『忍者ハットリくん』とは、1960年代中期~後半、1980年代に『少年』『月刊コロコロコミック』等で連載された藤子不二雄によるギャグ漫画作品。伊賀流少年忍者のハットリカンゾウが忍術修行の為に上京し、三葉一家のもとへ居候する事になる。そこへ同じくカンゾウの弟シンゾウや獅子丸ら伊賀流忍者、ケムマキケムゾウや影千代ら甲賀流忍者も上京し、日常での対立や騒動を引き起こしていくという内容。テレビドラマ、アニメ、実写映画化される程の人気作品となった。また国内のみならず海外でも配信され、知名度が高まった。
CV:滝口順平/長嶝高士(アニメ版)、丸山裕子(ドラマ版)、演:飯田浩二、池田勝人(ドラマ版)
亀に似た忍者怪獣で、幼少期のカンゾウと伊賀の山中で出会ってから「カンチャン」と呼ぶまでの良き相棒となっている。大福餅が好物なうえ、釜の飯を一瞬で空にしてしまうくらいの大食漢。性格はそそっかしくて頑固だが、気さくなところもある。岩塊の如く転がる「岩石車輪」や尻尾に付いた十字手裏剣に似た鱗を投げる「しっぽの手裏剣」等といった様々な必殺技がある。犬好きだが、獅子丸とは相性が悪い。
ハットリジンゾウ
CV:二見忠男/町田政則、演:伊東四朗(映画版)
漢字名は「服部陣蔵」でハットリ兄弟の父親、伊賀忍者学校の講師もしている。性格は短気で少々非常識な一面があり酒癖も悪いが、忍術に長けて強い意志を持っている。妻と共に上京し三葉家の隣にある空き家に住み着き、カンゾウ達の忍術の腕を試そうと刺客を送ったりしている。一方で妻に短所を指摘されたしなめられている。
ハットリ兄弟の母(名前不明)
CV:梨羽由記子(2010年代リメイクアニメ版)
ジンゾウの妻でハットリカンゾウ・シンゾウ兄弟の母親、名前は明かされていない。性格は優しく穏やかで笑顔を絶やさない。ただ体重が重い事を気にしている。
3匹の忍者
カンゾウの幼馴染みで、忍者学校をまだ卒業していない。上京して三葉家近くのお婆さんの家で居候している。
猿飛猿助(さるとびさるすけ)
CV:田中真弓(劇場アニメ版)
3匹の忍者のリーダー的存在、猿に似た風貌の忍者で猿飛佐助の子孫。猿使い名人で「キキッ」と猿に似た奇声を発し、「◯◯でごサル」という口癖も話す。
雲隠才蔵(くもがくれさいぞう)
CV:山本圭子(劇場アニメ版)
霧隠才蔵(きりがくれさいぞう)がモデルとなっている忍者だが、外見は大柄でのんびり屋な性格。タバコに似た忍具で「觔斗雲」の様な雲を出し搭乗して空を飛べる。その雲を雷雲に変えたり、「雲隠れの術(煙幕)」という忍術も可能。
石川五助(いしかわごすけ)
石川五右衛門(いしかわごえもん)がモデルの忍者だが、小柄で俊敏で頭巾を鼻の下に結ぶという古いタイプの泥棒スタイルをしている。「手カギ」や「スリトリ」等という物盗り術が得意だが、これらの術を誰にでも行ってしまう故に本当に泥棒になってしまうのではと周りから心配されている。
甲賀流(こうがりゅう)
ケムマキ・ケムゾウ
CV:肝付兼太/小川一樹(アニメ版)、演:ゴリ(映画版)
甲賀流(こうがりゅう)忍者でカンゾウの好敵手、彼を常にライバル視して対抗意識を燃やす。身長130cm、自ら「僕」または「俺」と呼ぶ。忍者ではあるが甲賀の掟で正体を明かす事を禁じられて普段はケン一と同じ学校へ通い、良い子振っているが相当なひねくれ者。ケン一とは互いに思いを寄せる夢子を巡り、度々張り合ったりしている。ケン一を執拗にからかったりしては、カンゾウから仕返しを受けている。その反面、寂しがり屋で幼いところもあり、優しい一面を見せたりもしている。影千代をこき使ったりしごいたりしている一方で、兄弟同然に情愛を持っている。影千代が女の子からアイスクリームを盗んだ際は一時的に破門したりと、忍術の犯罪行為への使用を許さない事に徹底している。雷が大の苦手な他、 防御・回避不可能な速度を持つ敵、蜂やカラスといった大群で反撃する生き物等、苦手なものが多い。
影千代(かげちよ)
CV:山田栄子(アニメ版)、深田愛衣(2010年代リメイクアニメ版)
首に赤いスカーフを巻いた黒猫でケムマキの弟子忍者猫、1980年代の漫画版より登場。名前の由来は、漫画家の赤塚不二夫の飼い猫「菊千代」から来ている。ケン一の部屋を窓の外からのぞき見して、カンゾウ達の様子をケムマキに伝える情報屋役。この行動から物語がスタートする場合が多い。獅子丸と同じく人語を話せてずる賢いが、忍者同士でないと言葉はイマイチ聞き取れない。主人のケムマキによりこき使われる日々を送る一方、手をつないで買い物に行ったり時には喧嘩をしたりと兄弟の様な間柄でもある。ケムマキを連載版では「ボス」、テレビアニメ版は「ご主人様」「ごしゅりんたま」とそれぞれ呼び名が異なる。会話の語尾に「◯◯ニャリン」と付き、驚いた際は「アッチャラパー」と叫ぶ。イカが大好物で、猫舌故に熱い食べ物が苦手。ケン一の母親に思いを寄せて、「優しいママさん(ママしゃん)」と呼び慕っている。就寝時には茶色の袋に入って眠りに就く。獅子丸をからかう事でストレスを発散している。得意技は盗み聞きや、体に下敷きを擦り合わせる事で発生させる静電気攻撃「エレキャット(シビレネコ)」。
ハゲベエ
ケムマキを慕い甲賀から来たハゲタカ忍者で、藤子不二雄Ⓐ原作作品『黒ベエ』のキャラクターで本作品1980年代の漫画版にも登場(アニメ版には登場せず)。いつもは学校の標本室ではく製の振りをして過ごす。
白猫斎(はくびょうさい)
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目次 - Contents
- 『忍者ハットリくん』の概要
- 『忍者ハットリくん』のあらすじ・ストーリー
- 少年忍者の来訪
- 伊賀忍者が総出で上京
- ライバルの出現
- 『忍者ハットリくん』の登場人物・キャラクター
- 伊賀流(いがりゅう)
- ハットリカンゾウ(服部貫蔵)
- ハットリシンゾウ(服部心蔵)
- 獅子丸(ししまる)
- ツバメ
- 忍者怪獣ジッポウ(忍者怪獣ジッポー)
- ハットリジンゾウ
- ハットリ兄弟の母(名前不明)
- 3匹の忍者
- 猿飛猿助(さるとびさるすけ)
- 雲隠才蔵(くもがくれさいぞう)
- 石川五助(いしかわごすけ)
- 甲賀流(こうがりゅう)
- ケムマキ・ケムゾウ
- 影千代(かげちよ)
- ハゲベエ
- 白猫斎(はくびょうさい)
- ケムノスケ
- ケムシ
- ウズマキウズマル
- 虎蔵(とらぞう)
- 三毛助(みけすけ)
- 白丸(しろまる)
- 影夜姫(かげやひめ)
- 十六夜(いざよい)
- モモンベエ
- 三葉家の住人
- 三葉ケン一(みつばケンいち)
- パパ
- ママ
- 学校の教員・生徒
- 小池先生
- 愛子(あいこ)先生
- 花岡実太(はなおかじった)先生
- 河合夢子(かわいゆめこ)
- 機械流
- シノビノ博士
- シノビノオヒメ
- ロボ丸
- トゲ次郎
- 『忍者ハットリくん』の用語
- 伊賀流(いがりゅう)
- 甲賀流(こうがりゅう)
- 機械流(きかいりゅう)
- 『忍者ハットリくん』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ハットリカンゾウ「忍者ハットリカンゾウ、ただいま参上」
- ハットリカンゾウ「ニンニン」
- ハットリカンゾウ「何事も一日にして成るものはござらん。日々の鍛錬こそが、大きな成果を生むのでござる」
- 『忍者ハットリくん』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アニメ化と同時に再連載し人気化
- 海を渡った『忍者ハットリくん』
- 『忍者ハットリくん』の最終回は明確に存在せず
- 『忍者ハットリくん』の主題歌・挿入歌
- テレビアニメ版
- 主題歌:ハットリくん(堀絢子)「忍者ハットリくん」
- ED(エンディング):大杉久美子「ねぇハットリくん」
- ED(エンディング):緒方賢一「シシ丸のちくわのうた」
- 実写テレビドラマ版
- ドラマ『忍者ハットリくん』主題歌:前川陽子「忍者ハットリくん」
- ドラマ『忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ』主題歌:前川陽子、熊倉一雄、ヤングフレッシュ「忍者ハットリくん」
- 挿入歌:前川陽子、熊倉一雄、ヤングフレッシュ「ごきげんジッポウくん」
- 実写映画版
- 主題歌:ハットリくん(香取慎吾)「HATTORI3」
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