デトロイト・メタル・シティ(DMC)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デトロイト・メタル・シティ(DMC)』とは、若杉公徳により『ヤングアニマル』にて連載されたメタルロックバンドを題材としたギャグ漫画である。また漫画を原作として映画化、アニメ化されている。また劇場版では主人公の根岸宗一を松山ケンイチが演じる。更には原作に登場する楽曲も公式でCD化されている。
明るいPOPSをやりたいと思い上京したが何故かメタルロックバンドのヴォーカルを務める主人公の根岸崇一。彼の本音と建て前のギャップを軸に置くコメディ要素や、やりたいことに対しての葛藤や悩みを切実に描く。

CV:小林愛
いつもグリとグラという筋肉隆々な男性を従えているかなり暴力的な女性。根岸に辞めたいといわれると徹底的に痛めつけたりナイフを振りかざし襲い掛かる気性の荒い性格である。若い頃は数々のデスメタルバンドを潰して回っていた。そして当時「死神G」と呼ばれていた北原と出会い、彼の演奏に惹かれ「デスレコーズ」を設立した。しかしその後北原に痴漢行為をされて見捨てた過去がある。気持ちが昂ると「あたしの股間は大洪水よ」と大喜びで叫んでおり、口癖は「FUCK」と「SHIT」である。ゴッドとクラウザーの戦いの際には吐血して倒れ昏睡状態に陥ったものの、何とか息を吹き返し、根岸にギターを渡し伝説を作るように思いを託す。

梨元圭介(なしもとけいすけ)

CV:松山タカシ
「デトロイト・メタル・シティ」のドМのパフォーマーで、クラウザーにお尻を引っぱたかれてステージを盛り上げる。ライブ中にクラウザーに引っぱたかれたり蹴られたりしても本気で喜んでいる。またそれは社長にやられていても同じで、社長が根岸をボコボコにしている時に巻き添えを食らっても喜んで受ける。実は元々結婚しており子供もいるが、既に離婚し別居している。子供と一緒に動物園に行ったときに動物が飼育員に叩かれている様を見て自分も欲しがってしまうほどのドM。ドМであることを除けば割と常識人ではある。

グリとグラ

社長の付き人であり基本いつも一緒に行動している。筋肉隆々な二人組。無口で社長の命令に従順。根岸を軽く持ち上げることもできるかなりの腕力を持っている。

ロザドニエゴリ・ボサラバロドス

CV:うえだゆうじ
社長がクラウザーの影武者として用意した陽気なラテン系外国人。音楽が好きだと自称しておりラジカセを持ち歩いている。温厚で明るい性格だが殺の漢字を間違えたり歌詞もメタルに関係ないものに改変したりと代役としては力量不足。

チェン・ミンシク

社長が用意したジャギの影武者で中国人の男だが太り気味。普段は中華料理店で働いており、得意料理はチャーハン。

ダルハム

社長が用意したカミュの影武者でインド系の男性。蛇を操ったりヨガが得意。

品川勇次(しながわゆうじ)

作中では有名なレーベル会社の元社員。DMCの実力や話題性に目をつけてデスレコーズのから何とか自社に引き抜きができないかと画策する。しかし引き抜きの最中に社長に画策していたことがばれてしまいボコボコにされてしまう。その後社長により豚見習いとしてデスレコーズへ移籍することとなる。

デトロイト・メタル・シティの信者たち

ファンの鑑 (演:大倉孝二)

CV:前田剛
デトロイト・メタル・シティの熱狂的な信者で名前は不明。クラウザーの真似で額に「殺」と書いている長髪で体格のいい青年。根岸からはよくライブに来てくれる人という認識されている。俊彦とサタニックエンペラーで知り合い、その後ライブで顔合わせると一緒に行動するようになるほど仲良くなる。根岸が怒り、クラウザーに扮して暴走するときに何故かバイトとしてその場にいることが多く根岸のサポートをしている。

仁村(にむら)

帰国子女でデトロイト・メタル・シティ信者の一人。最初は信者としてのマナーが悪くほかの信者から反感を集めていたがファンの鏡と対決し敗北するが検討を称え迎え入れられる。本職はプロレスラー。

深津良太(ふかつりょうた)

CV:浜添伸也
モヒカン頭が特徴的な信者。クラウザーにファンレターを送り「手術に失敗したら生きていけない」と相談する。するとクラウザーが自宅にお見舞いに訪れ励まされる。彼は勇気を出して手術を受けて無事に成功する。しかし彼のうけた手術はただの包茎手術だった。

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