刃(きば)/(演:大地洋輔)
CV:KDUBSHINE
最凶ラッパーとして渋谷を拠点としているラッパー。ニューヨークで生まれ育ったと言っているが本当は根岸の同級生である。彼は自身のライブで「デトロイト・メタル・シティ」に対しかなり過激な挑発を繰り返していた。その結果「鬼刃」と「デトロイト・メタル・シティ」は一発即発の関係になり、互いのファン同士で乱闘騒ぎが次々と勃発していた。根岸は昔の優しい姿に戻ってほしい一心でクラウザーの姿でライブ会場にり込みに行き、鬼刃とラップで対対決をする。過去の自分の話を次々とラップで暴露された鬼刃はクラウザーの正体は根岸なのではと勘付いた。そして鬼刃がいつも着ているという地元のTシャツをクラウザーに見せるが引きちぎられ四つん這いにさせられお尻を叩かれてしまう。連続してお尻を叩かれる「高速スパンキング」を受け鬼刃はクラウザーに敗北する。
デズム
富樫、毅、長谷川、丈二の4人で構成されるバンド。元々デスメタルバンドだったが「デトロイト・メタル・シティ」と「ジャック・イル・ダーク」の対バンライブを見て自分たちの音楽に限界を感じた。そして今自分たちがやっている音楽を進化させたいという思いから生まれたのがスカトロメタルというジャンルだった。歌詞を排泄物メインにしたり、パフォーマンスもスカトロチックなもので統一している。得意なパフォーマンスは富樫がうんこをするポーズを取りほかのメンバー全員が口を大きく開いて富樫の尻の下に潜り込んで完成させる「死神の便意」である。
富樫(とがし)
CV:山口祥行
デズムのリーダーでありボーカル担当。もともとデスメタルバンドとして活動していたがジャック引退ツアーで見たDMCのすさまじいパフォーマンスに衝撃を受ける。そして自分の音楽について考えた結果メタルとスカトロを融合したスカトロメタルというジャンルを新たなに作り出した。常に便秘気味。
毅(つよし)
デズムのメンバーで額にバンダナを巻いている。富樫とは中学以来の親友である。胃腸が弱く、下痢気味である。
おやっさん
デズムの行きつけのバーのマスターで良き相談相手。元々音楽関連の仕事もしていた過去がありデズムのレコーディングも同席している。
土肥亜希人(どいあきと)
デズムの音楽プロデューサー。「てりっ」とした唇の光沢と雰囲気から、食糞愛好家ではないかという疑いがある。デズムと協力して新曲『蟯虫』の完成に貢献した。
ホラーエステシャン
アメリカの医療系メタルバンド。サタニックエンペラーにてベスト4まで勝ち残るがヘルヴェタに惨敗してしまう。
狂牙鬼走(きょうがきそう)
元々日本最大の暴走族が結成したメタルバンド。サタニック・エンペラーにも参加エントリーしたが、樹海で道に迷ってしまう。結局終了して三日目に現地に到着。その頃には会場についたということだけに満足していた。
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目次 - Contents
- 『デトロイト・メタル・シティ』の概要
- 『デトロイト・メタル・シティ』のあらすじ・ストーリー
- ジャック・イル・ダーク編
- サタニックエンペラー編
- クラウザーI世編
- ゴッド編
- 『デトロイト・メタル・シティ』の登場人物・キャラクター
- デトロイト・メタル・シティ(DMC)
- 根岸崇一(ねぎしそういち)/ヨハネクラウザー2世(演:松山ケンイチ)
- 和田真幸(わだまさゆき)/アレキサンダー・ジャギ( 演:細田喜彦)
- 西田照道(にしだてるみち)/カミュ (演:秋山竜次)
- デスレコーズ(Death Records)
- 社長 (演:松雪泰子)
- 梨元圭介(なしもとけいすけ)
- グリとグラ
- ロザドニエゴリ・ボサラバロドス
- チェン・ミンシク
- ダルハム
- 品川勇次(しながわゆうじ)
- デトロイト・メタル・シティの信者たち
- ファンの鑑 (演:大倉孝二)
- 仁村(にむら)
- 深津良太(ふかつりょうた)
- 戸澤ルナ(とざわるな)
- 戸澤(とざわ)
- 倉本一樹(くらもとかずき)
- YASU
- 根岸の友人、後輩
- 相川由利 (あいかわゆり)/(演:加藤ローサ)
- 佐治秀紀(さじひでき)/(演:高橋一生)
- ジャック・イル・ダーク/(演:ジーン・シモンズ)
- ケニー・イル・ダーク
- 金玉ガールズ(きんたまがーるず)
- ニナ(演:美波)
- 鬼刃(きば)/(演:大地洋輔)
- デズム
- 富樫(とがし)
- 毅(つよし)
- おやっさん
- 土肥亜希人(どいあきと)
- ホラーエステシャン
- 狂牙鬼走(きょうがきそう)
- ポアゾン
- アルド
- ナポレオン
- パイパニックチェーンソー
- レイ
- ヘルヴェタ
- シャーセ
- ブラックデスDMC
- 北原元気(きたはらげんき)
- ナオキ
- レモン
- 鈴木(すずき)
- カールス家
- カールス・マーダー
- カールス秀樹(かーるすひでき)
- 東京おしゃれ四天王
- アサトヒデタカ(演:鈴木一真)
- 外園誠(ほかぞのまこと)
- 久瀬アイセット(くぜあいせっと)
- 茂木高之(もぎたかゆき)
- 根岸の家族
- 根岸啓子(ねぎしけいこ)/(演:宮崎美子)
- 根岸俊彦(ねぎしとしひこ)/(演:加藤諒)
- 根岸一則(ねぎしかずのり)/(演:菅原大吉)
- 根岸朋子(ねぎしともこ)/(演:池澤あやか)
- 河野亮(かわのあきら)
- 根岸康一(ねぎしこういち)
- その他登場人物
- シゲおじちゃん
- 沢井“スペルマン”剛(さわいすぺるまんたけし)
- 本官(ほんかん)
- メルシー
- 関祐太郎(せきゆうたろう)
- 山野花江(やまのはなえ)
- 『デトロイト・メタル・シティ』の用語
- デスレコーズ
- サタニックエンペラー
- メタルズビッグバン
- 『デトロイト・メタル・シティ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- シャーセ「奴は、殺ったことのある側だ」
- ヨハネクラウザーII世「これがオレの音楽だ」
- 『デトロイト・メタル・シティ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 本編から派生した特別漫画
- タワーレコードとコラボしたイベント限定の作品
- 『デトロイト・メタル・シティ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:デトロイト・メタル・シティ「SATSUGAI」
- 挿入歌:根岸宗一「甘い恋人」